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【RIZIN】皇治がRISEを観て年末の相手を意識。大雅、YA-MAN、シバターの名も「大晦日楽しみやん」「勝ってマイクでほざくわ」

2021/11/15 12:11
 2021年11月14日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で開催された『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA』。同大会終了後、皇治が自身のSNSを更新し、大晦日RIZINでの対戦相手について触れた。  皇治は「ひょっとこさんか…大雅の坊ちゃんか…ブタゴリラか。一休さんとピーマンくんもイケたな。大晦日楽しみやん。格闘技界が少しでも話題なったらええやん」と、自身が付けたあだ名ながら5名の名前をあげた。 「ひょっとこさん」は、6月の『RIZIN.29』で行われた「RIZIN KICKワンナイトトーナメント」1回戦で対戦した梅野源治(PHOENIX)のこと。梅野とは1Rわずか43秒、前に出て詰めた皇治の頭部が梅野の顔面に当たるバッティングで梅野が鼻から出血。ドクターチェックでストップがかかり、偶発的なバッティングによるものとしてノーコンテストとなった因縁の相手だ。梅野はその試合直後、「漢同志で白黒つけよう」と決着戦を要求している。 「大雅の坊ちゃん」は、その梅野に今大会で判定3-0(30-26×3)の完勝を収めた大雅(チームドラゴン)のこと。皇治と大雅は2017年6月の『K-1』で対戦し、記者会見では皇治の度重なる挑発に怒った大雅が詰め寄る乱闘騒ぎを起こし、因縁の対決として大きな注目を集めた。大雅は梅野に勝利した後、マイクを持つと「本当はKOして勝ちたかったんですが力が入ってしまいました。それと皇治選手、年末もう1回ぶっ飛ばしてあげるので来週怪我しないでください」と、RIZIN大晦日大会での皇治との再戦をアピールしている。 「ブタゴリラ」はシバターのことで、両者は昨年からSNSやYouTubeを通じて舌戦を展開。昨年大晦日にHIROYAと対戦したシバターだが、最初は皇治との対戦オファーを受けていたと主張し、「皇治は逃げた」と何度もYouTubeで発言。その後も皇治への挑発を続け、皇治はシバターの発言が嘘だと反論して「素手でやってもいい」と言うなど因縁が続いている。 「一休さんとピーマンくんもイケたな」というのは、昨日のRISEで大激闘を繰り広げて「年間ベストバウト」との声もあがったYA-MAN(TARGET SHIBUYA)vs中村寛(BK GYM)のこと。1R開始と同時にフルスイングの打ち合いを展開し、両者フラフラになりながらも戦い続け、ダウンを奪ったYA-MANが判定勝ちを収めたのだが、解説を務めた那須川天心が「今日はYA-MANの日」と絶賛するなど大いに盛り上がった。  YA-MANは“キングオブストリートファイト”の異名を持ち、14歳から19歳の6年間ストリートファイトに明け暮れ、1度しか負けたことがないという。『テラスハウス』で人気者となった宮城大樹(Dyki)の弟子で、当初はそれほど目立つ存在ではなかったが、今年5月から試験的に導入されたオープンフィンガーグローブマッチで頭角を表し、連続KO勝ち。今回は通常のボクシンググローブでの試合だったが成長を見せつけて勝利している。  皇治は大晦日について「ぶっ飛んだ相手とぶっ飛んだ試合をやりたい」としており、ひたすら打ち合いたいYA-MANとのオープンフィンガーグローブマッチとなればまさに「ぶっ飛んだ相手とのぶっ飛んだ試合」となるだろう。 「一休さん」はそのYA-MANに敗れた中村のことで、“人獣”と呼ばれる荒々しく獰猛なファイター。その一発一発に破壊力があり、2019年6月にはRIZINでKO勝ちしている(キックルール)。また、今年7月には大雅からも勝利を収めており、2020年から皇治との対戦をアピールもしていた。  YA-MAN以外は皇治との対戦を表明していることもあるが、皇治が名前を出したのは対戦相手として少なからず興味があるということだろう。  しかし、皇治が「とりあえず今週、調整試合勝たな話ならんわな」と綴っている通り、11月20日(土)沖縄アリーナ『Yogibo presents RIZIN.32』にて、元修斗環太平洋バンタム級王者の祖根寿麻(ZOOMER)とキックボクシングルール(61.0kg契約)で対戦することが決まっている。  打倒・皇治に自信を見せ、「RIZINで1回も勝てずに引退してもらおうと思います」と挑発する祖根に勝てなければ、大晦日出場もなくなる。祖根はKrushにて立ち技ルールでも勝利を収めており、侮れない相手だ。 「とりあえず勝ってマイクでほざくわ」と、勝利のマイクパフォーマンスも予告している皇治。果たして、祖根戦をクリアーして多くの対戦相手候補がいる大晦日へ駒を進めることが出来るか。
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