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【RISE】今年6戦目の緑川創がACCELミドル級王者RYOTAROと対戦、浅井春香と村上悠佳が仕切り直しの再戦

2021/11/10 00:11
【RISE】今年6戦目の緑川創がACCELミドル級王者RYOTAROと対戦、浅井春香と村上悠佳が仕切り直しの再戦

働き者の34歳・緑川が今年6戦目に臨む。対戦相手はACCELミドル級王者RYOTARO

 2021年12月12日(日)東京・後楽園ホール『RISE 153』の対戦カード第一弾が発表された。

 元WKBA世界スーパーウェルター王者・緑川創(RIKIX)が、ACCELミドル級王者RYOTARO(大原道場)とミドル級(-70kg)3分3R延長1Rで対戦する。


 緑川は2005年デビューのベテランで、新日本キックボクシング協会でミドル級王座とWKBA世界スーパーウェルター級王座を獲得。K-1 MAX世界王者アンディ・サワーにも勝利した実績を持ち、国内ミドル級最強の一角として長く君臨している。昨年7月よりRISEに参戦し、ウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアから2度ダウンを奪い強さを見せつけるも、その後は海人、憂也に連敗。今年2月に『NO KICK NO LIFE』で高木覚清に判定勝ちすると、6月の『RISE』で宮城寛克に判定勝ち、7月の『NO KICK NO LIFE』では憂也と引き分け、8月はモトヤスックに判定勝ち、9月の『BOM』では柿沼慶にKO勝ちと34歳にして4カ月連続試合に臨み、3勝1分の戦績を収めた。

 RYOTAROは高校まで野球一筋で来たが、甲子園出場の夢破れてキックボクシングに転向。昨年の『ホーストカップ』大阪大会にて、DEEP☆KICKトップコンテンダーの慎太郎にKO勝利、年末の『ACCEL』でもJAPAN KICK INNOVATIONランカーの高木覚清にKO勝利してACCELミドル級王者となった。3月の『ホーストカップ』京都大会では剛王をカーフキックで1RにTKOで仕留めている。8月には『ACCEL』で西田浩樹に判定勝ち。戦績は10勝(7KO)1敗。今回は国内ミドル級トップの一角である緑川超えを狙う。


 -57.5kg契約3分3Rで、J-GIRLSフェザー級王者&NJKFミネルヴァ・スーパーバンタム級王者の浅井春香(Kick Box)と村上悠佳(TEAM TEPPEN)が対戦。

 村上は極真空手をバックボーンに持ち、破壊力抜群の蹴りを武器にアマチュアキックでは1年弱で11戦全勝6KOの戦績をあげてプロに転向。デビュー戦ではダウンを奪って勝利したが、2戦目でいきなりJ-GIRLSフェザー級王者・空手こまちと対戦して判定負け。その後はQueenマオ、カン・イェジン、ウー・ユティン、MAYAに4連勝したが、2020年9月に浅井春香に判定3-0で敗れた。今年4月には『HEAT』に初参戦し、鈴木万李弥と女子の年間ベストバウト候補と言われる熱戦を展開し、判定2-1で勝利を収めている。10月にはシュートボクシングの愛知県大会にも出場、神谷優良に判定勝ちした。戦績は7勝(1KO)2敗。


(写真)前回の対戦では浅井の右ストレートに圧倒された村上

 浅井は2020年2月、空手こまちにカウンターを決めてダウンを奪いJ-GIRLS王者になると、韓国と中国で連敗を喫したが同年8月のJ-NETWORKでISKA四冠王エルナ・オブ・スウェーデンに判定勝ち。11月には☆SAHO☆に敗れたが、2020年1月に鈴木万李弥に判定勝ち、9月のRISEに初参戦すると村上悠佳に判定勝ち、2021年1月にはライカに判定勝ちと連勝。5月にはプロ無敗だったKAEDEを破り、ミネルヴァ王座も獲得した。戦績は13勝(1KO)9敗2分。

 当初、両者は9月の『RISE GIRLS POWER.5』で再戦が決まっていたが、浅井が欠場。村上はKINGレイナとのエキシビションマッチを行った。今回が仕切り直しの再戦となる。


 ライト級(-63kg)3分3R延長1Rでは、同級5位KENTA(HAYATO GYM)が大石健作(TEAM TEPPEN)と対戦。

 KENTAは長身を活かした豪快な攻撃が武器で、3KOを含む6連勝と絶好調を維持していたが、5月に行われた『RISE on ABEMA』で麻原将平に延長戦の末に判定負けを喫し連勝がストップ。9月は『DEEP☆KICK』に乗り込み、DEEP☆KICK-63kg王者・山畑雄摩に判定勝ちして再起を飾った。

 対する大石はモヒカンヘッドで計量時にはふんどしで現れるなど、TEAM TEPPENで異彩を放つ選手。日本拳法がベースで、プロキックボクサーの他に株トレーダーの顔も持つ28歳。3連続KO勝利で勢いに乗るも、2020年12月にNKB王者の高橋聖人に判定負けを喫し連勝がストップ。2月のRISEでDEEP☆KICK-63kg王者・山畑雄摩と引き分けている。10月大会では瑠夏を3RでKOに仕留め、戦績を4勝(4KO)4敗1分とした。


 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1Rでは、小野幹晃(IGGY HAND GYM)と同級9位・奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull)が対戦。

 小野は8月の『Stand up』で基山幹太から延長の末に判定勝利を収め、MVPを獲得した。

 奥平はBigbangアマチュア6階級王者の肩書きを引っ提げ、2020年10月にプロデビュー。ルックスもよく、大会前日に計量を終えたその足で『TGC teen 2021』にSUPER teenの一人として出演したこともある。7月大会ではベテランの瑠夏を破ったが、フェザー級に階級を下げて臨んだ9月大会で宮崎就斗に判定で敗れプロ初黒星。戦績は3勝(2KO)1敗。

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