ねぎミットを相手に公開練習を行った憂也。ねぎ同様、ねぎ魔神を粉砕できるか(C)RISEクリエーション
2021年11月14日(日)大阪・丸善インテックアリーナ『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2』にて、ミドル級(-70kg)3分3R延長1Rで同級9位・ねぎ魔神(ネイバーズキックボクシングジム)と対戦する同級2位・憂也(魁塾)が公開練習を行った。
憂也はシャドーを行った後、林裕人代表が持つ“ねぎミット”へパンチを見舞い、ねぎを次々と粉々に。ねぎ魔神へ“お前もこうなる”とアピールした。なお、粉々になったねぎは鍋にして食べたという。
公開練習後インタビュー「ねぎ魔神は名前もファイトスタイルも一発屋」
――ねぎ相手の公開練習って初めてだったと思うんですが感想はいかがですか?
「楽しかったです。結構倒すイメージが出来ました」
――でも今の公開練習は「ねぎ」が相手でしたが今度は「ねぎ魔神」になりますけど、その辺の違いはどうですか?
「それは試合になってから実感したいと思うんですけど、ちょっと秘密の特訓を公開してしまったんですけどこれを試合に活かしたいと思います」
――最初にねぎ魔神とどうかっていうオファーを貰った時はどんな気持ちになりましたか?
「前回のぴあアリーナ大会でねぎ魔神選手を初めて知って、試合自体はあまり面白くなかったんですけど『ねぎ魔神』っていう名に合ったファイトスタイルって感じで。見ていておもろいなぁって感じてたんで。ベイノア選手に粘って粘ってって戦ってたんで、僕がやってみたらどうなのかなって、やってみたいなって思いましたね」
――ねぎ魔神選手との試合をオファーされて嬉しかったのか、それともイロモノで嫌だなと思ったのか率直にどっちですか?
「んー、嫌とは思ってなかったですね。前回ベイノア選手が倒しきれなかったって感じなんで、僕が倒せたらその分『お、憂也すげぇな』ってなると思うんで、そこを目指したいと思ってます」
――キャラクター付けという意味では憂也選手をねぎ魔神選手はかなり上回ってると思うんですけど、その辺はいかがですか?
「キャラ的に上回られているのは否めないんですけど、でも一発屋みたいな。名前もファイトスタイルも一発屋みたいな感じなんで、前回の試合でバーンと名前が売れたと思うんで、ここで終わらしとこうかなと思ってます」
――じゃあ、ねぎ魔神の快進撃はこの試合で終わりって感じになりますかね?
「なると思います。みんな『ねぎねぎ』とか言って変なヤツが出てきたなって感じでおもろがってると思うんですけど、言ってることはそこまで面白くないんで、みんなの熱が冷める前に僕が仕留めとこうかなと思います」
――魁塾の大先輩である(長島)自演乙選手が引退しましたけど、自演乙先輩からは何か影響は受けましたか?
「ずっとスパーリングでボコボコにやられてたんで(笑)。でもガチでスパーリング出来るのが長島さんやったんで、めちゃくちゃボコボコにされましたけど良い勉強にもなったし、ここまで来れたのもそのお陰かなと思います」
――最近魁塾は政所仁選手とか百花選手が良い結果を残せてませんけど、その辺でちょっと「じゃあ次は自分が」ってなる材料にはなってますか?
「そうですね、仲間の敗戦は…。僕も(今年)負けとドローとそこまで結果残せてないので、そういうのも込めて次の試合出し切って倒そうと思ってます」
――今回の試合は憂也選手の「右ストレート」とねぎ魔神選手の「ねぎストレート」の戦いだということで、憂也選手から見てねぎ魔神選手の「ねぎストレート」はどういう印象ですか?
「あぁ、そんな技があったんですね(笑)」
――まぁ、普通の右ストレートなんですけど。
「前回の試合を初めて生で見させていただいたんですけど、なんかこれといった技が見えたわけでもないので…ストレートもストレート打ってたかな? みたいな。怖いもんないなみたいな感じですね」
――でも前回のベイノア戦のように凄い頑張ってくると思うんですけど、あの頑張りように関してはどうですか?
「そこは警戒する部分でもあるので、そこでドロドロにされへんようにはしたいですね」
――試合としてはご自身ではスッキリ勝って良いところを魅せたいとのことですが、ねぎ魔神選手は今回も粘りそうな感じがしますけど倒せそうですか?
「皆さん粘りそうっていうイメージを持ってると思うんですけど、そこを倒すのが僕ですっていう感じで」
――理想は倒す?
「それしか考えてないです、今回」
――前回の頑張りがあったので今回はねぎ魔神選手が対戦相手に選ばれたと思うんですけど、緑川選手ともベイノア選手ともやって今後自分の相手というのはどういう風に考えてますか?
「RISEで言ったらそこまで相手がいてないと思うので、他団体のチャンピオンだったりとかはやってきたいと思ってます」
――ここで派手にKOして、来年以降おそらく入ってくる外国人勢を迎え討ちたいって感じですか?
「そうですね、この階級は外国人選手がトップやと思うんでそこともやっていきたいなとは思ってます」
――地元大阪で今回ご自分の中で魅せたいものって言うと何がありますか?
「やっぱり他にも面白い試合があると思うんで、その中でもインパクトを残せるようにい派手に倒せるっていうのを魅せたいと思います」
――計量でまたねぎを持ってきたりとかしてくるのが想像はつくんですけど、ご自身ではどうしたいとかってありますか?
「そこではちょっと対抗しないですね(笑)。対抗しちゃうと逆にスベりそうなので(笑)」
――倒して相手に何て言わせたいですか?
「『ねぎねぎ』と『参りました』(笑)。あ、あとねぎが欲しいですね。名前じゃなくて(笑)」