学校帰りの制服姿で会見に出席した松谷。「開放感が凄い」とほほ笑んだ
2021年10月31日(日)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.130』の一夜明け会見が、11月1日(月)都内にて行われた。
第4試合のKrush女子アトム級3分3R延長1Rで、森川侑凜(GRES 8Mile GYM)からダウンを奪ってKrush初陣を判定勝ちで飾った松谷 綺(=まつたに・きら/ALONZA ABLAZE)が出席。前夜の試合を振り返った。
松谷は18歳の現役女子高生ファイター。キャリアは浅いながらもそのテクニックには定評がある。兄・桐と共に7月から卜部功也が代表を務めるALONZAに所属して練習を続け、8月にMIOとのエキシビションマッチでKrush初出場。今回の勝利で戦績を4勝無敗2分とした。
制服姿で「学校帰りでそのまま来ました」という松谷は「1年ぶりの試合で緊張していたんですが、ダウンを取って勝つことができてホッとしています」と安堵の表情。
デビュー戦を勝利で飾った心境は「練習もつらくて不安な部分もたくさんあったので開放感が凄いです」と微笑む。
持ち前のテクニックを見せつけ、ボディへの攻撃でダウンを奪ういい勝ち方を見せたが、「倒し切れなかったのは悔しいけれど、面白い試合をして試合を盛り上げようって気持ちで。パンチで初めてダウンを取って勝てたのは自信につながったので、次はKOしたいです」と倒し切れなかったことを課題とし、次はKOで勝ちたいとの向上心を見せる。
師匠である卜部功也からは「まだダウンを取った後の詰め方が甘いとこがあるというのと、練習してきたボディ、蹴り技を出せたのはよかったと言ってもらえました」という。
今後の目標を聞かれると「上しか見ていないので、もっともっと練習してすぐにベルトを獲りたいです」と早く王座にたどり着きたいとした。