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【Krush】勝ち上がった4選手が意気込み、優勝候補の横山朋哉「このまま全試合KOで一番盛り上がるトーナメントにしたいので、みなさんお願いします」

2021/11/01 14:11
 2022年1月28日(金)東京・後楽園ホール『Krush.133』の記者会見が、11月1日(月)都内にて行われた。  前夜に開催された『Krush.130』で、「第10代Krushスーパー・フェザー級トーナメント」の1回戦を勝ち上がった、4選手が出席。1月に行われる準決勝・決勝へ向けて意気込みを語った。  1回戦でSATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)を3R1分5秒でKOした中島千博(POWER OF DREAM)は「反対側は僕が思っていた通り、以前戦った2人が勝ち上がってきたので、友尊選手に勝って決勝でどちらかと戦えればいいなと思います」と、4勝(3KO)2敗の戦績のうち黒星を付けられている山本と横山へのリベンジを誓う。  佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の欠場で不戦勝となった友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)は「ライバルたちの試合を見ていてアツい試合で自分も試合をしたくなって武者震いが止まらなかった。でも見ていて、今回のトーナメントで俺は絶対に優勝できると確信しました。まあ、見ていてください」と自信のコメント。  伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)を2R2分54秒でKOした山本直樹(優弥道場)は「たくさんのいい試合があった中、石川直生さん(Krushエヴァンジェリスト)にMVPに選んでいただきまして感謝しています。昨日は午前中に新空手の大会で(道場の)子供たちの試合があって、いい結果を残せるように頑張ろうと話していて子供たちの力で勝てたと思います。ベルトを獲るためにやっているので何が何でも勝ちます」と話す。  松本涼雅(team ALL-WIN)を2R2分40秒でKOした横山朋哉(リーブルロア)は「次に向けて、1月28日に僕が必ず王者になります」と宣言した。  会見に同席した中村拓己K-1プロデューサーは「1回戦は慎重になることが多いが、みんながアグレッシブに戦った。あんなに流血戦が続くのも意外だった。それだけ気持ちが前に出る試合が多かったのかと思う。4人ともファイトスタイルがバラバラでキャリアも異なるファイターたち。スーパー・フェザー級はKrushが最初に作った三階級のうちのひとつ。3つのタイトルの中で現在唯一空位です。その歴史の詰まった、Krushの歴史を作った選手たちがベルトを懸けて戦ってきた歴史のあるタイトルにふさわしい王者が誕生して欲しい」と総括した。 [nextpage] <質疑応答> ――準決勝の対戦相手の印象は? 横山「まだ試合を見ていませんが、山本選手はアツい男っすね。打ち合ったり距離を取ることもできるし、試合をして楽しそう、かみ合うと思う。盛り上がるように全力で楽しみたいです」 山本「優勝候補と言われているだけあってKOしていましたね。試合は見れていませんが、強いんだろうなって前から思っています。でも次もKO決着になると思うのでお楽しみに」 友尊「爽やかな体育教師って印象です。冗談はさておき、蹴り技が上手くて距離感も良くて穴が少ないと思う。でもまあ、見ててください」 中島「友尊選手は試合間隔が空いていてどんな試合をするか楽しみにしていたんですが、今回試合ができなかった分、僕の試合にぶつけてくると思うのでどんな戦い方で来ても対応できるようにしたいと思います」 ――決勝で戦いたい相手は? 横山「どっちでもいいです」 山本「どちらも強いと思いますが、友尊選手とは以前にやらせてもらっていて次はもっと良くなっていると思います。中島選手ともやっていますが以前より強くなっていると思います。どっちかと言えば…自分もどっちでもいいですね(笑)」 友尊「横山選手も勢いがあって強いし、山本選手も競り合って競り勝てる強さがあるのでどっちとやっても面白い。サウスポー同士でやりたい想いもあるので横山君とやりたいですね」 中島「僕もどっちでもいいんですが、山本選手が上手さで勝つかもしれないし 横山選手がばばばっと勝つかもしれない。どっちが来ても僕が勝てるように練習するだけです」 ――ベルトへの想いは? 横山「何度も言っているように僕がベルトを獲ってこれからKrushとK-1を引っ張っていける選手になると決めているので何が何でも獲ります」 山本「目標はベルトを獲る事なので、そのベルトが1月に獲れるよいに一から仕上げていきたい」 友尊「リングの上でも言ったんですが、自分の格闘家人生でこのトーナメントに一番に懸けているので、誰が相手でも勝つ。絶対に優勝します」 中島「ベルトが欲しいのはもちろんですが、そのベルトを獲る前に相手選手に勝つことを考えれば自然とベルトは獲れる。そのためにやることをしっかりやろうと思います」 ――1回戦の反省を含めて、1月までにどんなことを強化しようと思う? 横山「ダウンを獲った時に、レフェリーからまさかの縦ヒジ打ちをもらって血が出ました。それをよけられる練習をします(笑)。しっかり(傷は)縫わせていただきました。1回戦の動きは悪くなかったんですが、まだ荒々しさがあったのでそこを修正してもっと華麗に倒せるようになりたいです」 山本「自分もバッティングのアクシデントがあって。でも根性で乗り切れたので、ベルトへの想いを1月まで持ち続けてベルトへの気持ちを蓄えて練習で心技体を仕上げていきたいと思います」 友尊「決勝に横山選手が上がってくるとしたら、戦うことを想定して縦ヒジの練習をしてきます(笑)。冗談はさておき、全体的にコンディションを崩さないように、大きな怪我をしないように、しっかり調整出来れば間違いない。いままで通り集中して練習します」 中島「練習はもちろんですが、風邪やコロナがまだあるので、体調面でも気をつけて毎日しっかり練習していければと思います」 ――ファンへメッセージを。 横山「1月28日、僕が王者になるのでぜひたくさんの応援よろしくお願いします。全試合KO決着というまさかのめちゃめちゃいいトーナメントになっているので、このままこの4選手とリザーブを含めて全試合KOで終わらせて一番盛り上がるトーナメントにしたいと思っているので、みなさんお願いします」 山本「昨日以上の応援を1月はよろしくお願いします。自分が必ずベルトを獲ります」 友尊「このメンバーとやって勝つことが価値があると思うので、とにかく何があっても俺がベルトを巻きます」 中島「しっかり練習して2人の選手に勝てるようにやっていきますので応援よろしくお願いします」
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