昨夜の1回戦を勝ち上がった4選手(左から中島、友尊、中村K-1プロデューサーを挟んで山本、横山)により王座が争われる
2022年1月28日(金)東京・後楽園ホール『Krush.133』の記者会見が、11月1日(月)都内にて行われた。
前夜に開催された『Krush.130』で、「第10代Krushスーパー・フェザー級トーナメント」の1回戦を勝ち上がった、4選手が出席。1月に行われる準決勝・決勝へ向けて意気込みを語った。
1回戦でSATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)を3R1分5秒でKOした中島千博(POWER OF DREAM)は「反対側は僕が思っていた通り、以前戦った2人が勝ち上がってきたので、友尊選手に勝って決勝でどちらかと戦えればいいなと思います」と、4勝(3KO)2敗の戦績のうち黒星を付けられている山本と横山へのリベンジを誓う。
佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の欠場で不戦勝となった友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)は「ライバルたちの試合を見ていてアツい試合で自分も試合をしたくなって武者震いが止まらなかった。でも見ていて、今回のトーナメントで俺は絶対に優勝できると確信しました。まあ、見ていてください」と自信のコメント。
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)を2R2分54秒でKOした山本直樹(優弥道場)は「たくさんのいい試合があった中、石川直生さん(Krushエヴァンジェリスト)にMVPに選んでいただきまして感謝しています。昨日は午前中に新空手の大会で(道場の)子供たちの試合があって、いい結果を残せるように頑張ろうと話していて子供たちの力で勝てたと思います。ベルトを獲るためにやっているので何が何でも勝ちます」と話す。
松本涼雅(team ALL-WIN)を2R2分40秒でKOした横山朋哉(リーブルロア)は「次に向けて、1月28日に僕が必ず王者になります」と宣言した。
会見に同席した中村拓己K-1プロデューサーは「1回戦は慎重になることが多いが、みんながアグレッシブに戦った。あんなに流血戦が続くのも意外だった。それだけ気持ちが前に出る試合が多かったのかと思う。4人ともファイトスタイルがバラバラでキャリアも異なるファイターたち。スーパー・フェザー級はKrushが最初に作った三階級のうちのひとつ。3つのタイトルの中で現在唯一空位です。その歴史の詰まった、Krushの歴史を作った選手たちがベルトを懸けて戦ってきた歴史のあるタイトルにふさわしい王者が誕生して欲しい」と総括した。