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【RIZIN】ボビーの対戦相手はボディビルダーで元新日本プロレスの北村克哉「俺の筋肉が本物なのか、お前の筋肉が本物なのか、シロキロはっきりさせよう」(ボビー)安田大サーカス団長との空気読めないコントに榊原CEOが「裏でやれ」と一喝

2021/10/29 14:10
【RIZIN】ボビーの対戦相手はボディビルダーで元新日本プロレスの北村克哉「俺の筋肉が本物なのか、お前の筋肉が本物なのか、シロキロはっきりさせよう」(ボビー)安田大サーカス団長との空気読めないコントに榊原CEOが「裏でやれ」と一喝

公式プロフィールでは183cm、93.0kgのボビー(右)を体格で大きく上回る180cm、120kgの北村

 2021年11月20日(土)、沖縄アリーナで開催されるRIZIN初の沖縄大会『Yogibo presents RIZIN.32』の追加対戦カード発表会見が29日、都内にて行われた。

 10月24日の『Yogibo presents RIZIN.31』で出場が発表されたボビー・オロゴン(ナイジェリア)は、元プロレスラーで“和製カレリン”の異名を持つ北村克哉(フリー)と120kg契約で対戦する。


 ボビーはタレントとして人気を博し、TBSのバラエティ番組『さんまのSUPERからくりTV』の企画にて格闘家を目指すことになり、菊田早苗率いるGRABAKAにて練習を積んで2004年大晦日の『K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!!』でデビュー。シリル・アビディとMMAルールで対戦し、身体能力の高さを見せつけて判定勝ち。2005年大晦日には曙も判定で破ったが、2006年7月にはK-1ルールで藤本祐介に判定負け。同年大晦日のチェ・ホンマンとのMMA戦では1Rわずか16秒でTKO負け、2007年大晦日のボブ・サップ戦でも1R4分10秒でKO負けした。今回はそれ以来の試合となる。


 北村は2008・2009・2010レスリング全日本選手権グレコローマン96kg級優勝、2007全日本大学グレコローマン選手権120kg級優勝など数々の優勝経験を持つレスラーで、世界選手権には3度出場。2015年7月には『巌流島』に出場し、ボロドバートル・オンダラルから勝利を収めている。その後、2017年3月に新日本プロレスでデビューし、2019年1月に怪我のため引退。以後はボディビルダーに転身した。2020年9月には『K-1 DX』で第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也(team ALL-WIN)とK-1ルールで対戦し、1R1分53秒、TKOに敗れている。身長180cm、体重120kgと183cm、93.0kgのボビーを体重で大きく上回る。

 会見で北村は「RIZIN初参戦になります。今回ヘビー級としてボビー選手と対戦する機会を与えてくださった榊原さん、ありがとうございます。ボビー選手も十分身体が出来上がっている、身体を見たら真面目にトレーニングしている、凄いポテンシャルの持ち主だということは見て分かるので、自分らしくアスリートとしてヘビー級らしい試合をさせていただきます」と挨拶。

 ボビーは「ボビーだと思います。本当に今でもやるの? やるんですか? とりあえずまだ相手が決まってないから、早めにガカキバラさんに相手を決めていただいて前向きに進めていきたいと思っています。もしやらないなら、アフリカに帰らせていただきます」と、相変わらずのとぼけたコメント。


 契約体重が120kgになったことについて質問されたボビーは「それは違いますよ。僕は93kgしかないですよ。違いますか? どういう話になってるの?」ととぼけ、榊原信行RIZIN CEOから「北村選手が120kgだから」と説明されると「俺の相手なの!? よろしくお願いします。こぇー!」と今気づいたようなフリ。

 榊原CEOは「だけどチェ・ホンマンともやっているし、曙ともやっているもんね」と体重差があっても大丈夫でしょうと言うと、「俺はあの時、格闘技の怖さを知らなかった時でした。その後ボコボコにやられて…」とボビー。


 ここで北村がマイクを持ち「あなたとやるために今ここに会見に来ています。一言いわせてもらいます。本当は日本語も流暢で頭もいい、場を盛り上げようとしてこのようなキャラクターをやっていますが(場内爆笑)彼は修羅場の数も多いし、僕は決して油断しないです。おとぼけキャラで貫こうとしていますけれど、完全にタヌキですね」と、その手には乗らないとする。

 するとボビーは「じゃあ、リングでキロシロはっきりさせようじゃないか。もしお前が筋肉バカと言われているけれど、俺の筋肉が本物なのか、お前の筋肉が本物なのか、沖縄のリングでお前と俺でシロキロはっきりさせよう」と言い放つ。北村は冷静に「白黒ですね」と返し、ボビーは「そうとも言うんだよ」とにんまり。

 その後、安田大サーカスの団長とのコントがあり、会場が微妙な空気となったが、榊原CEOが「もうやめましょう。会見なので。裏でやれ」と一喝して終了となった。

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