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【RIZIN】再起戦の皇治「負けたら引退ですよ」と断言、祖根寿麻は「RIZINで1回も勝てずに引退してもらおうと思います」

2021/10/29 13:10
 2021年11月20日(土)、沖縄アリーナで開催されるRIZIN初の沖縄大会『Yogibo presents RIZIN.32』の追加対戦カード発表会見が29日、都内にて行われた。  すでに出場が発表されていた皇治(TEAM ONE)が、対戦を要求していた元修斗環太平洋バンタム級王者の祖根寿麻(ZOOMER)とキックボクシングルール(61.0kg契約)で対戦。  皇治は、無類のタフネスと歯に衣着せぬ言動で2019年まで新生K-1の中心選手として活躍。4歳から空手、日本拳法を中学時まで取組み、空手では魚本流で全国1位、日本拳法では全国2位になっている。2018年12月にはK-1で武尊と壮絶な殴り合いを繰り広げた。2020年7月、RIZIN参戦を表明して9月に那須川天心と対戦したが判定負け。同年大晦日には五味隆典とパンチのみのスタンディングバウト特別ルールで対戦したが、判定負け。勝負をかけた今年6月の「RIZIN KICKワンナイトトーナメント」では1回戦の梅野源治戦では偶発性のバッティングによるノーコンテスト、特別措置による決勝戦で白鳥大珠に判定負けとRIZIN移籍後は勝利をあげられていない。  祖根は2013年に『DEMOLITION』のDXFC初代バンタム級王座決定戦で王者となり、沖縄の『TENKAICHI』でもMMAバンタム級王座を獲得する。2016年からは修斗へ参戦し、2018年1月に修斗環太平洋バンタム級王座決定戦で魚井フルスイングを判定で下し、3つめのタイトルを獲得した。これまでRIZINには3度参戦し、元谷友貴、ジャスティン・スコッギンス、獅庵に敗れているが、2021年1月の修斗では石原夜叉坊戦からダウンを奪うなど終始圧倒して勝利。また、2017年には『Krush』にも出場し、立ち技ルールで見事KO勝利を収めている。  今回の挑戦者募集で真っ先に名乗りをあげた祖根は、続いて名乗りをあげたKJヒロシ(Y'ZD豊見城ジム)、森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラAKK)、ジャルンチャイ ・ライオンジム(タイ)にTwitterで噛みつくなど“皇治の首を刈るのは俺だ”とばかりに熱心にアピールしていた。  会見に出席した祖根は「修斗から来ました。まず皇治君、ジムと焼肉屋のオープンおめでとうございます。ビジネスでも頑張っていると思うけれど、僕の方が勝っていると思う。身に着けている物でも勝っているなと。そこでキックボクシング、僕はMMAの選手ですが皇治君の光っているところで戦ってあげようかなと思っています。皇治君、盛り上げよう」と挑発的なコメント。  皇治はそれを無視するように「10月に焼肉屋を心斎橋でオープンしました。ぜひ皆さんで来てください」と宣伝すると、「両脇にボビーとバラちゃんに挟まれているので、あまり喋りたくない。さっきボビーからこの可愛い押忍キャップをもらったんですけれど…」と、ベイノアをボビー扱いして笑いをとった。  祖根が選ばれたことに関して皇治は「誰でもよかったので、マッチングアプリで決まったんじゃないですか。マッチングアプリで決まった強運の祖根君はおめでとう。負けたら引退ですよ、そう決めてやるので。成金ポンコツをやっつけちゃいます」と、MMAファイターにキックボクシングで“負けたら引退”を断言。  それを聞いた祖根は「どうも成金ポンコツです。正直、K-1で昔このカード決まりかけたことがあって。僕は相手を選んだことがないので。そうしたら断られちゃってね。今回は逃げないで来てくれた。正直、前回MMAの選手とやったのとはレベルが違うので気を付けてください」と、過去にも対戦が決まりかけたと明かし、皇治を苦しめた川原誠也と自分はレベルが違うとする。  皇治は「(川原に苦戦したのは)あれはわざとでしょう(笑)。もりあげようと思ってね。ナメてないですよ。でもあまり知らないですからね、どこかで誰かに時計を借りてきてるポンコツは。名前を売って自分で時計を買えるように頑張ってください」と答える。  さらに祖根は「RIZINで1回も勝てずに引退してもらおうと思います」と宣言した。
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