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【Bellator】堀口恭司が王者セルジオ・ペティスに挑戦! バンタム級タイトルマッチが決定。コーカー代表「RIZINとの協力関係を継続」、榊原CEO「ここから両団体の威信をかけた戦いに」=12.3『Bellator 272』米国

2021/10/21 06:10
 2021年12月3日(日本時間4日)、米国コネチカット州アンカスビルのモヒガン・サン・アリーナで開催される『Bellator 272』にて、Bellator世界バンタム級王者のセルジオ・ペティス(米国)に、堀口恭司(日本)が挑戦する「Bellator世界バンタム級タイトルマッチ」(5分5R)が行われることが10月20日(日本時間21日)発表された。  セルジオ・ペティスは、元UFC世界ライト級王者アンソニー・ペティスの実弟。RFAで王者に輝いた後、UFC入りしバンタム級で3勝1敗の戦績を残した後、フライ級へ転向。現UFC世界フライ級王者ブランドン・モレノや、当時王者のDJに挑戦経験があるジョン・モラガ、ジョセフ・ベナビデスに勝利も、二階級王者のヘンリー・セフードに判定負け。バンタム級に戻しながら、オクタゴン最終試合はフライ級でタイソン・ナムに判定勝ちし、Bellatorへ移籍。  2連勝後の2021年5月に、当時Bellator世界バンタム級王者だったフアン・アーチュレッタに挑戦し、判定勝利で新王者に輝いた。その際にペティスは勝利後のマイクで、RIZIN王者・堀口恭司の名を挙げ、BellatorとRIZINのダブルタイトルマッチをアピールしていた。  堀口との王座戦の決定に王者ペティスは、「初の防衛戦が、元王者の堀口で楽しみだ」とインスタでコメント。挑戦者・堀口は「試合が決まりました。 ベルト取りに行きます!! I will get back the belt」と英語も交えて意気込みを記している。  堀口は、2019年6月に米国ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催された「Bellator 222」にて、当時の王者ダリオン・コールドウェルに挑戦し、5R判定3-0で王座奪取に成功、日本人初のBellator世界王者となっていた。  しかし、右膝前十字靭帯断裂と半月板損傷により、2020年11月28日付で王座を返上。2020年大晦日に朝倉海を1R TKOでRIZINバンタム級王座奪還に成功すると、2021年9月にBellator定期参戦を発表。Bellator王座の奪還も目指していた。朝倉戦以来、約11カ月振りの実戦。元王者として2年半ぶりのBellator復帰の初戦で、いきなり王座に挑戦することになる。  今回のタイトルマッチ決定について、Bellatorスコット・コーカー代表は「チャンピオンvsチャンピオンが組まれる時はいつだって格別なイベントになる。セルジオ・ペティスと堀口恭司がBellatorの世界タイトルをかけて12月3日に戦う事を大変嬉しく思う。RIZINとの強い絆があるからこそ過去にも数々のビッグファイトを組むことができ、2022年以降も継続されていく事だろう」と、堀口vs.ペティス以降も、RIZINとの協力関係が続くとのコメントを発表。  また、RIZINの榊原信行CEOも、「堀口恭司がRIZINバンタム級王者として、Bellatorバンタム級王者に挑む機会を設けてくれた、スコット・コーカー代表には改めてお礼を申し上げたい。そして今回の堀口恭司の挑戦は、ここから始まるRIZINとBellatorの画期的な取り組みの序章にすぎません。ここから、それぞれの団体の威信をかけた戦いが繰り広げられることになるでしょう。どうぞみなさまご期待ください」と、このタイトルマッチが「画期的な取り組みの序章」になるとコメントで記している。
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