K-1K-1
K-1
ニュース

【K-1】女子三冠王☆SAHO☆が初参戦「全員勝てるなっていう相手なので自信は100%ある」迎え撃つ真優は「他団体の選手に負けたくない」

2021/10/20 22:10
【K-1】女子三冠王☆SAHO☆が初参戦「全員勝てるなっていう相手なので自信は100%ある」迎え撃つ真優は「他団体の選手に負けたくない」

女子キック界の大物☆SAHO☆8左)がK-1制圧を宣言、迎え撃つのは真優

 2021年12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』の第2弾対戦カード発表記者会見が、10月20日(水)都内にて行われた。

 スーパーファイトの女子-52.5kg契約3分3R延長1Rで、初参戦の☆SAHO☆(闘神塾)が真優(月心会チーム侍)と対戦する。


 ☆SAHO☆は軽快なステップを駆使し、回転の速いパンチにローキック&前蹴りを上手く織り交ぜるファイタータイプ。2017年9月に杉貴美子からミネルヴァ・スーパーバンタム級王座を奪取し、2019年5月に佐々木みいりとの王座決定戦を制してWMC日本同級王座との二冠王に。そして2020年11月、4人の王者によって争われたS1レディース バンタム級ジャパントーナメントで優勝を果たした。戦績は11勝(1KO)1敗。22歳。


 女子キックボクシング界の大物を迎え撃つ真優は大阪出身の21歳。空手仕込みの蹴り技を武器に、高校生時代の2016年8月には「J-GIRLSフライ級ニューヒロイントーナメント」で優勝を飾った。K-1 JAPAN GROUPには2019年6月から参戦し、KANAと壽美に連敗を喫したが、2020年10月に小澤聡子に判定勝ちして連敗から脱出。2021年は第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメントで決勝戦へ進出したが、壽美に判定で敗れ戴冠を逃した。7月にはRANに延長戦の末に競り勝って戦績を7勝(1KO)4敗2分とした。

 中村拓己K-1プロデューサーは「☆SAHO☆選手サイドから今年になってK-1の試合に興味があると話をいただきました。そこから調整して契約をして初参戦が決定しました。実績実力十分なので目標はチャンピオンのKANA選手だと思っています。最短距離でタイトルへ向かう気持ちで上がってくると思います」と、☆SAHO☆の初参戦について説明。


 会見に出席した☆SAHO☆は「今回K-1の大大会に私を選んでくださりありがとうございます。まだ自分の名前を全く知られていないので、今回の試合でインパクトを残して、私の目標はKANA選手が巻いているK-1のベルトなので最短で奪って自分が巻いたろと思っているので今後に期待してください」と参戦の挨拶。

 参戦理由を聞かれると「自分はベルトを3本獲得しているんですけれど、まだ知名度がないので。K-1は格闘技の中で一番大きい大会だと思っているので、K-1に出てまずは自分の名前を知って欲しいことです」と、知名度を上げることだとした。


 最近ではヒジ打ち・首相撲ありのムエタイルールで戦うことが多かった☆SAHO☆だが、「今までは首相撲とか掴みがあったんですが、私は掴み合いが好きじゃなくて、とことん殴るなら殴る、蹴るなら蹴るスタイルが好きなので、K-1ルールは自分のスタイルに一番合っているので面白い試合ができると思っています」と自信を見せる。

 女子フライ級王者KANAまでどういうルートでたどり着きたいかを問われると「ルートは全く考えてないですけれど、組まれた試合でインパクトを残せばチャンスが回ってくると思う。まずはこの1試合で自分がどう見せるかによってタイトルマッチまでの道のりが長くなるか短くなるかになってくると思う。1試合1試合を大事にして、チャンスをもらったら全部勝ってベルトを奪っていこうと思っています」と、まずは今回の試合で結果を残したいとした。


 迎え撃つ立場の真優は「他団体の選手でベルトを3本持ってはるし、気持ちも強い選手。アマチュアの頃から自分は知っているし、めちゃめちゃ強いというのは分かっているんですけれど、自分は昔からK-1・Krushの舞台で戦ってきてそのプライドがあるので、しっかり自分がここで勝たないとまた上に上がられてしまうのでここは勝ちたいです」と、☆SAHO☆の実力は認めながらも上には行かせないと言い放ち、他団体の選手に「負けたくないからこのオファーを受けました」と迎撃する気満々だ。

 ☆SAHO☆は真優の印象を聞かれると「他の選手の動画を全く見ないタイプなので印象はないですが、とりあえず組まれた試合で自分のスタイルを突き通すというのが毎回の目標です」と、真優の試合は見てないという。


 では、K-1の女子フライ級の選手たちをどのように評価しているかとの質問には「選手を見て全員勝てるなっていう相手なので、自信は100%ありますね」と言い放つ。

 これに真優は「周りから見ても自分はかませ犬やと思われているので、そう思ってもらっていた方が自分はいい。しかも自分より強い相手の方がいい試合ができると思うので、このカードにしっかり注目しておいてください」と、かませ犬にはならないと話した。また、「スタミナとフィジカルをいま鍛えているので、あと1カ月半くらいあるので楽しみにしとってください」とパワーアップして臨むと話した。

 そして☆SAHO☆は「自分のスタイルは相手が打ち合ってきたらとことん打ち合う。自分のスタイルはとにかく攻めて攻め切って勝ちきるって感じなので、今回の試合も『こいつ凄いな』という感じでとにかくインパクトを残してやろうと思っているので、自分のファイトスタイルを見て欲しいですね」と意気込んだ。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント