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【Krush】松谷桐「しっかり倒して年内最後の試合を盛り上げたい」vs峯大樹「僕がK-1ルールの難しさを教えてやります」、寺田匠vs松山勇汰の無敗ホープ対決も決定

2021/10/19 15:10
 2021年12月18日(土)東京・後楽園ホール『Krush.132』の対戦カード発表記者会見が、10月18日(月)都内にて行われた。  バンタム級3分3R延長1Rで、松谷桐(ALONZA ABLAZE)と峯大樹(若獅子会館)が対戦する。  松谷はジュニアキックで活躍し、Bigbangアマチュア-45kg王座、WBCムエタイアマチュアU18-52kg王座などを獲得。2017年10月にプロデビューすると、無敗のまま僅か6戦目でNJKFフライ級王座に就いた。そこからさらに連勝記録を伸ばしていったが、2019年7月の仲山大雅戦で初回KO負けを喫し、10戦目にしてプロ初黒星。11月にRISEで風音にも敗れて連敗を喫したが、12月のシュートボクシングで伏見和之にKO勝ちして再び勢いに乗り、その後は4連勝。ジムを移籍して9月のKrushに初参戦すると豊田優輝に判定勝ち。戦績は14勝(7KO)2敗。  峯は2019年10月にRKSバンタム級王座を奪取すると、同年12月よりKrushに参戦。藤田和希、高橋享祐に勝利するも萩原秀斗、池田幸司に敗れている。戦績は7勝(3KO)4敗。  18日午後に発生した東海道新幹線の人身事故の影響により、峯は会見に出席することが出来ず、コメントが読み上げられた。 「ファンのみなさん、関係者のみなさん、本日は新幹線が止まってしまい、記者会見に出席できずに申し訳ありません。今年あと1試合したいと思っていたので、相手どうこうより試合が決まったことが嬉しかったです。松谷選手は他団体のベルトを持っているので強いと思いますが、K-1ルールだったら僕の方が経験があるので、僕がK-1ルールの難しさを教えてやります。松谷選手のテクニックをパワーと気持ちでねじ伏せるので、楽しみにしていてください」  会見に出席した松谷は「前回は倒せなかった分、今回しっかり倒して年内最後の試合を盛り上げようと思います」と意気込んだ。  前回のKrushデビュー戦については「良かったところはあまりないんですけれど、悪かったところはKrushのルールにまだ慣れてなかったというのがあるので、あと2カ月そこはしっかり練習して、直していきたいなと思います」と振り返り、「蹴り足をキャッチしちゃう癖があったので、そういう癖を直したりとか、みんなからは倒すところを注目されていると思うので、相手を倒せるような戦い方を練習しています」と改善点を語った。  峯の印象は「そんな怖い攻撃があったりはないんですけれど、気持ちが強い選手なので気持ちでも自分も負けないようにやりたいなと思います」とし、「前回の試合で派手な技とか全然出せてないところがあったので、何でも出来るっていうところをみんなに見てもらいたいです」と、前回よりもテクニックを見せたいとする。  そして「自分でも倒したかったのに倒せなかったのは悔しかったです。見ている側からしても判定だったらつまらないと思うので、今回はしっかり倒しに行く試合をしに行こうかなと思います。今年最後の試合しっかり倒して盛り上げようと思います」と、次はKO勝ちを目指すと誓った。  フェザー級3分3R延長1Rでは、寺田匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が決定。  寺田は実家が格闘技道場で、幼少期から様々な格闘技を学んできた。地元・九州のアマチュア大会でキャリアを積み、ABEMAの番組企画『格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR』にTEAM武尊の一員として出場。それを機に上京を決意。2020年4月のKHAOSでプロデビューし、今年7月のK-1では高橋直輝に勝利して戦績を3勝(1KO)無敗とした。  松山はレオナ・ペタスと同じチームの期待のホープで、K-1甲子園2020 -60kg優勝。2020年12月のK-1でデビューするとKO勝ち、今年3月のK-1でもKO勝ちと戦績は2勝(2KO)無敗。8月大会への出場が決まっていたが、欠場となっていた。  会見で寺田は「あとちょうど2カ月なので、過去最高に体を仕上げて試合に挑みたいと思います」、松山は「まずはじめに前回の試合はあのような形になってしまい申し訳ありませんでした。そしてすぐに試合を組んでくださって本当に感謝しています。プロ3戦目もしっかり倒して勝って、無敗で勝ち続けられるように頑張りたいと思います」とそれぞれ挨拶。  今回の試合決定に寺田は「年内にあと1試合したかったので、相手は誰でも良かったんですけれど、年内にあと1試合できて良かった」、松山は「前回の試合が流れてしまって、3月から9カ月ぶりの試合で。ずっと試合をしたかったので、試合が決まって嬉しい」と、それぞれ望んでいた試合出場が出来て嬉しいとする。  互いの印象を聞かれると、寺田は「試合を見たんですけれど、ちょっとしか動画もないし分からない。強いんじゃないですか」、松山は「フェザー級の中ではトップクラスでパワーのある選手だと思っています」とそれぞれ相手を評する。  プロ無敗同士の対決であることには、「自分のことしか考えてないので、自分が勝って無敗で行こうと思っています」(寺田)、「自分はそこまで気にしてなくて、普通に一つの試合として全力で頑張りたいと思っています」(松山)と答えた。  そして、寺田が「勝ち方次第ではここからトップ戦線に行くと思う。自分が目指しているのはKrushではなくK-1のチャンピオンなので、そこまで突き進みます」と勇ましく宣言すれば、松山は「この試合に勝ったら、まずはKrushのチャンピオンを目指して試合をしていきたいと思っています。長い間が空いてしまったんですけれどやっと試合ができるので、9カ月ぶりに成長した姿を見せられるように頑張りたい」と意気込んだ。
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