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【RIZIN】沖縄大会出場のベイノアが弥益ドミネーター聡志の元へ出稽古「練習後、押忍り返してやりました」(弥益)「沖縄大会は自分がドミネートします」(ベイノア)

2021/10/18 15:10
【RIZIN】沖縄大会出場のベイノアが弥益ドミネーター聡志の元へ出稽古「練習後、押忍り返してやりました」(弥益)「沖縄大会は自分がドミネートします」(ベイノア)

6・13東京ドームで拳を交えた弥益(左)が、MMA2戦目を迎えるベイノアと一緒に練習した。写真は戦い終えて握手を交わす両者

 2021年11月20日(土)沖縄アリーナ『Yogibo presents RIZIN.32』にて、MMA第2戦に臨むことが発表されたRISEウェルター級王者“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)。


 ベイノアは極真会館の2018年全日本ウェイト制空手道選手権大会・軽量級で優勝した実績を持ち、キックボクシングには2016年5月から出場。デビューから7戦全勝でJ-NETWORKウェルター級王座を獲得後はRISEに主戦場を移し、2018年11月にRISEウェルター級王座を獲得した。デビューから12戦無敗だったが2019年3月に初黒星。2020年7月からはミドル級に階級を上げ、緑川創に挑むも判定負け。10月の宮城寛克戦では鮮やかなハイキックでKO勝ちすると、2月には憂也を延長戦の末に降した。そして、6月13日の東京ドーム『RIZIN.28』ではMMAに初挑戦、弥益ドミネーター聡志に判定で敗れるも好試合を展開して注目を集めた。また、9月のRISEではねぎ魔神に勝利し、キックボクシング戦績を18勝(9KO)3敗としている。

 沖縄で行われた記者会見には欠席したが、次のようなコメントを寄せた。


「前回のRIZIN東京ドーム大会では、ありがたいことに予想以上に高い評価をいただいておりますが、自分としては、極真の強さ、RISEの強さを証明するという目標を、勝利という結果として残すことができませんでしたので、悔しさのみが残っております。この悔いを晴らすのは、同じRIZINの舞台でしかできないとずっと思っておりました。沖縄での格闘技ビッグマッチは久しぶりの開催ということで、自分自身楽しみで他なりません。沖縄は気候も人も暖かく、空手も盛んで、最高の土地だと認識しております。そんな場所で行われる記念すべきRIZIN初の沖縄大会に参加できることを非常に光栄に思います。極真空手とRISEの強さを魅せ、沖縄の皆様に、押忍とは何か、ベイノアとは誰か、成増とはどこか、というのを認知していただくために、当日は精一杯頑張ります。宜しくお願い致します。押忍!」


(写真)東京ドームを沸かせた名場面。弥益が座って「来い」と手招きしたところベイノアは不動立ちになって「押忍」と十字を切った

 このMMA第2戦へ向けてベイノアが出稽古先に選んだのは、デビュー戦で対戦した弥益との練習だった。弥益は16日、自身のSNSにて「ベイさん来たよ」とベイノアとのツーショットを公開。「練習後、押忍り返してやりました。リベンジ達成」と、東京ドームを沸かせた名場面(弥益が座って「来い」と手招きしたところベイノアは不動立ちになって「押忍」と十字を切った)を逆の立場で再現した画像も投稿。「RIZIN沖縄頑張って」と、拳を交えたベイノアにエールを送った。


(写真)弥益が自身のSNSに投稿した、立場を入れ替えての名場面再現。「押忍り返してやりました」(弥益)(弥益のTwitterより

 これにベイノアも「ドミさんありがとうございました。沖縄大会は自分がドミネートします。押忍です!!」と返信。“ベイさん”“ドミさん”と呼び合う意気投合ぶりを見せ、これに弥益は「継続してMMAやってくれて本当に嬉しいです。やってこ!」とベイノアがMMAを続けることを歓迎した。

 両者の対戦は73kg契約で行われ、通常65kgで試合をしている弥益からすれば本来はあり得ない試合。東京ドームという特別な場所、ベイノアがデビュー戦であったことのハンディを考えてのマッチメイクであったため実現したもので、2人が再び試合で顔を合わせることはないであろうことから、今後も両者の交流は続いていきそうだ。

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