戦いを終えて記念撮影に収まる中井りん(左)と鈴木万李弥。清々しい表情の鈴木が印象的(C)HEAT
2021年10月17日(日)名古屋国際会議場イベントホールにて『HEAT 49』が開催され、女子59kg契約で中井りん(修斗道場四国)と鈴木万李弥(志村道場)がミックスルールで対戦した。
オープンフィンガーグローブ着用で、1Rはキックボクシング、2RはMMA(総合格闘技)で戦う今回のミックスルール。「非公式試合」としてKOや一本で決着した場合にも結果は「勝敗なし」となり、時間内に決着がつかない場合も判定は行われない。
オープンフィンガーグローブ着用の1Rキックボクシングルールから激しい打撃戦を繰り広げ、2RのMMAルールになると中井がテイクダウンしてのバックマウント、そしてパウンドでフィニッシュ。鈴木は今回の対戦決定に「格闘技人生で一生交わることはないと思ってました、雲の上の存在の方です、土下座してもやりたい方達ばかりの中から、拳を合せられること光栄に思います」と自身のSNSに綴ったが、まさしく中井が“雲の上の存在”ぶりを示す形となった。
試合後、鈴木は自身のSNSに「間違いなく、最高の日になりました! たくさんの応援ありがとうございました!! 中井りん選手に抱きしめて貰えた私は最高に幸せです」と、世界トップレベルの実力に触れられたことを喜びを投稿。
さらに「間違いなく最高の日。たくさんの応援、ありがとうございました。そして、たくさんのお土産、誕生日プレゼントいただきました! 皆さんの愛を感じた日でした。なにより支えてくれる人が、たくさんいること、感謝しかないです。私はその人達と一緒に前へ進みたいです」と、応援してくれる人たちと共に格闘技の道を突き進んでいきたいとの決意。
そして「メイちゃん(J-GIRLSフライ級王者)セコンドありがとう。たくさんの人にありがとうを伝えたいです」と、「同じ人間だもの、死ぬことはないもんね! 頑張ります」とまでの覚悟を持って臨んだ中井りんとの試練の一戦を終えられたことに感謝。満面の笑顔の画像と共に掲載した。