MMA
ニュース

【DEEP】“JK必殺拳”竹林愛留が割れた腹筋で計量パス、強打者相手に3連勝目指す「RIZINはお話が来たら嬉しい」

2021/10/16 16:10
 2021年10月17日(日)東京・新宿FACE『DEEP TOKYO IMPACT 2021~2nd ROUND~』(夜の部)の公開計量が、16日(土)都内にて13:30より行われた。  セミファイナルのDEEP JEWELS49kg以下5分2Rで対戦する、竹林愛留(総斗會三村道場)は48.60kg、古賀愛蘭(TEAM FAUST)は48.70kgでそれぞれパス。  竹林は福井県の女子高生ファイター。6歳から兄とともに空手を学び、空手では拳幸塾に所属。禅道会の全日本ジュニアRF武道空手道選手権大会・中学生女子の部で優勝するなど、18歳ながらキャリアは10年に及ぶ。総合格闘技では、club DEEP等で活躍した水野宏幸代表率いる総合格闘技ジム総斗會三村道場でMMAに取り組み、空手で鍛えた打撃を武器にアマチュアで3戦3勝。  昨年大晦日の『RIZIN』では、急遽決まった将来を嘱望される10代の女子高生同士の試合「RIZINチャレンジマッチ」に出場。同じ17歳(当時)の“サブミッション系女子”さくらと大舞台での対戦に臨んだが、体重超過のさくらに1R1分37秒、腕十字で一本を取られた(公式結果はノーコンテスト)。  正式なプロデビュー戦として臨んだ今年6月の『DEEP JEWELS 33』でも同じ女子高生の音波と対戦し、キャリアに優る音波から判定3-0でプロ初勝利を奪っている。また、同試合の前日計量ではボコボコに割れた見事な腹筋を披露したことも話題に。前回9月大会では井上智子に判定3-0(20-17×3)で完勝、連勝を飾っている。  今回よりリングネームを竹林エルから本名の竹林愛留に変えての3戦目。改名の理由は「漢字の方が見た目の締まりがいいと思ったのと、やっぱり本名の方が自分の気分的にも上がると思ったからです」とのこと。  正式なプロデビューから2連勝。「デビュー戦はいろいろバタバタしていた感じがあって、2戦目は勝てたけれど自分を出し切れていないなと思ったので、今回の3戦目は落ち着きながら自分を出せたらいいなと思います」と、過去2戦で得た課題をクリアしたいという。  今回対戦する古賀は2019年の桜丘高校日本拳法部時代に全国高校日本拳法選手権大会で女子個人戦優勝の実績を持つ。2021年3月の『DEEP JEWELSアマチュア』に出場し、アマチュアSPルールで悠花に判定勝利。ヒザ蹴りも得意とするストライカーで、7月のプロデビュー戦ではパンナコッタみのりをなんと1Rわずか18秒、左フックでマットに沈めた日本拳法仕込みの女子離れした強打を見せつけている。  その強打者に対して竹林は「打撃の選手だけどルールはMMAなので寝技も含めて試合を楽しみたいと思います。打ち合いもしながら、タイミングを見ながら寝技もいけたらいいなと思います」と、打撃にこだわらずあくまでもMMA=総合力で勝負するとした。  どんな試合を見せたいかとの質問には「計量の時に言ったように、瞬き厳禁でどうなるか分からないような試合にしたいです。愛留の試合に対する気持ちとか戦い方を見て欲しいなと思います」と、エキサイティングな試合にしたいと答える。  セミファイナルに抜擢されたことには「期待されているからとプラスに捉えて、セミファイナルらしい試合をしたいです」と意気込んだ。  そして、今年もRIZINの大晦日大会に名乗りをあげたいかとの質問には「とりあえず一戦一戦していって、お話が来たら嬉しいと思っています」と、一戦一戦を大事に戦っていくことでチャンスが来れば、と謙虚に答えた。なお、同大会はPPVにてライブ配信される。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント