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【RIZIN】皇治の対戦相手に森本“狂犬”義久が名乗り「俺にお前の顔面工事させろよ」、さらにムエタイの大物も名乗り

2021/10/15 12:10
【RIZIN】皇治の対戦相手に森本“狂犬”義久が名乗り「俺にお前の顔面工事させろよ」、さらにムエタイの大物も名乗り

RISEランカーの森本“狂犬”義久(左)と元ムエタイ5冠王のジャルンチャイが皇治討伐に名乗りを上げた

 2021年11月20日(土)沖縄アリーナ『Yogibo presents RIZIN.32』の記者会見が10月13日にて行われ、榊原信行RIZIN CEOが同大会で復帰戦を行う皇治(TEAM ONE)の対戦相手を公募した。

 榊原CEOは「本人曰く相手は誰でもいいということなので、僕としてはせっかくなので3分3Rキックボクシングルールで生意気な誰でもいいと言っている皇治に一泡吹かせてやろうと思う、ぜひ沖縄の選手たちにチャレンジして欲しいです。我こそはと思う選手は名乗りをあげてもらえたらなと思っています」と、対戦相手は沖縄のキックボクサーから公募するとした。

 それにさっそく名乗りをあげたのが、沖縄出身の元・修斗環太平洋バンタム級王者の祖根寿麻(ZOOMER)と、沖縄在住のDBS&RKAスーパーライト級王者KJヒロシ(Y'ZD豊見城ジム)。

 榊原CEOは「ぜひ沖縄の選手たちに」としていたが、沖縄以外からも“皇治のクビは俺に刈らせろ”とばかりに名乗りをあげた選手たちがいる。RISEの森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラAKK)もその一人だ。


 森本は空手出身のアグレッシブファイターで、パンチ、ハイキック、ヒザ蹴りとどの技でも倒せる破壊力の持ち主。2018年6月には工藤政英とRISEフェザー級王座決定戦を行い、延長Rまでもつれこむ文字通りの死闘を演じるなど近年のRISEの中心選手として活躍。2017年10月にはRIZINにキックルールで参戦し、TKO勝ちを収めた。しかし、2019年7月に『ONE』参戦以降は3連敗を喫し、2020年9月に前口太尊に判定で敗れて以来リングから遠ざかっている。戦績は16勝(10KO)1敗1分。

 森本は自身のSNSにて「ちょうどそろそろ復帰したかったんだよな! 俺にお前の顔面工事させろよ! ボコボコぶん殴って可愛くなったら、抱いたるよ♪(嘘)」と、皇治が投稿で多用する記号「♪」を使ってのアピール。沖縄出身でも在住でもないが、ファンからは「これは実現したら面白いカード」とかなりいい反応がある。

 さらに、まさかのムエタイの大物からも立候補があった。その選手はジャルンチャイ ・ライオンジム(タイ)だ。ジャルンチャイはラジャダムナンスタジアム認定ライト級王座、WBCムエタイ世界ライト級王座を始め、5冠王に輝いたムエタイの名選手。日本でも石井宏樹(2005年8月)、小林聡(2006年11月)らと対戦してその名がムエタイ・キックボクシングファンに広く知られている。また、石井宏樹とT-98がラジャダムナン王座を奪取した際にはトレーナーを務めており、指導者としても手腕を発揮した。


 現在は大阪・梅田にあるLION GYMでトレーナーを務めており、大阪の大会でエキシビションマッチを行っているようだが、所属ジムがSNSにて「皇治選手と試合が出来るなら、大阪から沖縄に引越しを本気で考えると言うので、STAFF全員で止めてます!」とジャルンチャイがかなりやる気であることをアピール。続けてジャルンチャイが今まで獲得したタイトルを並べ、「ベルトの修復は11.20に間に合いませんが、本人のモチベーションとコンディションは本当にいつでも試合いけます!!」とRIZINへアピールした。

 様々な選手たちが名乗りをあげる中、ターゲットである皇治は「RIZIN沖縄大会。俺の復帰戦の大会。俺の相手色んな選手がごちゃごちゃいうてるみたいでおーきにー♪ 喧嘩せんとジャンケンでもしてきめてー♪」と余裕の投稿をしている。

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