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【RIZIN】RENAが「怖かった」山本“KID”徳郁の試合後の一言「私は山本美憂さんにもKIDさんにも負けられない」

2021/10/13 19:10
【RIZIN】RENAが「怖かった」山本“KID”徳郁の試合後の一言「私は山本美憂さんにもKIDさんにも負けられない」

5年の月日を経て、お互いに成長した実力で再戦を行うRENAと山本美憂(C)RIZIN FF

 2021年11月20日(土)の『Yogibo presents RIZIN.32』沖縄アリーナ大会の会見が10月13日、同所にて行われた。

 女子MMAルール5分3RでRENA(SHOOTBOXING/シーザージム)と山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE22)が対戦する。

 両者は、2016年9月25日さいたま大会以来、5年2カ月ぶりの再戦。当時、MMA2戦目のRENAが、MMAデビュー戦の山本を1R 4分50秒、ニンジャチョークで極めて一本勝ちしている。


 山本は「デビュー戦はタックルに入ることしか出来なかったので。レスリングとも全く違って相手を抑えつけるプレッシャーとかも全く出来ていなかった自分でしたね。打撃もゼロでしたし」と前回のRENA戦を振り返り、「今回は打撃も寝技もレスリングも、全て自分の持っているものを出して、私のペースでいい試合に運んでいきたいと思います」と成長した部分を見せたいとした。


 一方、RENAは「今となっては(前の対戦を)見返すことはあまりないですね。山本選手の成長が本当に早くて、もう追い越されているんじゃないかってくらいの勢いもあって。本当に別人と戦うつもりで私は今やっています。打撃でフィニッシュできるし、今では一本も取れる選手になっているので、私がKO・一本で早期決着をしたいなと思っています」と、前回同様早く勝負を決めたいとする。


 大晦日参戦も意識するかと聞かれると、山本は「ひとつひとつ目の前の試合を大事に勝って次につなげようと思います。大晦日ももちろん、はい。久々に連勝したいです」、RENAは「山本KIDさんの(前回の)試合が終わってからの一言が私には印象に残っていて、怖かった。『絶対にやり返すぞ』って。私は控室で画面で見ていたんですけれど、それが凄く怖くて。それでいつかはやるんだろうなって思ってはいたんですけれど、その時がまたストーリーとして動き出すのが凄くワクワクしていて。私は山本美憂さんにも負けられないし、KIDさんにも負けられないので、年末はあまり意識せず、この試合に全てを懸けたいと思います」と答えた。


 RENAは2020年9月以来、山本は2020年大晦日以来の試合となるが、「私はこんなに長く日本でMMAのトレーニングをしたのは初めて。いろいろないい環境でトレーニングが出来てかなり成長できたと思います」と山本が言えば、RENAは「今は宮田(和幸)さんのBRAVEジムでお世話になったり、デビュー前からAACCで阿部(裕幸)さんにお世話になったり、KJトレーニングというフィジカルも取り入れて、試合が出来なかった分、自分のウィークポイントを強化できる期間を設けられたので成長を感じています。KOも元々できるし、次は一本も取れると思うので、両方期待してくれたらと思います」とこちらも自信の発言。


 会見で山本は「沖縄と聞いてぜひ出場させて欲しいと思いました。なぜなら、自分がデビュー戦で負けてその後にKIDとアーセンと家族で沖縄に移って、その中でたくさんの方にお世話になりました。家族ともいえるような人たちが沖縄にはたくさんいるので成長した自分の姿を見てもらいたいなと思っています」と、沖縄の地に思い入れがあるとした。

 その沖縄に拠点を置いた経緯については「KID(山本“KID”徳郁)が私の負け(デビュー戦のRENA戦)からどこか新しいところで始めようということになって、KIDがボクシングでお世話になった平仲ジムへ行こう、というのがきっかけでした。そこから平仲ジム、沖縄ワールドリングボクシングジムの会長、コーチ、選手にお世話になり、MMAのCROSS×LINEの方々にもお世話になりました。後は子供たちも一緒に住んで地元の学校に通ったり、暮らしていましたね。なのでホームゲームと言ってもおかしくない思い入れがあります」と説明した。

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