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【RISE】11・14大阪一挙8カード発表、知花デビットvs拳剛、宮崎就斗vs梅井泰成、関西勢が多数参戦

2021/10/05 14:10
【RISE】11・14大阪一挙8カード発表、知花デビットvs拳剛、宮崎就斗vs梅井泰成、関西勢が多数参戦

バンタム級王者・鈴木真彦のタイトルを狙う知花と拳剛が激突(C)RISE

 2021年11月14日(日)大阪・丸善インテックアリーナ『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2』の対戦カード第一弾が発表された。

 バンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで同級2位のWMAF世界スーパーバンタム級王者・知花デビット(エイワスポーツジム)が、同級4位で第5代DEEP☆KICK -55kg王者・拳剛(誠剛館)と対戦する。


 知花は三階級制覇四冠王でムエタイにて活躍した選手だが、パンチ&ローを得意とする。2019年7月以来勝ち星から遠ざかっていたが、2020年12月のRISEで元DEEP☆KICK-55kg王者・内藤凌太を左フックでKOして復活の雄たけびをあげた。7月大会ではバンタム級2位の良星を延長R判定2-1の僅差ながら破り、トップ戦線へ浮上。戦績は20勝(8KO)13敗4分。


 拳剛は長いリーチを活かしたパンチと蹴りを得意とし、昨年2月には内藤凌太を破りDEEP☆KICK 55kg王座を戴冠。昨年11月のRISE初参戦時には、BOUTの看板選手である拓也を1RKOで下し強烈なインパクトを残した。今年2月には強豪の江幡塁に1RKO負けを喫したが、4月には麻太郎を1RKOしDEEP☆KICK王座の初防衛に成功している。6月大会ではMA日本スーパーバンタム王者・戸井田大輝から3度のダウンを奪って判定勝ち。戦績は17勝(4KO)11敗2分。

 RISEバンタム級王者・鈴木真彦への挑戦者候補の激突となった。


 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1Rでは、同級5位で第2代DEEP☆KICK -57.5kg王者の宮崎就斗(TARGET)と同級6位・梅井泰成(TEAM TEPPEN)が対戦。

 宮崎は2011年11月デビューのベテランで、「第5代RISEバンタム級王座決定トーナメント」に出場するなど早くから活躍。現RISEフェザー級王者・工藤政英、現バンタム級王者・鈴木真彦、内藤大樹らとも拳を交えた。9月大会では無敗のホープ奥平将太に判定勝ちし、ベテラン健在を証明。戦績は23勝(7KO)17敗2分。

 梅井は4歳の頃より始めた空手、中学一年から始めた柔道、そして高校ではレスリングと、様々な格闘技経験を持つ。柔道では全国中学柔道大会に出場し、レスリングでは近畿大会で3位入賞。19歳でキックボクサーを志し、2019年10月にはRIZINで植山征紀と対戦(判定負け)。その後、TEPPENに移籍して7月大会ではランキング上位の山川賢誠をKOし、現在3連勝。戦績は11勝(1KO)6敗。


 ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1Rでは、同級4位でWBCムエタイ日本ウェルター級王者の中野椋太(誠至会)が昨年11月以来の参戦。これが初参戦となるNKBウェルター級王者・蛇鬼将矢(テツジム)との対戦が決まった。

 中野は2018年12月にNJKFウェルター級王者になったパンチを得意とするアグレッシブファイター。RISE初参戦となった2019年7月の大阪大会ではDEEP☆KICK王者の憂也に初回KOで勝利。10月には65kg級のS1ジャパントーナメント決勝戦で畠山隼人を破り優勝。RISE2度目の参戦となった2020年2月にはスーパーライト級王者・山田洸誓に判定負けを喫するが、11月のRISEでは山口裕人から左フックでダウンを奪って勝利した。今年7月にはWBCムエタイ日本ウェルター級王座を獲得している。

 蛇鬼は地下格闘技出身で、2020年10月に行われたNKBウェルター級王座決定戦決勝にて、稲葉裕哉に判定勝利し王座を獲得。同年12月にはホーストカップでNJKFウェルター級王者の洋輔YAMATOと王者対決を行ったが、判定3-0で黒星。今年6月のNKBでは北川”ハチマキ”和裕の引退試合の相手を務めたが、判定3-0で敗れた。中野とは7年前に対戦し、プロ初黒星を付けられたという因縁がある。


 ライト級(-63kg)3分3R延長1Rでは、同級4位で初代HOOST CUPスーパーライト級王者の麻原将平(パウンドフォーパウンド)と第3代DEEP☆KICK -63kg王者・山畑雄摩(心将塾)が対戦。

 麻原は正道会館空手出身で、プロデビューして15年のベテラン選手。RISEライト級のトップランカーとしてタイトル挑戦経験もあり、『K-1 WORLD MAX』にも出場した。2016年10月にはHOOST CUP初代スーパーライト級王座に就く。ローキックと飛びヒザ蹴りを得意とし、新人時代からK-1ヘビー級で活躍した武蔵の指導を受けている。2020年11月の『RIZIN』では山口侑馬を試合時間残り1秒でKO、今年5月にはKENTAを延長Rで破り、連勝でベテラン健在ぶりを示している。戦績は25勝(7KO)16敗1分。

 山畑はNJKF所属で、2020年6月にDEEP☆KICK王者となった。同年11月には『RIZIN.25』で大雅と対戦し、判定3-0で敗れている。さらに今年2月には大石健作とドローと勝ち星から遠ざかったが4月のDEEP☆KICKで勝利。6月のRIZINでは高橋聖人と引き分け、9月のDEEP☆KICKではKENTAに判定3-0で敗れている。


 スーパーフライ級(-53kg)3分3RではMA日本バンタム級王者KING剛(ROYAL KINGS)が第2代CMA KAISERバンタム級王者・溜田蒼馬(Crazy Wolf)と対戦。

 KING剛は“壊れた戦車”の異名を持つタフな選手で、大崎一貴、滉大、福田海斗らトップ選手と対戦。今年7月にはSB日本バンタム級2位・佐藤執斗に判定3-0で敗れている。

 溜田の戦績は12勝(11KO)8敗と勝つ時は、ほぼKOと相手を倒しきる攻撃力を持つKO率9割を超えるハードヒッター。2月大会でRISEバンタム級王者・鈴木真彦の相手に抜擢され、左フックで鈴木からダウンを奪うと壮絶な打ち合いの末に初回KO負けを喫した。5月大会では政所仁にも初回KO負けを喫しており、RISE初白星を目指す。

 また、オープニングファイトで以下の3カードも決定した。

▼オープニングファイト バンタム級(-55kg)3分3R
翔磨(多田ジム/DEEP☆KICK-55kg 2位)
久津輪将充(888GYM/DEEP☆KICK-57.5kg 6位)

▼オープニングファイト フェザー級(-60kg)3分3R
岩郷泰成(TFT/DEEP☆KICK-60kg 1位)
佐藤 亮(健心塾/DEEP☆KICK-60kg 3位)

▼オープニングファイト フェザー級(-57.5kg)3分3R
都築海杜(キックボクシングジム3K/and lab/同級10位)
勇志(真門ジム/NKBフェザー級5位)

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