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【RIZIN】萩原京平、打倒・朝倉未来の準備は完璧「打撃で倒した朝倉未来にパウンドを2~3発打ちこんでレフェリーストップというイメージができている」

2021/09/30 14:09
 2021年10月2日(土)に開催されるRIZINの新シリーズ『RIZIN LANDMARK vol.1』のメインイベントで、朝倉未来(トライフォース赤坂)と対戦する萩原京平(SMOKER GYM)が9月30日(木)オンライン個別インタビューに答えた。  試合を2日後に控えた心境を聞かれた萩原は「凄いワクワクしているのと、早く試合をしたいのと、お腹が空きましたね」とリラックスした表情で答える。  朝倉に関しては「今の格闘技界の顔役の中の一人だと思っているので、勝ってそのポジションを自分に変わってもらおうと思っていますね」と、公開練習で語った通り“奪い取る”とする。 「激しい試合になるかなと思っているし、こっちは打撃戦しかやるつもりはないので、向こうがそれに付き合ってくれれば面白い、みんなが見たがっているバチバチの殴り合いの試合になるかなと思っていますね」と打撃戦を望み、先にインタビューを行った朝倉が「キツい展開の試合をしたい。根性勝負になっても負けない」と発言したことを伝え聞くと「そういう勝負を向こうがしたいと言っているのなら、こっちからすれば望むところ。その勝負になってもこっちは全然負ける気はしていないし、そういうしんどい試合をやる準備を僕もしてきているので、最終的には気持ちの差で勝敗が分かれると思っていますね」と、望むところだと答えた。 (写真)昨年の大晦日、平本蓮を圧倒した萩原 打撃では、所属のSMOKER GYMで松山誠代表の喧嘩空手を習い、出稽古の「チーム吉鷹」ではK-1の和島大海と、さらにボクシングでも元三階級制覇王者の長谷川穂積氏の教えを受け、元OPBF東洋太平洋&元日本スーパーウェルター級王者・細川貴之氏とも練習。さらに組み技では、CARPE DIEM BJJ 芦屋に通い、岩崎正寛の指導を受け、MMAではパラエストラ東大阪のプロ練習で金太郎らともスパーリングを積んできた。「キツい試合」が組み技の展開になることも予想される。 「そこの展開に関しては岩崎さんとの練習と、作戦を練ってもらってそれをやってきたので、向こうが組み付いてきても切ることができるし、そこから打撃を当てる練習もしてきています。向こうが会見から、相手の不得意なところで組んでくると発言されていたと思いますけれど、その展開になってもこっちは準備できているし、向こうがそういう勝負を仕掛けてくるということは僕の打撃にビビっているじゃないけれど、そこを警戒しているんやろなと思うし、向こうが組んできたところでこっちも組みの中での打撃とかを準備しているので、どういう展開にしろこっちは準備してきたことを出すだけなので全く不安はないですね」と、組み技も含め、あらゆる展開を想定して準備をしていると胸を張る。  最初の会見(8月21日)から1カ月以上、ここまでは「あっという間でしたね」という。「1日1日がほんまに早く感じて。試合が決まってから毎日ずっと濃い練習やいい時間を過ごせているので、試合まであっという間でしたね。練習にもめちゃくちゃ集中できました。マインド的にも身体の調子もめちゃくちゃ良くて、その状態で練習に取り掛かってそこから収穫や発見があったので、いいマインドでトレーニングキャンプを終えることが出来たので心身共に準備はばっちりですね」と、高いモチベーションで準備することが出来たと自信満々。 (写真)公開練習ではスタンドのヒジ打ちも繰り出した 相手が朝倉未来だけに反響も大きかった。「注目されているなと凄い感じていたし、地元の大阪で街を歩いているだけでもいろいろな人に声をかけてもらっていました。そういうのが初めての経験やったので、そういうことを踏まえて今回の注目度は凄いなと思ったし、ここで勝ったら今の景色よりもさらにいい景色が見えると思うので、ここは絶対に負けられないなって思っていますね」  それでも自身の試合前の気持ちは「今までと変わりないですね。対戦相手が誰であれ、場所がどこであれ、こっちがやることは変わらないので。いつも通り楽しんで、見てもらっているお客さんに興奮や感動を与えられるような試合をしようと思っています。そこは地下格闘技の時から試合に臨む気持ちは変わらないです」とした。  試合前に夢を見たかとの質問には「見たけれど忘れていますね(笑)。見ないですかね。逆にぐっすり寝ているくらいです。寝る前に毎日イメージトレーニングはしています。日に日に鮮明に勝っているところや勝ってチームのみんなと喜んでいるところとかがイメージできるようになっているので、これは間違いなくこのイメージ通り実現するやろなと思っていますね」と、夢は見ないがイメージは具体化しているのだとする。  そのイメージとは「やっぱり打撃で倒して、マットに寝転がっている朝倉未来にパウンドを2~3発打ちこんで、そこでレフェリーストップというイメージができているのでそれに近い形で終わるかと思っていますね」というもの。  今大会は会場も明らかにされておらず、リングのサイズがいつも通りなのかも不明。萩原自身も「全く何も聞いてないです。無情報です。場所もどこか僕はまだ分かっていないので。リングよりはケージの方がいいですね(笑)。リングでもばっちりです。リングの上でしっかり勝って、コーナーポストに上るところまでイメージできているので、イメージが現実化するかなと思っていますね」と、ニヤリと笑った。
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