個別インタビューに答えた朝倉未来の口から、RIZIN初代フェザー級王者・斎藤裕に対して痛烈な言葉が飛び出した(C)RIZIN FF
2021年10月2日(土)に開催されるRIZINの新シリーズ『RIZIN LANDMARK vol.1』のメインイベントで、萩原京平(SMOKER GYM)と対戦する朝倉未来(トライフォース赤坂)が9月30日(木)オンライン個別インタビューに答えた。
U-NEXTでのライブ配信で解説を務めるのは、2020年11月に朝倉とRIZIN初代フェザー級王座決定戦を行い、初代王座に就いた斎藤裕(パラエストラ小岩)。その斎藤が放送席にいることについてどう思うかと聞かれると、「1年前でしたっけね、斎藤選手とやったのは。あの時とは全然違うんですよ。取り組み方といい強さといい。そこを感じるんじゃないですかね」と、別人になった自分を知ることになると予告。
(写真)2020年11月に初代王座を懸けて対戦した斎藤(左)と朝倉
斎藤に試合を見られることは「全く意識はないですね。そこには」と言い、斎藤へのリベンジについて問われると「実力は確かにあるんですが、格闘技の選手として華がないと思う、正直。求心力もないと思う。俺はチャンピオン失格だと思っていますね。だから早く奪い取りたいなっていう」と、痛烈な言葉で答えた。
また、今回の『LANDMARK』という大会についてどう思うかと聞かれると「試合を受けた時も話しましたがとても面白い試みで、格闘技ファンの人たちも試合あるだけあれば見たいと思うだろうし、大きな会場を借りるのも時期的に難しい状況で、そういう中でこうやって配信で試合が組まれるのはとても現代的だし、いいと思いますけれどね」との見解を示し、「あと、そこに出られる人も出てくるので選手側としても機会が増えるのでとてもいいんじゃないかと思っています。僕は格闘技界にスター選手が少なくなっていると感じていて、そこの育成にこういうところで力を入れていければいいと思いますね」と、格闘技界全体を考えてのコメントも。
そのスターに必要な条件は何だと思うかと問われると、「今回の対戦相手のような華のある選手。結局、その華のある選手に結果が伴ってきた時ですよね」との考えを示した。