今年のK-1甲子園で優勝したばかりの天野がプロデビュー。所属は名古屋の名門キング・ムエ
2021年11月13日(土)GENスポーツパレス『Krush-EX 2021 vol.6』の対戦カードが発表された。
8月に開催された『K-1甲子園2021』にて-60kg優勝を果たした天野颯大(キング・ムエ) のプロデビュー戦が決定。
天野はK-1甲子園に1年生、2年生と連続出場するも1回戦で敗退。最後のチャンスとなる今年3年生で優勝を果たした。決勝は3試合の中で最も荒々しい展開となり、両者足を止めての打ち合いも見せる乱戦模様。その中で左右フック、ヒザを繰り出す天野に須田がクリンチする場面が後半多くなり、判定3-0で天野が勝利した。
対戦相手は佐生光一(K-1ジム五反田チームキングス) で同じくプロデビュー戦。第39回K-1アマチュア チャレンジAクラス -60kg優勝の実績を持つ。
今大会では女子も3試合組まれた。女子アトム級2分3Rで、豊嶋里美(TEAM OJ)と紗依茄(=らいか/月心会チーム侍)が対戦。
豊嶋はデビューから6戦目まで勝ち星がなかったが、2020年9月の「DREAM KAHOS」トーナメントの1回戦で延長戦の末に谷田美穂から嬉しい初勝利。決勝では打ち合いを繰り広げたが森川侑凜に判定負け。11月のチャン・リー戦にも敗れたが、今年8月にホープのKihoから勝利を収めた。戦績は2勝6敗2分。
紗依茄は17歳のJKファイターで、ジュニアで6冠王、第9回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-50kg優勝の成績をあげ、今年1月にプロデビュー。ジュニア時代から積み上げてきた卓越したテクニックでAIKOから勝利を収めたが、6月の2戦目ではチャン・リーのパワーに屈し初黒星。
同じく女子アトム級2分3Rで、加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス)と乃亜(昇龍會)が対戦。
加藤は第30回K-1アマチュアチャレンジBクラス女子-45kg優勝の成績を収め、2020年3月にプロデビュー。谷田美穂から勝利を収めたが、2戦目で森川侑凜に敗れ、3戦目はKihoに判定勝ち。8月に森川との再戦に臨んだが判定3-0で敗れた。戦績は2勝2敗。乃亜は高校3年生でK-1甲子園に3年連続出場、今回がプロデビュー戦となる。
女子フライ級2分3Rでは小澤聡子(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とARINA(闘神塾)が対戦。小澤は今回が33戦目(7勝21敗4分)となる大ベテランで現在4連敗中。2015年1月以来の勝利を目指す。ARINAは今年5月のKrushでプロデビューし、ハイキックでダウンを奪って勝利している。