▼バンタム級 5分3R
花レメ紋次郎TK(リバーサルジム新宿Me, We)#6位・16勝6敗2分
風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)#10位・6勝1敗
花レメは16勝7敗2分。2020年に平岡将英、土肥潤をいずれも判定で破り、2連勝中。PANCRASEバンタム級6位のランカーとなり、7月の大阪大会で三村亘と対戦予定も負傷欠場。2020年12月に“聖帝”土肥潤をヒット・アンド・アウェイで攻略し判定勝ちして以来、1年ぶりの試合となる。
対する風間は柔術ベースで現在6連勝中。PANCRASE初戦で櫻井裕康に判定負けも、2戦目で上田厚志をパウンドアウト、3戦目で山本敦章に腕十字で一本勝ち。2021年2月の「Road to ONE:4th Young Guns」では、GRABAKAの前田浩平にツイスターからのパウンドで1R TKO勝ちで3連勝をマーク。
2021年のネオブラッド・トーナメントでは1回戦で高杉遼介をパウンドTKO。準決勝で田嶋椋をストレートフットロックで極め、決勝で川北晏生に判定勝ちで優勝も、終盤にバックを奪われリアネイキドチョークの体勢になったことで勝ち名乗りも笑顔を見せなかった。
下馬評通りネオブラを優勝した風間だが、メインカードで待ち受ける花レメは一筋縄ではいかない。花レメ擁するMe, Weジム軍師・山崎剛代表、風間のセコンド大沢ケンジ代表はどんな作戦を授けるか?
【ポストリミナリー】
▼バンタム級 5分3R
田嶋 椋(OOTA DOJO)1勝1敗
サイバー遼(トライフォース東中野)12勝16敗4分
田島は9月12日のネオブラッド・トーナメント準決勝で風間敏臣に一本負けからの再起戦。1回戦では矢澤諒にスプリット判定勝ち。非公式戦ながら『格闘DREAMERS』でも齋藤奨司に腕十字で一本勝ちしており、柔道ベースの組みの強さを見せるか。
サイバー遼こと井関遼は12勝16敗4分のベテラン。コロナ禍の2020年は試合機会が無かったが、2021年6月に戦線復帰。宮島夢都希に2R、鼻骨骨折の疑いでTKO負けで諏訪部哲平戦のスプリット判定負けに続く2連敗となっている。
▼バンタム級 5分3R
小川隼也(CAVE)2勝2敗
矢澤 諒(パンクラスイズム横浜)2敗
CAVEの小川は2勝2敗の五分の戦績。2018年に1勝1敗後、2021年に復帰。ネオブラッド・トーナメント1回戦で上野惇平をリアネイキドチョークで極めるも、準決勝で川北晏生にリアネイキドチョークで一本負け。
パンクラスイズム横浜の矢澤は、2020年7月のiSMOS.1で大井洋一に右ストレートで1R KO勝ちもPANCRASEでは 三宅輝砂に判定負け後、2021年5月のネオブラッド・トーナメント1回戦で田嶋椋にスプリット判定負けとなっている。
【既報カード】
▼ストロー級K.O.P.C.(タイトルマッチ)5分5R
北方大地(パンクラス大阪稲垣組)第2代K.O.P.※初防衛戦
宮澤雄大(K-PLACE)ランキング1位
2018年2月4日から始まった(USEN)スタジオコースト大会が今回で終了する。4年の間にいくつものタイトル戦を開催してきた。仙三@若松の伝説的死闘、ISAOの負け無し鉄板戦、ハファエル・シウバ無双、雑賀“ヤン坊”達也の115秒殺……。
王者・北方は2019年7月に王座奪取以来、ONEやRIZINフライ級に参戦しており、約2年半ぶりのPANCRASE出場でこれがストロー級での初防衛戦。その苦しんできた年月を自分の血と肉に出来たか、試練の一戦となる。
挑戦者・宮澤は2021年5月の次期挑戦者決定戦で、八田亮の組みを切って判定勝利しての格闘技人生初タイトル戦。彫刻の様なヘラクレスボディとは裏腹に、静かに、強かに北方を研究・対策を練り、最後のコーストに現れる。