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【ONE】3度目の対決! 王者パシオ「コロナに感染したけど100%の状態」×猿田洋祐「海の底で我慢くらべ、どっちの息が続くかメンタル勝負」、リー「ライト級のほぼ全員を倒してきた」×オク・レユン「“アンダードッグ”なんてただの肩書き」=今夜決戦!

2021/09/24 12:09
【ONE】3度目の対決! 王者パシオ「コロナに感染したけど100%の状態」×猿田洋祐「海の底で我慢くらべ、どっちの息が続くかメンタル勝負」、リー「ライト級のほぼ全員を倒してきた」×オク・レユン「“アンダードッグ”なんてただの肩書き」=今夜決戦!

(C)ONE Championship

 2021年9月24日(金)に開催される「ONE: REVOLUTION」に向け、計量結果およびハイドレーションテスト(水分の尿比重値)が行われ、日本から出場する猿田洋祐内藤大樹ともにパスした。

 前日会見では、チャトリ・シットヨートンCEO兼会長が、「大会の開催、選手を受け入れてくださったシンガポール政府に心から感謝します。今回の大会は、世界タイトルマッチ3試合に加え、ヘビー級とフェザー級の世界タイトル挑戦者を決める試合が行われます。そして私の友人でもある、柔術世界王者に13度輝いたブシェシャがMMAデビューを迎え、危険なストライカーのアンデウソン・シウバと対戦します」と見どころを語るなか、メインカードの主要選手が登壇。

▼ONE世界ストロー級(※56.7kg)選手権試合 5分5R
ジョシュア・パシオ(フィリピン)王者 56.65kg, 1.0053
猿田洋祐(日本)挑戦者 56.45kg, 1.0018

 ONE世界ストロー級(※56.7kg)選手権試合(5分5R)として、王者ジョシュア・パシオ(フィリピン)とのラバーマッチに挑む猿田は、「前回は自分がチャンピオンとして、ジョシュア・パシオ選手と戦いましたけれど、今度は自分がチャレンジャーとして戦いますので、今回はメンタル面の強さが違うと思います。前回の試合では、自分の強みであったメンタルの部分を出すことが出来なかったので、今回はジョシュア・パシオ選手を海の底に沈めるようなイメージで、海の底で我慢くらべ、どっちの息が続くのかのようなメンタルの勝負をしたいと思っています。この勝負に勝って、自分は次のステージ、自分が戦いたいデメトリアス・ジョンソンとの対戦をアピールしたいと思っています」と意気込みを語った。

 対するパシオは、「1年8カ月ぶりにここに戻ってきました。本当に嬉しいですし、ONEで戦うことがとても楽しみです。前回の猿田との再戦から約2年が経っていますが、過去の試合でもわかるように僕たちは成長して、より良い格闘家になっています。毎日、毎日、レベルアップすることにおいて、とてもモチベーションが高いです。試合でその成果をお見せします。爆発的な試合になるでしょう」と激闘を予告。

 さらに、「ここに戻って来るまではパンデミックで大変な期間でした。今年前半には新型コロナウィルスにも感染しました。でも僕らはサークルの中でも実際の生活でもファイターですから、コロナにも打ち勝って、メンタル面もフィジカル面も100%の状態です。あとはやるだけです」と、コロナに感染したことを告白しながらも、体調は万全であることを語った。

 また、「これまでの人生の半分の期間を格闘技に捧げてきました。プレッシャーなんて友達のようなものだし、自分が歩んできた道の一つですね。そして、自分のチーム、チームラカイの仲間達には自信があります。近い将来彼らもチャンピオンになるはずです」と、ラカイで積み上げてきた練習に自信を見せた。

▼ONE世界ライト級(※77.1kg)選手権試合 5分5R
クリスチャン・リー(米国/シンガポール)王者 76.50kg, 1.0044
オク・レユン(韓国)挑戦者 77.10kg, 1.0229

◆クリスチャン・リー
「ライト級のほぼ全員を倒してきました。でも相手のオク・レユンはタイトル挑戦に相応しいパフォーマンスをこれまで見せてきましたね。この試合に向けて人生で一番と言っても過言でないくらいタフなトレーニングを積んできました。ベルト防衛に向けて準備万端ですし、ファンのために素晴らしい試合をしたいと思っています。どの試合でもタイトル防衛戦でも、プレッシャーはどんどん上がっていくものです。この試合に向けても同じです。この試合に向けてきついトレーニングをやってきたので、あとは試合の夜に結果を残すだけです」

◆オク・レユン
「クリスチャンは若くてスピードのあるファイターですね。爆発的な試合を見せます。“アンダードッグ”なんて言葉はただの肩書きのようなもので、僕もクリスチャンもこの試合に出る資格がありますよね。同じグローブを着けて、同じ制限時間内で、同じサークルケージの中で戦う。その上で、どちらのファイターが優れた選手なのか、それが大事なことです。この試合で勝ってアンダードッグという印象を打ち消せれば良いと思っています」

▼キックボクシング バンタム級世界選手権試合 3分5R
カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)王者 65.45kg, 1.0136
メディ・ザトゥー(フランス/アルジェリア)挑戦者 65.80kg, 1.0233

◆カピタン“ワンパンチKO”
「100%の準備をしてきました。明日は皆さんに楽しんでもらえるような試合をしたいですね。世界王座のベルトは渡しません。相手のメディ・ザトゥーの弱みは僕より年齢が上なことでしょうか。でもそれを上回るような経験値を強みとして持ち合わせていると思います」

◆メディー・ザトゥー
「とてもハードな練習をしてきました。7カ月前に試合をして止まらずに戦い続けています。このケージで戦うために人生を捧げていますから、今はもう燃え上がっていますよ。チームのために、家族のために、年齢に関わらず自分が成し遂げられるということを世界に見せたいと思います。試合で全てを出し尽くします」

▼ONE女子アトム級(※52.2kg)5分3R
ビクトリア・リー(米国/シンガポール)51.80kg, 1.0023
ビクトリア・ソウザ(ブラジル)51.50kg, 1.0053

◆ビクトリア・リー
「相手の試合の映像を見てきました。彼女は私と同じようにエキサイティングなファイターです。試合の夜は、ファンの皆さんに見応えのあるおもしろい試合を見せることが出来ると思います。1ラウンドで試合が決まるでしょうね。エキサイティングなパフォーマンスを見せて年齢(17歳)のことなんて言わせない、そんな試合をしたいです」

◆ビクトリア・ソウザ
「戦う準備は万端です。この試合で私が勝つと確信しています」

▼ONEヘビー級(※120.2kg)5分3R
マーカス・ ”ブシェシャ”・アルメイダ(ブラジル)116.05kg, 1.0214
アンダーソン・シウバ(ブラジル) 119.10kg, 1.0044

◆マーカス・アルメイダ
「長い時間がかかりましたが、やっとここまで来ました。嬉しい気持ちでいっぱいです。ONEのサークルケージで自分のMMAデビューを飾れることは光栄です。色んなトレーニングを積んできたので、自分のベストを尽くせるように頑張ります。素晴らしいレジェンドを相手に試合をしますから、自分の全てを出したいです。彼も言ったように、僕たちは “フレンド”です。色々あって僕たちが対戦することになって、これは仕方のないことですが、良い試合になるでしょう。クラシックなグラップラーと最高のストライカーの対決ですからね」

◆アンダーソン・シウバ
「ここに来ることが出来て本当に嬉しいです。ブシェシャを相手に試合をできるのは幸せなことですね。(同じブラジル人同士)彼は、僕の“フレンド”ですから。自分のベストを見せられることを願っています」

ONE: REVOLUTION 計量結果

9月24日(金)シンガポール・インドアスタジアム
ABEMA生中継(19時30分~26時)

【メインカード】

▼ONE世界ライト級(※77.1kg)選手権試合 5分5R
クリスチャン・リー(米国/シンガポール)王者 76.50kg, 1.0044
オク・レユン(韓国)挑戦者 77.10kg, 1.0229

▼キックボクシング バンタム級世界選手権試合 3分5R
カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)王者 65.45kg, 1.0136
メディ・ザトゥー(フランス/アルジェリア)挑戦者 65.80kg, 1.0233

▼ONE世界ストロー級(※56.7kg)選手権試合 5分5R
ジョシュア・パシオ(フィリピン)王者 56.65kg, 1.0053
猿田洋祐(日本)挑戦者 56.45kg, 1.0018

▼ONEフェザー級(※70.3kg)5分3R
マーティン・ニューイェン(豪州/ベトナム)70.30kg, 1.0207
キム・ジェウォン(韓国)70.15kg, 1.0099

▼ONEヘビー級(※120.2kg)5分3R
アミル・アリアックバリ(イラン)118.25kg, 1.0248
アナトリー・マリキン(ロシア)111.90kg, 1.0107

▼ONE女子アトム級(※52.2kg)5分3R
ビクトリア・リー(米国/シンガポール)51.80kg, 1.0023
ビクトリア・ソウザ(ブラジル)51.50kg, 1.0053

【リードカード】

▼ONEストロー級(※56.7kg)5分3R
リト・アディワン(フィリピン)56.45kg, 1.0128
ハシガトゥ(中国)56.70kg, 1.0168

▼ムエタイ フライ級 3分3R
ペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ)60.80kg, 1.0087
内藤大樹(日本)61.20kg, 1.0244

▼ONEヘビー級(※120.2kg)5分3R
マーカス・ ”ブシェシャ”・アルメイダ(ブラジル)116.05kg, 1.0214
アンダーソン・シウバ(ブラジル) 119.10kg, 1.0044

▼キックボクシング バンタム級 3分3R
ペッタノン・ペットファーガス(タイ)65.55kg, 1.0107
ジャン・チェンロン(中国)65.80kg, 1.0031

▼ONEフェザー級(※70.3kg)5分3R
ジェームズ・ヤン(米国)69.90kg, 1.0040
ロエル・ロサウロ(フィリピン)69.00kg, 1.0195

※ONE Championshipでは減量によるダメージを減らすために、過度な水抜きを禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となっており、選手の尿から水分の割合が基準に達しているか尿比重値をチェックするハイドレーション・テストが試合の前日に行われている。体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下という規定が設けられており、パスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。

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