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7月21日(日)スタジオコーストで開催される「PANCRASE 307」にて、フライ級 暫定キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチが決定。同級1位の翔兵(升水組)と3位の上田将竜が王座を争う。
第5代フライ級王者の仙三が3月の「ONE:A NEW ERA」にアンドリュー・レオーネの欠場を受けてフライ級ワールドGPに緊急出場。ダニー・キンガドと大激闘を繰り広げるも判定負け。怪我によりパンクラスの防衛戦の目途がつかないため、今回の暫定王者決定戦となった。
▼フライ級 暫定キング オブ パンクラス タイトルマッチ 5分5R
翔兵(升水組/1位/10勝3敗)
上田将竜(緒方道場/3位/11勝3敗)
翔兵と上田将竜は、2017年2月大会のセミファイナルで対戦。当時2連勝の翔兵と3連勝の上田が激突し、2Rに翔兵が右フックをヒットさせ、その後もパンチで前進し攻勢となり、判定3-0(29-27、30-27、29-27)で翔兵が勝利していた。
初対戦から2年半ぶりの再戦はタイトルマッチに。
上田戦後、翔兵は春日井健士、若松佑弥と激闘の末に敗れるも、2018年に小川徹、秋葉太樹との競り合いを制し、2019年3月の前戦では、修斗で中村優作と田丸匠をKOしている実力者ライリー・ドゥトロを相手に距離を制し、得意の出入りの打撃を当て判定勝利。ドゥトロに日本で初めて土をつけ、3連勝を飾っている。
対する上田将竜は、翔兵戦後、小川徹、安永有希、倉岡幸平を下し、2018年12月の前戦では小川徹を右ハイキックでKOに下すなど4連勝と再び白星を積み上げてきた。
パワフルな前進力と足を使って距離を制し、組んで投げもある翔兵に、11センチ長身の上田は得意のハイキックなど長い打撃に加え、四つ組みからの投げ、下になっても三角絞めや腕十字などの仕掛けも持つ。互いにタフな試合を乗り越えて辿り着いた暫定王者決定戦でベルトを巻くのは、翔兵か上田将竜か。
【前回 2017年2月大会時の事前動画】
【追加カード】
▼プレリミナリー フライ級 3分3R
西村大輝(ALLIANCE/1敗)
中嶋悠真(マッハ道場/2勝4敗)