16名の女子選手たちが計量を一度目でパス。今大会を盛り上げて、来年につなげることができるか
2021年9月12日(日)東京・後楽園ホール『RISE GIRLS POWER.5』の前日計量&記者会見が、11日(土)都内にて14:00より行われた。
メインイベント(第8試合)のSuperFight! -49.5kg契約3分3R延長1Rで対戦する、RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(TEAM TEPPEN)は49.3kg、同フライ級王者・小林愛三(NEXTLEVEL渋谷)は49.2kgでパス。
セミファイナル(第7試合)のSuperFight! -46.5kg契約3分3R延長1Rで対戦する、RISEQUEENアトム級王者・宮崎小雪(TRY HARD GY)は46.4kg、BOMピン級王者・伊藤紗弥(尚武会)は46.15kgでパスした。
第6試合のフライ級(-52kg)3分3R延長1Rで対戦する、J-GIRLSスーパーフライ級王者YAYAウィラサクレック(WSRフェアテックス幕張)は51.8kg、RISEミニフライ級1位AKARI(TARGET)は51.7kgでのパス。
第5試合のアトム級(-46kg) 3分3R延長1Rで対戦する、同級2位・平岡琴(TRY HARD GYM)は45.9kg、同級7位・奥脇奈々(エイワスポーツジム)は45.55kgでのパスとなった。
第4試合のKINGレイナ(フリー)vs村上悠佳(TEAM TEPPEN)はエキシビションマッチのため計量無し。
第3試合のフライ級(-52kg)3分3Rで対戦する山本知美(FAITH)は52.0kg、辻井和奏(BRING IT ONパラエストラAKK)は51.7kgでパス。
第2試合の-45kg契約3分3Rで対戦する、坂田実優(FASCINATE FIGHT TEAM)は44.9kg、菊地美乃里(GONG-GYM坂戸)は44.45kgだった。
第1試合の-43kg契約3分3Rで対戦する島田美咲(SQUARE-UP KICKBOXING道場)は41.7kg、西原朱花(TEAM TEPPEN)は42.75kgでの計量パス。
計量後に行われた会見で伊藤隆RISE代表は「昨今、個性的な女性選手が多くなって一時期の盛り上がりが再燃するのではないか。明日、26年間止まっていた時間を動かすことが出来たらと思っています。来年も女子単独で後楽園ホール、または大きい大会も考えていきたいのでたくさんの選手に出ていただきたい。どんな選手でも参戦できるので、RISE GIRLS POWERと女子キックボクシングをどんどん盛り上げていけたらと思っています。各々の考えはあるけれど大いに存在をアピールしていただきたい」と、26年ぶりとなる女子キックボクシングだけの後楽園ホール大会に期待を寄せるとともに、来年はさらに大きな舞台を手がけたいとした。
また、神村エリカRISE GIRLS POWERアンバサダーは「平岡選手vs奥脇選手はバチバチのRISEらしい試合を見せてくれそうです。平岡選手は調子もよさそうでニコニコしながら挨拶してきたので楽しみです。AKARIは今回のテーマは挑戦。契約体重でもアグレッシブに試合をしたいとは話しているのでそれができるか。YAYA選手はフェイスオフの時の威圧感、圧力は気持ちが強いなと思って楽しみです。
RISEのトップ選手はクイーン感というか、オーラのレベルが違うと痛感しています。小雪選手は王者になって初の試合になりますし、伊藤選手は負けてしまってからのRISEルールリベンジ。愛三選手は自分との戦いだったと言っていましたし、寺山選手も今までは私らしく戦いたいというコメントが多かったんですが、王者らしく試合をしたいとコメントして今までにない気合いを感じました。それぞれが向き合わなくてはいけないことに向き合ってきたと感じました。明日が待ち遠しいです」と、選手たちの様子を見て評した。