(C)ONE Championship
2021年9月3日(金)20時30分から、シンガポール・インドアスタジアムで開催される「ONE:EMPOWER」に向け、計量&ハイドレーション・テストを全選手がパス。フェイスオフが行われた。
計量&ハイドレーション・テストでは、日本から女子アトム級(※52.2kg)ワールドGP1回戦に出場する平田樹(日本)がリミットジャストの52.2kg、ハイドレーションも1.0036でパス。初のハイドレーション・テストに臨んだアリース・アンダーソン(米国)も52.15kg(1.0176)でパスした。
フェイスオフでは、平田とアンダーソンはともにマスクを着用し、平田は金髪のコーンロウに編み上げ、日の丸を背に登壇。アンダーソンは星条旗カラーに髪を編んで平田と向かい合った。
身長157cm・リーチ159cmの平田に対し、身長166cm・リーチ168cmのアンダーソン、ともにスニーカーを履いてのフェイスオフだが、向かい合うと数字ほどの身長差は見られないものの、左手を挙げたアンダーソンのリーチの長さが際立った。
フェイスオフ後、平田は「俺は強い そしてかっこいい」「誰もなれない どこにもいない存在」と投稿。試合に向け、集中力を高めている。
誰もなれない
— 平田 樹 (@_itsuki_h_) September 2, 2021
どこにもいない存在
また、フェイスオフのライブ中に、アトム級ワールドGPの準決勝のマッチアップが、ファン投票で決まることが発表された。1回戦の全試合終了後に投票サイトにて投票が可能となる。投票期間は9月10日までの1週間で、結果は9月24日の次回大会「ONE: REVOLUTION」で発表される予定。
ONE Championshipでは減量によるダメージを減らすために、過度な水抜きを禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となっており、選手の尿から水分の割合が基準に達しているか尿比重値をチェックするハイドレーション・テストが試合の前日に行われている。
体重はリミット+500グラム、ハイドレーションは1.0250以下という規定が設けられており、パスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。今回は、3日の朝10時の再計量を含め、全選手がパスした。試合の模様は午後8時30分から、ABEMA「格闘チャンネル」、ONE Super Appにてライブ配信される。