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インタビュー

【K-1】芦澤竜誠がリベンジに絶対の自信「俺が“ここだな”っていうタイミングでラッシュしたら終わるでしょ」

2021/08/27 18:08
 2021年9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~』にて、スーパーファイトの -61kg契約3分3R延長1Rで卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する芦澤竜誠(Dragon Fish)のインタビューが主催者を通じて届いた。  芦澤は2018年6月の第2代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントで第3位に輝き、9月には小澤海斗に勝利。しかし11月大会で卜部弘嵩に逆転KO負けし、2019年3月の『K'FESTA.2』でスペインのホルヘ・バレラにも3ノックダウンでKO負けして連敗。スーパー・フェザー級に階級を上げて臨んだ6月の両国大会でも大岩龍矢に敗れて引退を表明したが、2020年9月のK-1 DX「芦澤竜誠を殴りたいやつ、大募集」で現役復帰を宣言。12月のK-1両国大会で島野浩太朗にTKO勝ちして復活したが、今年3月の村越優汰戦では判定負け。7月にはK-1DXの非公式試合で元THE OUTSIDER 60-65初代王者・幕大輔を1RでKOして話題を呼んだ。戦績は22勝(14KO)12敗1分。 作戦を立てて、攻略法を考えるのは時代遅れ ――今大会で卜部弘嵩選手と対戦が決まりました。試合が発表されて、今どんな心境ですか? 「やっと試合が発表されたんで、普通に気合いが入るっすね。楽しみっす、ほんとに。俺は前の負け(3月に村越優汰に判定負け)から勝ちにハングリーなので、早く試合がしたい、早くぶっ倒したいです。それは相手が卜部選手だからとかじゃなくて。まあでも卜部選手が相手というのはストーリー的にもおもろいし、俺的にはぶっ倒すにはダブルでいいかなってところです」 ――記者会見でも時折シャドーを見せていましたが、身体が動いている印象です。 「絶好調っすね。体重ももう明日計量でもいけるんすよ、63kgぐらいしかなくて。水抜きすれば終わりじゃないすか。それくらい身体が仕上がってます。普段から食事にも気をつけて、夏は運動量も上げてるので、勝手に脂肪が減ってると思います」 ――弘嵩選手には以前敗北を喫していますが(2018年11月にKO負け)、それについてはいかがでしょう? 「あの時と今とでは比べものにならないし、以前の俺は“若いのによく頑張ってたよ”って感じですよ(苦笑)。でも今はもう大丈夫。技術も実力も全部行けるから」 ――今の芦澤選手は自分に自信を持てているようですね。 「俺、技術で負けて、スピードで負けて、何で負けていても、絶対に勝てるんですよ。何て言うんすかね…いくら相手が上手く距離を取ろうが、何しようが、俺が“ここだな”っていうタイミングでラッシュしたら終わるでしょって話。ABEMAのアンチ企画で80kgの相手とやりましたけど、1回ラッシュしたら終わった訳じゃないすか? それはもうやる前から分かってたんすよ。だから今回もそう。俺が1回ラッシュしたら終わる。今の俺の攻撃力は半端じゃないです。もう一発一発が“殺し”なので、どれが当たっても倒れるんじゃないすか」 ――いつからそういう威力を身につけたのですか? 「まず前回の試合は練習の成果が全く出せなかったっす。試合になったら“殴りたい”が勝っちゃって、あれは本当に素人の戦い方です。ほんと矢口トレーナーに申し訳ないって思いましたもん。練習通りやったら余裕だったのに。でもある意味、自分がどのレベルか分かったからよかったっすよね。練習通りやったら、これは余裕で勝てたって思えたんで。俺がやってること間違ってないと思えたし。あの負けがいい方向に転びましたよ、ほんとに」 ――練習方法や内容は正しい、試合での出し方を間違っただけだ、と。 「そういうことです。色々と作戦もあったけど、いざ顔を見たらぶん殴りたくなっちゃったっていう(苦笑)。でも、作戦を立てるのも時代遅れなんですよ。作戦を立てて、攻略法を考えるのは時代遅れ。そんなことやってるヤツは勝てないんです。そうじゃなくて“今”を生きるんですよ。練習で自分の殺しの武器を磨いて、試合の時にそれを出すだけでいい。今回はそれが出ます。いつでもラッシュできるんで、試合で行くか行かないか。で、俺は行くんで。今は一発一発の攻撃力が確実に上がってますから」 ――それではこの試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをお願いします。 「今回は激闘を見せます。力があって優れた者同士が頂点でやると、すごいドラマが生まれたり、すごい奇跡が生まれるじゃないですか。だから俺だけ頑張っても、卜部選手が頑張ってなかったり、卜部選手が頑張っても俺が頑張ってなかったらいい試合にはならない。俺も卜部選手も頑張らないと。それで俺は激闘、ヤバい試合、みんなの頭の中に残る試合がしたいです。みんなよろしく!ピース!!」
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