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【ムエタイ】吉成名高がWBCムエタイ青少年育成プログラムのアンバサダーに、ダイヤモンドベルトにも挑戦か

2021/08/27 16:08
 元WBCムエタイ世界ミニフライ級王者・吉成名高(名高・エイワスポーツ/エイワスポーツジム)が、WBCムエタイ本部よりWBCムエタイ青少年育成プログラムのアンバサダーに任命された。  名高のアンバサダーとしての役割は、母国の日本と世界中のムエタイコミュニティ内の若者のための前向きなロールモデルとして行動し続けること。  名高は第1回WBCムエタイ日本ジュニア大会で優勝し、2018年4月には日本人4人目の快挙となるWBCムエタイ世界タイトル(ミニフライ級)を獲得。2018年12月、ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王座を奪取し、日本人として7人目の同スタジアム王者になり、2019年4月15日にはルンピニースタジアム認定同級王座も獲得と、WBCムエタイの象徴選手として評価されている。  名高は今回の就任に「今回WBCのユースプログラムの大使として任命していただき本当にありがとうございます。自分なりにどんどんムエタイを普及していけるように頑張りますのでこれからもよろしくお願いします」とコメントを寄せている。  WBCムエタイ本部は「今後数カ月でタイのペッシラー・ウォー・ウラチャー(タイ/Wor.Auracha)に対して名誉あるWBCムエタイ・ダイヤモンドのタイトルのために戦うでしょう」としており、名高がダイヤモンドベルトに挑戦することを示唆。ダイヤモンドベルトとは、その階級で最も非凡な精鋭ボクサーを評価する報酬として贈られるダイヤモンドなどの宝石と金を使用した高価なベルト。これまでブアカーオ・バンチャメーク、センチャイ・PKセンチャイムエタイジムといったムエタイの歴史に燦然と名を輝かせる名選手のみに贈られている。  名高がこのダイヤモンドベルトを獲得すれば、またも日本人初の快挙を達成することになる。なお、ペッシラーは今年4月のBOMにて石井一成とWBCムエタイ世界スーパーフライ級(52.16kg)王者決定戦が組まれるも、コロナ禍のため来日が中止。サウスポースタイルのフィームー(ミドルキックを主体にして離れて戦うテクニシャンタイプ)。現在タイでは7連勝中でポイントをとるのがとても上手く、KO率はそこまで高くないがタイのギャンブラーには人気の高い選手だという。True4U 108ポンド王座とWPMF世界ライトフライ級王座を保持していた16歳。2019年12月のBOMに来日し、WPMF世界ライトフライ級(48.99kg) 王座決定戦で当時ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者だった竜哉・エイワスポーツジムと対戦。左ミドルとヒザ蹴りを駆使して判定2-0で勝利を奪っている。
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