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【K-1】デビュー戦でKO負けした金子晃大にリベンジマッチを挑む晃貴「ずっとやり返したいという気持ちがあった」

2021/08/26 15:08
【K-1】デビュー戦でKO負けした金子晃大にリベンジマッチを挑む晃貴「ずっとやり返したいという気持ちがあった」

今年になって2連勝の晃貴が金子にリベンジマッチを挑む(C)K-1

 2021年9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~』にて、第3代Krushバンタム級王者・金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)とスーパー・バンタム級3分3R延長1Rで対戦する第4代Krushバンタム級王者・晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が神奈川県内の所属ジムにて公開練習を行った。


 公開練習のミット打ちで軽快な動きを披露し、絶好調ぶりをアピールした晃貴。前回の試合は5・30『Krush.125』での黒田勇斗戦だったが、その試合から間もなく今回の試合のオファーをもらったという。「期間を空けずに練習できているので、今までにないぐらい良い感じですね。ずっと試合前という感覚ですね」と、緊張感を持続したまま練習に励み、コンディションも整えやすいようだ。

 また、晃貴はリング上の戦績も今年に入って2連勝中と絶好調だ。「最近の試合は考えすぎずに自分のいいところを出せているので、それが要因かなと思います」と自身で分析した晃貴。最近では試合前に相手の研究をし、作戦を練るようにもなった。「今まではガムシャラに行っていたんですけど、今は試合前に相手の動画をたくさん見て、(渡辺)雅和さんと(上松)大輔さんと高萩(勉)さんと作戦を話し合うようになりました」と事前の作戦・戦略が直近2試合の連勝に繋がっているようだ。


 今回の対戦相手の金子は晃貴のKrushデビュー戦(2017年1月)の相手でもあった。「あの時はド派手にKO負けしちゃって、ずっとやり返したいという気持ちがあった。今回『よこはまつり』という大きな舞台でリベンジできるのは嬉しいですね。燃えてます」と、因縁の相手ということで気合いの入り方がこれまでの試合とは違う。

 金子については、「パワーもあってスピードもあってテクニックもあって、完璧な選手だなという印象がありますね」と語る晃貴。「速いし、キレもあるじゃないですか? パンチは気をつけたいと思っていますね」と、特に金子のパンチには警戒をしている。


 また晃貴にとって金子は単にリベンジをしたいだけの相手ではない。「対戦相手でもあるんですけど、尊敬というか、あれだけ勝ち続けるのは凄いと思うので、その選手を超えたいと思いますね」と実力を認めて、リスペクトしている相手でもある。そのため、横浜アリーナという大会場で試合をすること以上に、「金子選手とできることのほうが嬉しいですね」と、晃貴のモチベーションを駆り立てている。

「金子選手にKOで勝ったら盛り上がると思うので、打ち合ってしっかり勝って、みんなに覚えてもらいます」と、金子を倒してK-1のリングでのし上がることを目論む晃貴。「金子選手はスーパー・バンタム級のトップだと思っているので、自分が勝ってK-1のスーパー・バンタムは自分が盛り上げたいなと思っています」と、狙うは主役の交代だ。

 今後の目標も空位となっているK-1スーパー・バンタム級王座に照準を定めている。「王座決定トーナメントをやってほしいです。そこで自分が優勝して、スーパー・バンタム級を盛り上げたいですね」とその野望も大きい。トップ戦線に名を連ねるには、やはり金子戦の突破が必須。「横浜アリーナには自分のことを知らない人がたくさん来ると思うので、面白い選手がいるなというところを見せたいですね。打ち合って勝って、みんなに顔を覚えてもらいたいです」と、金子戦勝利でK-1ファンに名前を浸透させることを誓っていた。

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