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【K-1】京太郎、カリミアンに圧勝宣言「その考えでヘビー級でやろうっていうのもちゃんちゃらおかしい」

2021/08/24 13:08
【K-1】京太郎、カリミアンに圧勝宣言「その考えでヘビー級でやろうっていうのもちゃんちゃらおかしい」

今回も「蹴りを使わずパンチだけでバッチバチに行ったります」と予告する京太郎(C)K-1

 2021年9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~』にて、スーパーファイトK-1ヘビー級3分3R延長1RでK-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM)と対戦する京太郎(チーム京太郎)のインタビューが主催者を通じて届いた。


 京太郎は2006年5月にJ-NETWORKでキックボクサーとしてプロデビュー。2007年12月にK-1 JAPANの強豪・中迫強をKOする大番狂わせを起こし、2008年4月にK-1本戦初出場。マイティ・モーから勝利を収め、20086がつにはK-1 JAPAN GPで準優勝。2009年3月、第2代K-1ヘビー級王者決定トーナメントでメルヴィン・マヌーフ、グーカン・サキを破り日本人初のK-1ヘビー級王座に就くと、2010年4月の初防衛戦ではピーター・アーツをKOした。

 K-1活動休止後はボクシングに転向し、2013年7月に56年ぶりに復活した日本ヘビー級王座に就いたほか、日本人初のWBC世界ヘビー級ランキング入り、2017年1月にはOPBF東洋太平洋ヘビー級王座を獲得。同年5月にはWBOアジア太平洋ヘビー級王座も獲得した。2020年11月にK-1への復帰を発表し、2021年3月に第2代Bigbangヘビー級王者・実方宏介を2Rに右フックで仕留めている。

1Rからダッシュでいくんで、すぐに終わるんじゃないですか


――今大会ではK-1クルーザー級王者シナ・カリミアン選手とヘビー級のスーパーファイトで対戦します。記者会見では「2メートルの無駄遣い」というTシャツを着用しての出席となりました。

「カリミアンの試合を見て、直感でこう思いました。僕はカリミアンと争う気もないし、全然ディスってもなくて、ただ思ったことを言うっていうそれだけなんです。別のTシャツにプリントした『バックハンドブロー禁止』もそうです。直感でやめてもらいたいっていう、それだけです」

――例えば京太郎選手の身長が2mだったら、もっと有効に使えると思いますか?

「どうですかね。身長が2mもあったら、その分運動能力も落ちると思いますけど……おそらく僕が2mあったら、もっと強いと思いますよ。でも実際はそうじゃないわけで、そのなかでどうやっていくかを考えていかないといけない。人間にはそれぞれ生まれ持ったものがあるので、そこでこうしよう・ああしようっていう考えはあります」

――カリミアン選手の試合映像はどのくらい見ているのですか?

「そんなに見てはないですけど、結局はバックハンドブローだけでしょ? いや、よく(バックハンドブローを)使うなとは思います。ただパンチをもらうし打たれ弱いし、あの戦い方は身体によくないですよ。僕は試合だとほとんどパンチもらわないので」


――ではカリミアン選手のバックブローはもらわない?

「バックハンドブローは全部対策分かっています。こうやれば相手はバックハンドブローを出せないというのが分かっていて、僕ほど格闘技IQが高ければ全て封じられます。もちろんもらったら痛いだろうし、もらったら僕の負けだと思っていますけど、バックハンドブローに頼っているようじゃ絶対に勝てないですよ」

――かなり自信があるようですね。

「あと僕にとって対戦相手のベストな身長って190cmから2mぐらいなので、会見で並んでちょうどいい、やりやすい距離感だなと思いました」

――カリミアン選手の長身は対戦相手にとってやりにくいと思っていましたが、京太郎選手の場合は逆なんですね。

「余裕でしょ。僕はずっと対2m用の戦い方を頭に入れてやってきたので、バチバチに行きます。いつもは会見でちょっとおチャラらけたりするんですけど、なんか今回は気持ちがバッと入って強気なことを言ってみました。まぁ、やったろかいと。体重を落としてクルーザー級でやっている人間と、無差別級で誰とでもやろうとしている人間の覚悟の違いが出るでしょうね」


――覚悟の違い、ですか。

「さっきも言いましたが、バックブローに頼ってるようじゃ誰にも勝てないですよ。その考えでヘビー級でやろうっていうのもちゃんちゃらおかしいし、僕らがやってた旧K-1のヘビー級はそんな雰囲気じゃなかったですから。僕はK-1再デビュー戦で120kgある実ちゃん(実方宏介)とやって、次は2mのカリミアンとやります。これを1個1個クリアして、いろんな選手とやらせてもらって、最後はチャンピオンっていう。僕にはそのロード・トゥ・チャンピオンができていると思うので、そこを突き進みたいと思います」

――今回は怖い京太郎選手が見られそうですね。

「やったるしかないでしょ。もう1Rからバッチバチにいったります。蹴りなんていらないし、全部パンチでバッチバチにいったります。1Rからダッシュでいくんで、すぐに終わるんじゃないですか。僕のスピードには絶対ついてこれないです。蹴りを使わずパンチだけでバッチバチに行ったります。僕の作戦はこれだけです」

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