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【タイヤファイト】華 DATE vs“マッスルレディー”大八木友美はドロー、楽しんごは内田ノボルをまさかのバックブローKO

2021/08/16 13:08
キングダムエルガイツ/全日本タイヤファイト実行委員会主催タイヤファイト公式戦「T-0002~TIRE in MAHARAJA~」2021年8月14日(土)東京・MAHARAJA六本木 “世界1近い距離での打撃戦”を標榜するタイヤファイトが、老舗クラブのMAHARAJA六本木にて開催された。タイヤファイトとは、入江秀忠キングダム代表が考案した新格闘競技で、今回がタイヤファイトのみの大会としては2回目、クラブでの開催は初となった。 ▼メインタイヤ タイヤファイト公式戦 レディースタイヤファイト50(60秒×2R)△華 DATE (Team DATE)2-0 ドロー△大八木友美 (FREEDOM@OZ/NPCJ王者)※華DATEが1Rと2Rにタイヤアウトを各1つずつ奪取。  タイヤファイト初のクラブ開催となるタイヤファイトINマハラジャ。そのメインタイヤはTeam DATEが誇る武術姉妹・華DATEと、FREEDOM@OZの大八木友美との対戦。大八木はNPCJ(National Physique Committee Japan )のフィットネス部門に優勝を果たしたマッスルレディーだ。足技を主体とするインド武術の華DATEがどんな戦いを見せるか。  1R ゴングと共に連打発進の華DATE。ワンツー連打が大八木の顔面を捉えるが、怯まず反撃。最初にタイヤから足が出たのは大八木だったが、これはプッシュの反則との判定。  再開後、今度は大八木の連打で華の足がタイヤから出たが、これも反則との判定が出る。再開後の連打で華が初タイヤアウトを1本先取。再開後パンチ連打であと1歩のところまで追い詰めたが、ここで1R終了のゴング。  30秒のインターバル後の2R。1Rの猛攻のまま前にパンチを出し続ける華DATE。勢いで前につんのめり倒れる。その後も2回ともあきらかに押し気味の体勢で崩れたため、レフリーが華に厳重注意を与える。再開後、今度は左右のフック主体に切り替えた華DATEが文句なしのタイヤアウトを奪取。大八木を崖っぷちに追い詰める。  その後、試合終了間際に大八木の足がタイヤから離れる場面があったが、これもプッシュとの裁定が下り試合決着はつかずドロー。タイヤファイトでは過去決着がつかない試合は存在しなかったが、ルール整備を含めて課題も見られた試合であった。 [nextpage] ▼セミタイヤ タイヤファイト公式戦 タイヤファイト80(90秒×2R)×White Rice(キングダム立川乃風/タイヤファイト80現王者&タイヤ神) KO 1R 0分8秒○右乳(GTジム)  セミタイヤは、7月31日タイヤファイト立川大会で第2代東京大阪統一王者の武士正を下し、タイヤファイト80王者に輝いたWhite Rice(ホワイトライス)が、右乳(ミギチチ)を迎え討った一戦。右乳は、RIZINでも活躍する白川陸斗のタイヤファイトユ-チューブ動画を見て、入江代表に出場を直訴。PIT IN(タイヤファイトでは参戦が決まること)が決まった後に白川陸斗がタイヤファイトにまだ参戦していないことを知り、直前の会見では自身のリングネーム右乳にかけ、白川陸斗に対し「負けたら俺の乳兄弟、左乳になれ!」対戦を猛アピールした。  試合は開始直後、ゴングと共に前に出てラッシュを浴びせるWhiteRice。それにやや押されぎみの右乳だったが交わしながらの左右のフックが相手をしっかり捉え、最後は渾身の右フック連打でWhiteRiceがダウン。完全KOで番狂わせを起こした。  8秒勝利という激勝に試合後、右乳は自身のふわっち生放送中のカメラを握りしめながら「パンチの感触も凄かったし、これ(タイヤファイト)凄いですね。出るには勇気いると思います。白川(陸斗)選手。ユ-チューブも良いですけど、勇気を出して自分と戦って下さい」と、白川に対戦をアピール。それを受けて入江代表は、主催者として最大限の協力を約束し、右乳も白川陸斗戦が実現するまで継続参戦を熱望した。 [nextpage] ▼サードタイヤ チャリティータイヤファイト <タイヤ“殴られ屋”ファイト> (1チャレンジ30秒)内田ノボル(翔拳道(しょうけんどう)無差別級タイヤ神<ゴッド>、初代新日本キックヘビー級王者、第2代MAキックヘビー級王者)×第1挑戦者 依頼者の為に戦う弁護士 鴫原洋平 (東銀座法律事務所)第2挑戦者 “元祖美魔女”副社長 佐藤 忍 (株式会社ヒューマンヴォイス)第3挑戦者 飛び入り参戦 戸上祐一 (hatashiai) 最終挑戦者 “タイヤにラブ注入”楽しんご (タレント/整体師)  タイヤ“殴られ屋”ファイトは、そのルールとして殴られ屋は自分からは手を出さず30秒で1ゲーム、一発良いパンチが当たれば挑戦者の勝利となるというアトラクション感覚のタイヤファイト。今回のターゲットはヘビー級ファイターとしてK-1などで活躍した内田ノボル。弁護士、女副社長、素人格闘技ファイトhatashiaiからの飛び入りもあり場内が沸いた。  最終挑戦者としてタレントの楽しんごが姿を現すと、会場にはその知名度から大歓声が起こった。得意のキックを放つとの事前の予告通りなのか、キックパンツにムエタイ風の装束で決めた、実は身長184cmの長身を誇る楽しんごにさすがの内田も困惑。  序盤は、パンチ連打で攻撃していたものの狭いタイヤスペースで予告通り蹴りを放とうとする楽しんご。これでは距離が近いと見たのか、なんとタイヤを離れる反則を見せ場内を沸かす。しかし、クライマックスはここから。そこから蹴りを放ってからの渾身のバックブローを繰り出した楽しんご。これがクリーンヒットし、なんとそれでバランスを崩して倒れた内田が13秒KO負けという裁定となった。しかしこれはあくまでアトラクション。試合後は両者、肩を並べて記念撮影に収まった。  試合後、マイクを取った楽しんごは「昨日プロレスのアジャ・コングさんのバックブローを見てきました。格闘技楽しい~、またやりたい!」と言うと、入江代表は「内田(ノボル)さんとも機会があればやりましょう! そういえば、この(マハラジャ六本木)近くに、ちょうどRIZINのショップ&事務局あるし。帰りに楽しんごと一緒に俺も大晦日参戦直訴にいっちゃおうかな!」と、格闘家イリエマンとしての参戦も何気にアピール。  最後は楽しんごの一世を風靡した持ちネタ、「どどすこすこすこ、どどすこすこすこ、ラブ注入!タイヤファイト!」と、タイヤに全国展開の思いを注入して場を締めた。 ▼スペシャルゲスト紹介アニマル☆コ―ジ(K-1ファイター)浜井織安 (極真空手力謝会会長/ドラグローブ開発者)南ゆうき(ミス週刊実話グランプリ)風羽まき(ベストボディジャパンファイナリスト/ミス週刊実話特別賞)工藤かおり(モデル)楽しんご(タレント/整体師) [nextpage] ▼セカンドタイヤ タイヤファイト公式戦 キッズタイヤファイト(45秒×2R)△Porridge Rice(キングダムATOM立川)  ドロー△宮城 碩(FREEDOM@OZ)  軽自動車タイヤを使用した、キッズのタイヤファイト。キッズルールは顔面攻撃を一切禁止した新しい試みのルール。軽タイヤなら小学生にも持ち運びも可能なことから、「ボールは友達」ならぬ、「タイヤは友達!」の勢いで広く普及して欲しいという思いから採用された。試合はタイヤファイト80現王者WhiteRice(白米)の実子、Porridge Rice(おかゆ)が登場。対するはFREEDOM@OZの秘蔵っ子、宮城碩(ひろし)。  お互いが大会後半で同門の登場が控えることから、勝って弾みをつけたいところ。試合は開始早々から元気なファイトを見せてパンチ連打する両選手。勢い余って両者倒れ込む場面も。再開後、宮城の連打でPorridge Riceがバランスを崩し、タイヤアウトで宮城が先制。その後、若干押し合いぎみで1Rが終了。  2Rに入ると凌ぎ合いから両者倒れ込む激闘が続いたがタイムアップ。完全決着制のルールのため、判定はドローとなったがキッズタイヤファイターには惜しみない拍手が送られた。 [nextpage] ▼ファーストタイヤ ヒューマンヴォイス杯アマチャアタイヤファイト T-timeZルール(30秒×2R スーパーセーフ・安全グローブ着用)△佐藤竜馬(ヒューマンヴォイス/上司)ドロー△城戸晃春(ヒューマンヴォイス/部下)  痛くないグローブとして話題となったドラグローブは、タイヤファイトのアマチュア部門公式グローブとして採用され、その後RIZINで活躍する朝倉海も自身のユ―チューブ上で披露して認知が更に広がった。本試合はそのドラグローブ開発者である極真空手力謝会会長、浜井織安師範の見守る中行われた。  入江代表もタイヤファイトの更なる広がりを狙い、ドラグローブに加えて格闘技メーカーISAMI社製の軽量・強固なスーパーセーフを着用させ、サラリーマン・主婦・女子高生などで実証試験を繰り返した上で「まるでお茶を楽しんできたかのように安全に試せるルール」として採用。名を T-timeZ(ティータイムズ)とした。  試合時間は1R30秒~60秒まで10秒刻みで設定できるが、この試合は1R30秒設定。そして対戦相手はなんと同じ会社の上司と部下。アナウンスの「仕事の遺恨はタイヤファイトで、夫婦喧嘩もタイヤファイトで円満解決!」の口上どおり、ストレスが溜まる二人による乱打戦が繰り広げられたが、試合終了後もスッキリとした顔で楽しかったとケロリ。二人でバーカウンターにいたのが印象的だった。  本大会の主催者でタイヤファイト創始者でもある入江代表は総括として、「いろいろなルールの試みもあり、大会の盛り上がりや内容からみて多分、お客様や関係者は満足だろうし既に沢山の称賛の声は頂いている。メイン・セミはあくまで勝負論にこだわり、タイヤ“殴られ屋”ファイトは楽しんごのパフォーマンスを始め、予想以上に盛り上がりコンテンツの可能性を感じた。タイヤファイトというものの認知をとにかく高めるのであれば、積極的な芸能人起用もいいのかもしれない。本日を皮切りに、名古屋、大阪、四国、九州、沖縄とツアーが既に内定していて、東日本の方も仙台が現在調整中。随時順を追って大会発表していくこととなるが、それでも本日のマハラジャ大会の成功も含めて自分の中では『こんなもんじゃない』と、考えていて浮わつく心は一切ない。必ずや全国をツアーで回る中でタイヤ(ファイト)の認知を更に上げ続け、そして完璧な祭りごとをやるために六本木に必ず帰ってくる」と宣言した。
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