寝技でのフィニッシュを予告したヤマニハに、朝倉は「スピードが違いすぎる。寝技でも僕の方が上手い」
2021年9月19日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催が決定している「Yogibo presents RIZIN.30」の対戦カード発表会見が、7月20日(火)14時から都内にて行われた。
6月から開幕したRIZINバンタム級(61.0kg)トーナメントの2回戦の組み合わせは抽選ではなく、主催者決定で発表され、元バンタム級王者の朝倉海(トライフォース赤坂)vsアラン“ヒロ”ヤマニハ(ボンサイ柔術)、井上直樹(セラ・ロンゴ&ワイドマンMMA)vs金太郎(パンクラス大阪稲垣組)、扇久保博正(パラエストラ松戸)vs大塚隆史(T-Grip Tokyo)、元谷友貴(フリー)vs瀧澤謙太(リバーサルジム東京スタンドアウト)の4試合が決定。
ホベルト・サトシ・ソウザ、クレベル・コイケを擁するボンサイ柔術所属のヤマニハは、朝倉との対戦決定に「海は有名だけれど、私は思います。弱いですね。もう友だちに話したけれど倒したいですね。僕の家族を守るね。私がKOか極める試合をします」と挑発的なコメント。
海はその言葉を受けて「今ボンサイの選手が凄い勢いがあって、サトシ選手とクレベル選手は強くて尊敬していましたが、一番弱いボンサイの選手が勘違いしているようなので、分からせてやると言うか、ボコボコにしてやろうと思っています。楽しみにしていてください」と、“弱いのはお前の方”だと返答した。
さらにヤマニハは「(海は)難しくないね。寝技で勝つ。絶対に勝つ」と、寝技で仕留めると余裕の発言。海は「多分、一方的な展開になると思っていて。スピードが違いすぎてスローモーションに見えるので攻撃は当たらないと思いますし、寝技でも僕の方が上手いのかなと思っています」と、打撃はもちろん寝技でも負けないと自信満々に語った。
この一戦は朝倉未来vsクレベル・コイケに続く、朝倉兄弟vsボンサイ柔術ファミリーの第2ラウンドという見方も出来るが、朝倉は「実際に僕がクレベル選手と戦うわけではないのでそこは関係ないですけれど、チームとして負けたくない気持ちは強くあります」と、チームとしての連敗は許されないと答えた。