「何が何でも結果を出したい」と再起戦に懸ける気持ちを語った郷州 (C)M-1 Sports Media
5月18日(土)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.101』で、友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)とスーパー・フェザー級3分3R・延長1Rで対戦する第6代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級王者の郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス)。
3月の『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K'FESTA.2~』で、小宮山工介に判定負けを喫してからの再起戦となる郷州。その試合を振り返るとともに、再起戦に懸ける意気込みを語った。
負けたままでは終われない
──「K'FESTA.2」では小宮山工介選手に判定で敗れるという結果でした。改めて小宮山戦を振り返っていただけますか?
「上手く自分のことを対策されていたと思います。自分の中では惜しい試合ではなかったですし、これからはしっかり自分の頭で考えてやらなければ勝っていけないなと感じました」
――対戦カード発表記者会見では「自分には自己主張が足りなかった」という言葉もありました。
「今までの自分は何をするにしても受身で、周りから言われたことをやるという姿勢でした。指導している方たちから『こうした方がいい』と言われたら、自分もそれがいいと思って練習してきましたが、それだけではダメなんだな、と。もちろん指導・アドバイスしていただいたことを実践することも大事ですが、自分がやりたいことも主張して、プラスアルファで伸ばしていくものがないと、今より上のレベルでは勝っていけないんじゃないかと考えるようになりました」
──気持ち的にはすぐにでも試合をしたいという心境だったんですか?
「そうですね。負けたままでは終われないですし、今の自分は思うように結果を出せていないので、すぐにでも試合はして勝ちたいと思ってました。結果が出ないということは、今の自分のやり方が間違っているからだと思いますし、逆に正しい努力をすれば結果は必ず出ると思っています」
「元プロボクサーということもあって、パンチが上手い選手だと思います。同門の川口(拓真)もKOされていますし、パンチ力もすごいという印象があります」
──友尊選手は倒せる武器を持っている選手ですが、郷州選手としてはどんな試合をして勝ちたいと思っていますか?
「やっぱり何が何でも結果を出したいという気持ちが一番ですね。応援してくれる方たちにも申し訳ないですし、色んな人たちに自分が勝つ姿を見せたいです」
──会見では「ここで勝てなかったら……」と覚悟が伺える言葉もありましたが、そのぐらい次の試合は重要な試合だと考えているのですか?
「はい。どんな試合も重要なんですけど、特に次の試合は本当に重要な一戦だと思っています」
──それでは最後にファンの皆さんに向けてメッセージをいただけますか?
「最近結果が出てなくて、本当に応援してくれる方々に申し訳ないですし、見ているお客さまに対してもつまらない試合を見せてしまっています。次の試合は絶対に自分が生まれ変わった姿を見せますので、ぜひとも楽しみにしていただければと思います」