3年ぶり2度目のSB参戦となるKINGレイナ。SB女王の未奈を圧倒的に投げることを宣言した(C)KINGレイナ
2021年7月29日(木)東京・浅草花やしき内にある浅草花劇場にて開催される『SHOOT BOXING Girls S-cup2021 -road to tournament-』に、KINGレイナ(フリー)が参戦する。
レイナは小学校1年生から柔道を始め、インターハイ東京予選女子70kg級3位などの戦績を残し、サンボでも2015年にプーチン大統領杯全日本選手権大会にて女子68kg級で優勝。2016年11月にMMAデビュー後は、DEEPJEWELS、RIZINの女子重量級戦線で活躍。デビューから7連勝を飾ったが、前戦では6月に東陽子と激闘の末に敗れた。MMA戦績は12勝4敗。SBのリングには、2018年8月の『GirlsS-cup』に参戦したことがあり、韓国のキム・ヨンギを相手にシュートボクシングルールでバチバチの殴り合いを見せて判定勝ちしている。また、キックボクシングルールでも熊谷麻理奈と1勝1敗。
(写真)前回の計量では契約体重の64.0kgを1.50kgも下回る62.50kgでパスしたKINGレイナ
レイナは「試合の数日後に携帯を紛失して今日までインスタの投稿が出来なくてごめんなさい」と久しぶりにSNSを更新。「前回の試合はかなり多くの方に助けて貰う事が多かった試合でした。でも、皆には勝ってる姿を見せて恩返しを出来ませんでした。すごく凄く悔しかった。唇も5針縫うくらいガードもうまくできていない試合だった。練習ではほとんど貰わない練習が出来ているのに試合に出せなかったのは癖付けとメンタルがコントロール上手く出来ていなかったと実感する内容でした」と、前回の東戦を振り返る。
しかし「まぁ、何を言ったて勝たない限りは言い訳! こんなに早く次のきかいをもらえた!」と、シュートボクシングルールで“東北の剛腕美女”ことSB日本女子ライト級王者・未奈(秀晃道場)との対戦が決定したことをファンに報告。
「いつかやると思っていた未奈選手」と対戦を予感していたと言い、「まさかこのタイミングとは思わなかったけど相手の庭だろうと関係無い! ここで勝ってMMAでも今年中に試合で勝っていい締めくくりをして次のステップの為に勝つしか道は無い」と、アウェイで勝利してさらにその次のMMAの試合でも勝って次のステップへ進むとする。
さらに「得意の投げを使えるのは凄く嬉しい! 未奈選手はかなり投げや、打撃を武器にしてるみたいだけど今まで何kgの選手投げて来たかって90kg位の人は投げてきた! 圧倒的にレイナがシュートポイント取って勝利を掴む」と、投げによるシュートポイント(前方への投げは1ポイント、後方への投げは2ポイント)を圧倒的に取って勝つと、柔道仕込みの投げを炸裂させることを予告した。
“剛腕”を売りにしている未奈だが、昨年11月の王座決定戦では打ち合いを混ぜながら5度もの投げを決めて大差の判定勝ちを収めている。KINGレイナとの一戦は、打撃+投げの攻防というシュートボクシングらしい試合展開が期待できそうだ。
なお、今回の試合は前回の東戦よりも1kg重い65.0kg契約で行われる。