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レポート

【修斗】21歳・無敗の平良達郎が三角絞めで戴冠!「沖縄からでも修斗のチャンピオンになれるんだよって証明できた。世界で強い人たちをバッタバッタ倒していく」

2021/07/05 09:07
 2021年7月4日(日)大阪のメルパルクホールOSAKAにて、「プロフェッショナル修斗公式戦・PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.4 in OSAKA Supported by ONE Championship 第2部」が開催され、メインで「世界フライ級チャンピオンシップ」が行われた。#shooto0704  世界フライ級王者・福田龍彌(MIBURO)が、21歳・8戦無敗の新世代最恐チャレンジャー“スーパーノヴァ”平良達郎(Theパラエストラ沖縄)の挑戦を受ける世界戦。  福田は2019年6月に亀島聖児に判定勝利後、9月に渡辺健太郎を1R TKO。2020年7月の大阪大会で、DEEP&PANCRESEで王者となり国内3本目のベルト獲得に意欲を燃やす“浪速のヒットマン”前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組)との暫定王者決定戦に臨み、カーフキックで前田の右脚を破壊し、パウンドアウト勝利。世界フライ級暫定王座に就いた。  2021年1月に第6代世界フライ王者・扇久保博正(パラエストラ松戸)の返上を受け、第7代世界フライ級正規王者に認定。暫定王者から正規王者となり、プライベートでも第一子の誕生が重なるなど、公私にわたり充実期を迎えた福田が地元関西で防衛戦に臨むこととなった。  その福田の初防衛の相手はデビュー以来8連勝、プロ、アマ通じて未だ無敗の“スーパーノヴァ”平良達郎だ。平良は今まで劣勢どころか、競った展開さえ見せた事がない上に、3月の後楽園大会では福田が3Rかかった前田吉朗を61秒、リアネイキドチョークで秒殺。元世界王者“修斗ジャンキー”松根良太が手塩にかけて育てた超新星が、沖縄初の世界王座獲得に向けて王手を掛けたことになる。  最恐の挑戦者を迎え撃つ世界王者・福田が平良を返討ちにするか? それとも平良が無敗のまま世界王者となるか? 上半期最高の対戦カードが大阪で実現する。 ▼メインイベント 第8試合 世界フライ級チャンピオンシップ 5分5R×福田龍彌(王者・初防衛戦/MIBURO)[1R 4分31秒 三角絞め]〇平良達郎(挑戦者・同級1位/Theパラエストラ沖縄)※平良が第8代修斗世界フライ級王者に  1R、ともにオーソドックス構え。低い構えでスタンスを広く近づく福田。軽くステップを踏む平良は左インローを軽く振る。  圧力をかけて左ローは福田。それを左にかわして蹴り足を取ってダブルレッグは平良。両足を後方にスプロールする福田に、左を差して押し込む平良は、長い左足を外からかけて両手をクラッチ!  ボディロックから外掛けで自身の腿上に乗せて後方にテイクダウンを狙うが凌ぐ福田に、今度は腰に乗せて前方に崩して投げ! ここも足を残す福田はすぐにケージ際に背中を着けて座る。  なおもボディロックする平良は外掛けは取れていないものの、左で差して後方に反って投げてテイクダウン! マット中央で背中を着いた福田はハーフガード。  左で脇を差し上げ、右足で平良の左足を浮かせる福田だが、その足をさばいてサイドに回るのは平良! 右腕を枕にして長い左足で福田をまたいでマウントを狙う平良だが、福田が左足で阻止すると、そのままヒザ裏に左足を着けてレッグドラッグの体勢に。  再びサイドポジションに戻る平良。福田は脇を差されないよう平良の左腕を掴んでいるが、平良は右腕を枕に抱いたまま肩でプレッシャーをかけてマウントへ!  ブリッジをする福田は腰を逃がすが、平良は福田の両足をタイトに4の字で挟み込んで抑え込みに。左足を抜いた福田は平良の腰に足をあててハーフガードに。  その腰に置かれた足を右手で外した平良は、上に上りながら右で脇を差して左足をパスを狙う。左手でヒザを後方に押し下げ、福田の右足をまたいで逆側のハーフに。  右手で脇腹をこつこつと叩く平良は、上体を立ててくる福田を剥がしていく。なおも上体を上げ、胸に頭をつけた福田は、平良の右手首を掴んで、左足を潜らせようとする。  手首を解いて両腕を首後ろでロックし抱きつく福田。虎の子の右足は二重がらみでロックし凌ぐ。右で細かく頭にパウンドする平良。  福田は足を解いて、左足をマットに着けると左腕は枕のまま右側にブリッジ。それを潰した平良は、長い手で福田の左ヒザを押さえて右ヒザを抜くとマウントへ。その瞬間にブリッジする福田だが、平良は抑え込む。  すぐにハイマウントに上る平良は、福田の脇を開けさせると、右足で福田の左手を越えて頭にかけると引き込んで三角絞めへ! 右手で福田の左足を手繰りながら、左ヒザ裏で両足をロックした平良! 自身の右脛を左手で引き寄せてタップを奪った。  無敗のまま修斗世界フライ級王座を獲得した平良は、ケージの上に跳び乗って立ち上がると、坊主に丸めたセコンドの松根良太とがっちりハグ。  ついにベルトを腰に巻き、目頭を押さえた平良は、マイクを渡されると「こんばんは、パラエストラから来ました、平良達郎です」と挨拶。  その姿にパラエストラ沖縄の旗を掲げていた師匠・松根は感極まり、カメラから背中を向けてしまう。  続けて平良は、「勝ったら、ずっと高校生からやってきたアマチュア修斗からチャンピオンベルトを巻いて……ちょっと感極まって涙出ちゃってます。ほんとうに僕は、高校1年生から格闘技を始めて、何の格闘技のバックボーンも無いなか、僕をこんな修斗チャンピオンに育ててくれた松根先生に感謝したいです」と、涙を流しながら「ありがとうございます」と語ると、松根も平良を向き直り、笑顔を見せる。  マイクの最後まで、松根の顔を見ることが出来ない平良は、正面を向いたまま「沖縄からでも修斗のチャンピオンになれるんだよって証明できたので、良かったかなって思います! 自分はこれからもっと世界で戦っていきます。沖縄代表として、日本を代表して、修斗を代表して、いろんな強い人たちをバッタバッタ倒していくんで、応援よろしくお願いします。皆さん、ありがとうございました!」と、力強く挨拶した。 [nextpage] ▼第6試合 ストロー級 5分3R×田上こゆる(同級世界7位/BLOWS)[判定0-3] ※28-29×2, 27-30〇安芸柊斗(同級世界8位/MMAZジム) ▼第5試合 ストロー級 5分3R×マッチョ・ザ・バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)[判定0-3] ※28-29×3〇旭那 拳(Theパラエストラ沖縄) ▼第4試合 フェザー級 5分2R×ムテカツ(ゴンズジム)[判定0-2] ※18-20×2, 19-19〇神武羅☆ヒカル(NEW GROUND)※デビュー戦 ▼第3試合 バンタム級 5分2R〇エダ塾長こうすけ(MIBURO)[判定2-0] ※20-18×2, 19-19×左海清之(リライアブル)※デビュー戦 CKC2021-54kgトーナメント準決勝&決勝CKC2021-54kgトーナメント1回戦 [nextpage] 2021年 7月度 プロ修斗 世界ランキング(※7月1日付け) [選定]プロフェッショナル修斗ランキング委員会(※7月1日付け/2021年6月30日までの実績で選定) ▼ストロー級[-115ポンド(-52.2kg)]C(C)箕輪 ひろば(日本/総合格闘技道場STF)A1(1)猿丸 ジュンジ(日本/修斗GYM東京)A2(2)本田 良介(日本/CAVE)A3(-)新井 丈(キングダム立川コロッセオ)4(3)飯野 タテオ(日本/和術慧舟會HEARTS)A5(4)小巻 洋平(日本/リライアブル)A6(5)黒澤 亮平(日本/パラエストラ松戸)A7(6)木内“SKINNY ZONBIE”崇雅(日本/和術慧舟會GODS)A8(7)田上 こゆる(日本/BLOWS)B9(8)安芸 柊斗(日本/MMA Zジム)B10(9)中川 マイケル(アメリカ/GRACIE TECHINICS)A《解説》・飯野も勝利した新井がランクイン。・上記にともないランキングが変動。 ▼フライ級[-125ポンド(-56.7kg)]C(C)福田 龍彌(日本/MIBURO)A ※7月4日に王座陥落1(1)平良 達郎(日本/Theパラエストラ沖縄)A ※7月4日に新王者に2(2)宇田 悠斗(日本/総合格闘技道場HOPE)A3(3)清水 清隆(日本/TRIBE TOKYO MMA)A4(4)内藤 頌貴(日本/パラエストラ松戸)A5(5)扇久保 博正(日本/パラエストラ松戸)A6(6)前田 吉朗(日本/パンクラス大阪稲垣組)7(10)関口 祐冬(日本/修斗GYM東京)B8(9)宮城 友一(日本/キックボクシングDROP)B9(7)小堀 貴広(日本/ゴンズジム)A10(8)渡辺 健太郎(日本/直心会生野道場TK68)A《解説》・西村に勝利した関口がランクアップ。・試合出場のない小堀、渡辺をランクダウン。・上記にともないランキングが変動。 ▼バンタム級[-135ポンド(-61.2kg)]C(C)岡田 遼(日本/パラエストラ千葉)A1(1)藤井 伸樹(日本/ALLIANCE)A2(2)大塚 隆史(日本/T-GRIP TOKYO) A3(3)田丸 匠(日本/NASCER DO SOL)A4(4)安藤 達也(日本/無所属)A5(5)祖根 寿麻(日本/ZOOMER)A6(6)倉本 一真(日本/修斗GYM東京)A7(7)石井 逸人(日本/TRIBE TOKYO MMA)A8(8)後藤 丈治(日本/TRIBE TOKYO MMA)A9(9)野尻 定由(日本/赤崎道場A-SPIRIT)B10(10)小野島 恒太(日本/CombatWorkoutDiamonds)A《解説》・変動なし。 ▼フェザー級[-145ポンド(-65.8kg)]C(C)空位1(1)SASUKE(日本/マスタージャパン)A2(2)仲山 貴志(日本/総合格闘技津田沼道場)A3(3)アギー・サルダリ(オランダ/スポーツヴィジョン)A4(4)斎藤 裕(日本/パラエストラ小岩)A5(5)TOMA(日本/直心会TK68)A6(6)デュアン・ヴァン・ヘルフォート(オランダ/GB・ネーデルランド)A7(7)工藤 諒司(日本/TRIBE TOKYO MMA)A8(8)内藤 太尊(日本/roots)A9(9)山本健斗デリカット(日本/総合格闘技道場コブラ会)A10(10)青井 人(日本/BLOWS)B《解説》・変動なし。 ▼ライト級[-155ポンド(-70.3kg)]C(C)川名 雄生(日本/Y&K MMA ACADEMY)A1(1)西川 大和(日本/西川道場)A2(2)大尊 伸光(日本/野田ボディビル同好会)A3(3)キャプテン☆アフリカ(日本/総合格闘技道場コブラ会)A4(4)田中 有(日本/リライアブル)A5(5)長田 拓也(日本/BLOWS)B6(6)福本 よう一(日本/頂柔術・NATURAL9)A7(7)松本 光史(日本/MASTER JAPAN)A8(8)AB(日本/和術慧舟會駿河道場)A9(9)ホニス・トーヘス(ブラジル/ノヴァウニオン)A10(10)岡野 裕城(日本/マッハ道場)B《解説》・変動なし。 ▼ウェルター級[-165ポンド(-77.1kg)]C(C)エルナニ・ペルペトゥオ(ブラジル/ノヴァウニオン)A1(1)ソーキ(日本/NASCER DO SOL)A2(2)田村 ヒビキ(日本/カルペディエム福岡)A3(3)山田 崇太郎(日本/ThePandemonium)A4(4)村山 暁洋(日本/GUTSMAN)A5(5)佐藤 洋一郎(日本/マカコ柔術アカデミー)A《解説》・変動なし。 ▼ミドル級[-185ポンド(-83.9kg)]C(C)シアー・バハドゥルザダ(オランダ/ゴールデングローリー)A1(1)アンドレ・チャツバ(ブラジル/ミノタウロチーム)A2(2)カルロスア・レッシャンドリ・ペレイラ(ブラジル/ドラゴンファイトチーム)A3(3)ペトラス・マルケヴィチス(リトアニア/アウドラジム)A4(4)レアンドロ・シウバ(ブラジル/ノヴァウニオン)A5(5)ミッケル・グルドベーグ(デンマーク/タラレック)A《解説》・変動なし。 ▼女子スーパーアトム級[-110ポンド(-50.0kg)]C(C)黒部 三奈(日本/マスタージャパン)1(1)イ・イェジ(韓国/TEAM J)2(2)SARAMI(日本/パンクラスイズム横浜)3(3)杉本 恵(日本/AACC)4(4)中村 未来(日本/マルスジム)5(5)古澤 みゆき(日本/総合格闘技道場BURST)6(6)大島 沙緒里(日本/AACC)《解説》・変動なし。 2021年 7月度環太平洋ランキング [選定]プロフェッショナル修斗ランキング委員会(7月1日付け/2021年6月30日までの実績で選定) ▼バンタム級[-135ポンド(-61.2kg)]C(C)安藤達也(日本/無所属)1(1)大塚隆史(日本/T-GRIP TOKYO)2(2)藤井伸樹(日本/ALLIANCE)3(3)田丸匠(日本/NASCER DO SOL)4(4)祖根寿麻(日本/ZOOMER)5(5)倉本一真(日本/修斗GYM東京)6(6)石井逸人(日本/TRIBE TOKYO MMA)7(7)小野島恒太(日本/Combat Workout Diamonds)8(8)後藤丈治(日本/TRIBE TOKYO MMA)9(9)野尻定由(日本/赤崎道場A-SPIRIT)10(10)加藤 ケンジ(日本/K.O.SHOOTO GYM)《解説》・変動なし。 ▼フェザー級[-145ポンド(-65.8kg)]C(C)SASUKE(日本/マスタージャパン)1(1)TOMA(日本/直心会TK68)2(2)工藤諒司(日本/TRIBE TOKYO MMA)3(3)山本健斗デリカット(日本/総合格闘技道場コブラ会)4(4)仲山貴志(日本/総合格闘技津田沼道場)5(5)斎藤裕(日本/パラエストラ小岩)6(6)リオン武(日本/ライジングサン)7(7)内藤太尊(日本/roots)8(8)青井人(日本/BLOWS)9(9)高橋孝徳(日本/リバーサルジム新宿me.we)10(10)阪本洋平(日本/T-BLOOD) 《解説》・変動なし。 ▼ライト級[-155ポンド(-70.3kg)C(C)キャプテン☆アフリカ(日本/総合格闘技道場コブラ会)1(1)西川 大和(日本/西川道場)2(2)大尊伸光(日本/野田ボディビル同好会)3(3)小谷直之(日本/ロデオスタイル)4(4)田中有(日本/リライアブル)5(5)長田拓也(日本/BLOWS)6(6)松本光史(日本/MASTER JAPAN)7(7)AB(日本/和術慧舟會駿河道場)8(8)福本よう一(日本/頂柔術・NATURAL9)9(9)岡野裕城(日本/マッハ道場)《解説》・変動なし。 ▼ウェルター級[-165ポンド(-77.1kg)]C(C)ソーキ(日本/NASCER DO SOL)1(1)田村ヒビキ(日本/カルペディエム福岡)2(2)勇星(日本/ピロクテテス新潟)3(3)北田有(日本/和術慧舟會富山支部SPO)4(4)山田崇太郎(日本/ThePandemonium)5(5)村山暁洋(日本/GUTSMAN)《解説》・変動なし。
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