2021年6月20日(日)東京・ニューピアホール『skyticket Presents DEEP JEWELS 33~アトム級GP 2021 FINAL~』の前日計量が、19日(土)都内にて13:00より行われた。
「DEEP JEWELSアトム級GP準決勝・決勝戦」に臨む4選手、パク・シウ(韓国/TEAM MAD)は47.60kg、大島沙緒里(AACC)は47.55kg、青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘)は47.50kg、にっせー(フリー)は47.40kgでそれぞれ計量をパス。
優勝候補のシウと準決勝で戦う大島は「明日は(シウに)1回負けてしまっている(2020年12月に判定負け)から思い切りできると思うので、しっかり自分がやってきたことを出して最終的には一本取りに行きます。本当は決勝でやりたかったのが本音なんですけれど、お互い100%の状態で試合ができるってことで、これこそがリベンジできるチャンスだと思います。今回は攻略します」と、リベンジに自信をのぞかせた。
そのシウに1回戦で敗れたにっせーは、村上彩の欠場を受けて敗者復活。奇跡の逆転優勝を目指す。にっせーと準決勝で対戦することになった青野は「明日は何が何でも勝ちに行きます。自分に勝てれば勝てる試合だと思っているので、自分の気持ちとの戦いです」と自分との戦いだとする。
計量では誰とも喋らず、1人でいた青野。「だって、みんな敵ですから。絶対に倒してやるって気持ちでいました」と意識する。
これまであと一歩のところでチャンスを逃してきた課題克服については「自分の中ではできたと思っているんですけれど、全体的に客観的に見るとまだまだだねって言われるので、今ある実力で戦わないといけないので全部ぶつけて勝ちに行きます。その後、もっと成長できるように頑張りたい。ベルトを取るのは自分の中の通過点なのでここは絶対に落とせないです」と、壁を乗り越えると意気込んだ。
そして「この前タイトル戦で負けて本当に悔しくて、格闘技を辞めたくなるくらい悔しくて。1%の可能性に懸けてここまで来れたので、あと2試合勝って絶対ベルトを獲りたいです。この気持ちは誰にも負けないです。ベルトを持ってRIZINに行きたいです」と、ベルトへの執着心は誰にも負けないとし、目標であるRIZINの舞台へ一歩近づきたいとした。