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【DEEP】「朝倉未来1年チャレンジ」の畠山祐輔が減量中に倒れ病院搬送で試合中止、鶴屋怜注目の第2戦も対戦相手5kgオーバーで中止

2021/06/19 15:06
【DEEP】「朝倉未来1年チャレンジ」の畠山祐輔が減量中に倒れ病院搬送で試合中止、鶴屋怜注目の第2戦も対戦相手5kgオーバーで中止

「朝倉未来1年チャレンジ」の畠山祐輔がプロ4戦目に臨む予定だったが、減量中に倒れ病院へ搬送された

 2021年6月20日(日)東京・ニューピアホール『skyticket Presents DEEP 101 IMPACT ~20th Anniversary~』の前日計量が、19日(土)都内にて14:00より行われた。

 会場に到着していた選手たちの計量後、佐伯繁DEEP代表は第2試合のフェザー級5分2Rで佐藤拳駿(K-Clann)と対戦が決まっていた畠山祐輔(トライフォース赤坂)が、朝8時の減量時(水抜き中と推測される)に倒れて病院へ緊急搬送されたことを発表。佐伯代表は「意識はあるとのことで大事には至らないようですが、ドクターストップがかかりました」と試合中止を発表した。


(写真)畠山の状況を説明する佐伯代表

 畠山は朝倉未来が実業家の“青汁王子”こと三崎優太と組んで行っている若手格闘家育成プロジェクト「朝倉未来1年チャレンジ」で選出された選手。柔道をバックボーンに持ち、警察官を辞めて格闘技の世界に飛び込んだ。2020年8月にDEEPでデビューし、2連勝を飾ったが12月に平田樹の兄・平田直樹に敗れて初黒星。今回が再起戦の予定だった。


(写真)2大会連続で計量をパスしながらも対戦相手の欠場で試合がなくなるという不運に見舞われた佐藤

 対戦相手の佐藤は65.15kgで計量をパスしているため、この試合は佐藤の不戦勝扱いとなる。また、佐藤は3月大会でも対戦相手の佐々木由大(トライフォース赤坂)が計量後に体調不良となったため試合が中止となっており、2大会連続で試合がなくなるという不運に見舞われた。


 そして第1試合のフライ級5分2Rでは、パラエストラ千葉ネットワークの鶴屋浩代表の次男・鶴屋怜(パラエストラ柏)のプロ2戦目が行われることが決まっていたが、対戦相手が計量前に約5kgオーバーしていることを申告。鶴屋は56.80kgで計量をパスし、この試合は鶴屋の不戦勝扱いとなった。


(写真)鶴屋は計量をパスしたが、対戦相手がなんと前代未聞の5kgオーバーで試合は中止に

 鶴屋は、レスリングで小学4年、6年で全国優勝。高校ではインターハイ常連校の日体大柏高校レスリング部に所属し、高校2年ジュニアオリンピック2位、世界大会出場。高3で2020年全国高校選抜大会フリースタイル60kg級で準優勝に輝いている鶴屋は、柔術でも小学4年時にアブダビワールドプロ柔術2013(ジュニア・-34.5kg オレンジ・黄色帯)で、丹羽飛龍に勝利し優勝、ドゥマウジャパンカップ優勝など、全国大会で6度の優勝を誇る。

 アマチュアMMAでも6戦6勝と負けなし。大学在学中の兄・健人がボクシング部で活躍するなか、怜は新型コロナウイルスの影響で高3のインターハイが無くなり、高校レスリングを卒業、満を持してプロMMAへと歩を進めた。

 DEEPデビュー戦では、KRAZY BEEのストライカー岡野竜己を相手にシングルレッグでテイクダウン。マウントからパウンドで2R TKO勝利している。試合後、フライ級王者・神龍誠に「やろうよ」と大胆宣戦布告しており、プロ2戦目にも注目が集まっていた。

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