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2021年6月20日(日)に大田区産業プラザPiOにて「GRACHAN48」を控えるGRACHANが、次回大会を発表した。2021年8月8日(日)大阪府豊中市「176BOX」にて「GRACHAN49」を開催。同所での大会は、2019年1月27日の「WARDOG CAGE FIGHT 20×GRACHAN38」以来。GRACHAN単体興行としては初の関西大会となる。
GRACHAN×GLADIATORの王座「GRAND」のウェルター級次期挑戦者決定戦として、レッツ豪太(初代GLADIATORウェルター級王者/総合格闘技道場コブラ会)と川中孝浩(BRAVE)が対戦する。
▼GRANDウェルター級次期挑戦者決定戦 5分3R+延長1R
レッツ豪太(初代GLADIATORウェルター級王者/総合格闘技道場コブラ会)
川中孝浩(BRAVE)
20日の大田区大会で、桜井隆多と長岡弘樹が王座統一戦で争うGLANDウェルター級ベルトへの挑戦権を賭けた試合。
レッツは、2014年8月に第7代PANCRASEウェルター級王座決定戦で村山暁洋にフルマークの判定勝ちで王座に就くも、15年10月に王座陥落。しかし、2016年6月のGLADIATORで中村勇太を下し、GLADIATORウェルター級王座を獲得している。
その後も勝ち負けを繰り返し4年振りとなった19年10月のPANCRASEで三浦広光にTKO負け。背水の陣で挑んだ2020年2月のGLADIATORでは引退をかけ脇本恭平と対戦すると腕十字による一本勝ちを収めている。
しかし、2020年11月のRIZIN大阪大会で住村にスプリット判定負け。2021年2月DEEPでの阿部大治戦でも左手負傷で1R TKO負けで、現在2連敗中だ。再起戦で勝利を掴み、GRAND王座次期挑戦の権利を得ることが出来るか。
対する川中は、2010年のDEEPフューチャーキングトーナメントミドル級で優勝。2011年にプロデビューし、MMA16勝7敗と大きく勝ち越している。潜在能力は確かなものの怪我により長く勝利から遠ざかっており、NCの試合を経て、2020年12月の竹川光一郎との再戦(初戦は川中のローブローによりNC)で1R TKO勝利で2年半ぶりの白星を掴んでいる。BRAVE仕込みの得意のがぶりからのチョークが炸裂するか。
▼GRACHANバンタム級 5分3R
手塚基伸(第3代GRACHANバンタム級王者/シークレットベースドミネート・コブラ会)
竹本啓哉(第5代GLADIATORバンタム級王者/ ALIVE)
バンタム級では、ともに4連勝中の手塚と竹本が激突する。
手塚は、UFC参戦経験を持ち、第3代GRACHANバンタム級王者、初代HEATバンタム級王者に輝いた強豪。GRACHAN、HEATを経て、2019年6月から修斗に参戦し、奇天烈に肩固めで一本勝ちを飾ると、11月に小野島恒太に判定勝ち、2020年1月に魚井フルスイングに負傷TKO勝ちと修斗3連勝を飾った。2020年3月の修斗で安藤達也と対戦予定であったが不運にも大会中止に。2021年4月に、大阪のリングで約8年ぶりにPANCRASEに復帰し、PANCRASEバンタム級10位の土肥潤を相手に判定勝利した。
対する竹本はGLADIATORバンタム級王者。2019年4月にキム・ジンクックを1R リアネイキドチョークで極めると、同年7月に上嶋佑紀に判定勝ち、2020年2月も神田T800周一に判定勝ち。2021年2月には清水俊一も判定で下し、GLADIATORバンタム級王座防衛に成功している。王者として、RIZINの同級GP参戦をアピールしていたが、落選。MMAグラップリングを武器とする手塚を相手に、柔術ベースの竹本はいかに戦うか。
▼GRACHANライト級 5分2R
植田 豊(リバーサルジム新宿Me,We)
林 RICE 陽太(パラエストラ東大阪)
植田は2020年に2勝2敗。2009年DEEPフューチャーキングトーナメント優勝の植田は、DEEPを主戦場としていたが一度は引退。2019年1月に、約5年のブランクを経て「Wardog Cage Fight 20 x GRACHAN 38」でカムバックし、モンゴルの豪腕ブレンゾリンク・バットムントに判定勝利。
2019年12月の「GRACHAN42×GLADIATOR011」では、GRACHANライト級王者・山本琢也に挑戦するも敗戦。以降もGRACHANに継続参戦し、小谷直之には判定負けも、岸本篤史、藤村健吾に勝利するなど実力を見せてきた。前戦2021年2月の大阪大会では、佐々木信治と対戦し、テイクダウン、左右の連打で攻勢になるも、左ストレートでダウンを奪われパウンドでTKO負け。GLADIATORライト級暫定王座を逃している。
対する林RICE陽太は、修斗を主戦場としてきたパラエストラ東大阪初の生え抜きプロ。アマチュア修斗全日本選手権大会3位でプロ昇格を果たし、2019年9月に鬼瓦にチョークで一本勝ちすると、2020年1月に峯望実に1R KO勝ち。同年7月に石田拓穂にも1R TKO勝利で3連勝を飾るも、2020年12月に西川大和に2R TKO負けを喫した。
柔術紫帯の組み技、サウスポー構えからの前手の右フックも強力な林と、抜きん出た組み技の強さを誇る植田との好カードだ。
▼GRACHAN無差別級5分2R
荒東”怪獣キラー”英貴(パラエストラ大阪)
田馬場貴裕(ねわざワールド品川)
タイの「Full Metal Dojo」で2連勝し、2021年4月の「GRACHAN47」で誠悟に判定勝利したヘビー級ファイターの荒東“怪獣キラー”英貴が参戦。無差別級で田馬場貴裕と対戦する。
▼GRACHANグラップリングルール 75㎏以下契約 4分2R
中山 巧(パラエストラ大阪/第3代K.O.Pフェザー級王者/元KOTC世界ライト級王者)
岸本泰昭(コブラ会/元GLADIATORライト級王者)
また、47歳にして鋼の肉体を誇る元フェザー級キング・オブ・パンクラシスト&元KOTC世界ライト級王者のタクミこと中山巧が、75㎏契約のグラップリングルールで参戦。元GLADIATORライト級王者の岸本泰昭と大阪グラップリング対決に臨む。
なお、今大会は1部が本戦、2部が「GRACHANチャレンジ」となる。
GRACHAN49
2021年8月8日(日)176BOX
開場12:30 開始13:00
▼GRANDウェルター級次期挑戦者決定戦 5分3R+延長1R
レッツ豪太(初代GLADIATORウェルター級王者/総合格闘技道場コブラ会)
川中孝浩(BRAVE)
▼GRACHANバンタム級5分3R
手塚基伸(第3代GRACHANバンタム級王者/シークレットベースドミネート・コブラ会)
竹本啓哉(第5代GLADIATORバンタム級王者/ ALIVE)
▼GRACHANライト級5分2R
植田 豊(リバーサルジム新宿Me,We)
林 RICE 陽太(パラエストラ東大阪)
▼GRACHAN無差別級5分2R
荒東”怪獣キラー”英貴(パラエストラ大阪)
田馬場貴裕(ねわざワールド品川)
▼GRACHANグラップリングルール 75㎏以下契約 4分2R
中山巧(パラエストラ大阪/第3代K.O.Pフェザー級王者/元KOTC世界ライト級王者)
岸本泰昭(コブラ会/元GLADIATORライト級王者)
▼GRACHANバンタム級5分2R
今村 豊(総合格闘技宇留野道場)
池田貴一(カルペディエム福岡)
【参戦予定選手】
高橋謙斗、他
第23回 GRACHAN Challenge
GRACHAN本戦を目指す選手発掘を目的とした「GRACHAN Challenge」が「GRACHAN49」内で開催される。
2021年8月8日(日)176BOX
当日計量日
大会出場費/抗原検査費(1回)7,000円※検査は写真対応可
申込み締切:7月17日 ※参加人数により早めに締め切り。
申込フォームから応募