2019年大晦日以来の復帰戦に臨む石渡。いきなりの大一番となる(C)RIZIN FF
2021年6月13日(日)東京ドーム『Yogibo presents RIZIN.28』に出場する全選手のオンライン個別インタビューが、11日(金)に行われた。
第6試合のバンタム級トーナメント1回戦5分3Rで、井上直樹(Serra Longo Fight Team)と対戦する石渡伸太郎(CAVE)が、インタビューに答えた。
「体重をしっかりコントロールしようっていう心境です」
――対戦相手の印象はどうですか?
「また最近、映像を見直して『強いな』という印象です」
――どんな試合展開になると予想しますか?
「どういう展開になるかは言えないですが、どう転んでもどうなっても、めちゃめちゃファンの人が喜ぶ試合になると思います」
――バンタム級トーナメントに優勝してその先のビジョンはどの様に見ていますか?
「優勝して、そこから先はまだ言えないですが、大きいビジョンがあるので、まだまだこっからだと思っています」
――久しぶりの試合で減量の調子はどうですか?
「減量はけっこう前もって、けっこう年齢も重ねてきたのでいつもより水抜き分を少なくしているので、その分いつもより絞れていますね」
(写真)前日計量は2度目でリミットちょうどの61.0kgでパス
――東京ドームという舞台にはどんな印象がありますか?
「印象は凄い舞台だと思っています。特別な場所ですよね。将来、子供に東京ドームで試合をしたんだよって言ったら“すげぇ”って言われると思うので、そういう場所だと思いつつもそれに浸ることなく自分の仕事をしっかりしたいと思います」
――優勝候補一人の井上選手との試合はご自身にとってどんな決意で臨みますか?
「優勝候補の井上選手を倒すので、僕が優勝候補という認識で改めて下さい」
――今回「ナメられている」など怒りの感情を言葉にすることが多かったですが、メンタルのコンディションを作っている中でまだ怒りはあるのでしょうか?
「正確に言うと前戦の自分の不甲斐ない試合によって、いろいろな人から評価を下げられたと思っています。井上選手もそう思っていると思うので、そういった自分の不甲斐なさに頭来ているところがあるので、それを井上選手にぶつけるってところですね」
――その怒りのパワーはポジティブな形で試合に出せると?
「そうですね。大丈夫です」
(写真)計量後、自身のSNSには「計量パスしました! げっそりパンツ脱ぎはいつも通りなので安心して下さい。しっかり準備出来ています」と投稿
――久しぶりの試合で身体的によくなった部分や不安はありますか?
「久しぶりな試合のはずなんですが、ずっとやってきているので、ここへ来るまでにいろいろなことをやって来ても久しぶりだって感覚に全然ならないんです。きっとリングに上がった時も同じように出来ると思っています。コンディションは休んだ期間があったのでよくなっています」
――前回のRIZINバンタム級グランプリと今回のグランプリではお子さんや愛犬含め、ご家族が増えて、その辺りで前回のグランプリと比べ今回のグランプリに臨む心持ちはどの様にかわりましたか?
「前回は自分のやりたいことを追求していたところから、今回は生活費を稼ぐぞっていうモチベーションがあります(笑)」
――お子さんに「東京ドームで試合したんだぞ」と、パパとして格好いい所を見せたいという気持ちもありますか?
「将来、娘に自慢できるような試合にしたいですね」