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2021年6月10日(日本時間11日)に米国ニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートにて開催される「PFL2021#04」の計量が9日(同10日)、同地にて行われた。
五輪2連覇、女子プロボクシング8冠(11戦無敗)からMMAデビュー戦に臨むクラレッサ・シールズが、154.8lb(70.21kg)で計量をパス。グラップラーのブリトニー・エルキンは155.4lb(70.03kg)で同じく計量をパス。
会見で、「女子MMAは男子MMAと同じように受け入れられており、女子が最大のカードのヘッドラインを務めることは珍しいことではありません。しかし、女子ボクシングではこれ以上の扉は開かないでしょう。何年もボクシングで頑張ってきたのだから、何かに一生懸命になるのなら、せめて“自分が蒔いた種を刈り取らせてほしい”」と女子ボクシングの不遇な状況を訴えていたシールズ。
計量後は、「この機会を与えてくれたPFLに感謝します。エルキンが何をしてくるか、気にしていません。これまでも『1RにKOする』とか『2Rで倒す』とか言われたけど、決して負けたことはありませんでした。また同じようになることを願っています。明日はレスリング、ボクシング、ストライキングを見せます」と、意気込みを語った。
ライト級でアレックス・マルチネスと対戦予定だったアンソニー・ペティスが欠場。マルチネスがナタン・シュルチと対戦することが発表された。現地報道によるとペティスは「病気により欠場」となっている。
ペティスは6月25日(日本時間26日)に開催される「PFL2021#06」でハウシュ・マンフィオと対戦することも併せて発表されている。
また、フェザー級ではジェシー・スターンと対戦予定だったランス・パーマーも、6月25日(日本時間26日)大会でモヴィッド・ハイブラエフとの対戦に変更。ハイブラエフと対戦予定だったシェイモン・モラエスが今大会でジェシー・スターンと対戦する。
カードがシャッフルされたPFL。計量ではクレイ・コラードと対戦するジョイルトン・ラターバッバが体重超過。また、モラエスと対戦するスターンも体重超過しているが、コラードとモラエスはプレーオフ進出を目指し、試合を行う。
PFL 2021 #4: Regular Season 計量結果
【Main】
▼女子ライト級 5分3R
クラレッサ・シールズ: 154.8lb(70.21kg)
ブリトニー・エルキン: 155.4lb(70.03kg)
▼ライト級 5分3R
カシアス・クレイ・コラード: 155.8lb(70.66kg)
ジョイルトン・ラターバッバ: 159.4lb(72.30kg)※体重超過
▼フェザー級 5分3R
バッバ・ジェンキンス: 145.6lb(66.04kg)
ボビー・モフェット: 146lb(66.22kg)
▼フェザー級 5分3R
ブレンダン・ラウネーン: 146lb(66.22kg)
タイラー・ダイヤモンド: 145.6lb(66.04kg)
【Prelim】
▼ライト級 5分3R
ナタン・シュルチ: 156lb(70.76kg)
アレックス・マルチネス: 156lb(70.76kg)
▼ライト級 5分3R
マーチン・ヘルド: 155.6lb(70.57kg)
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.4lb(70.48kg)
▼ライト級 5分3R
アクメト・アリエフ: 155.6lb(70.57kg)
ロイック・ラジャポフ: 156lb(70.76kg)
▼フェザー級5分 3R
シェイモン・モラエス: 146lb(66.22kg)
ジェシー・スターン: 146.8lb(66.58kg)※体重超過
▼フェザー級 5分3R
クリス・ウェード: 146lb(66.22kg)
アルマン・オスパノフ: 144.8lb(65.68kg)