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【K-1】高梨Knuckle美穂とMARIが因縁の再戦「いけるなって思った」というMARIに高梨「今回はぶっ倒す」

2021/06/04 11:06
 2021年7月17日(土)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社PRESENTS K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~ライト級タイトルマッチ』の記者会見が6月2日(水)都内にて行われた。  スーパーファイトのK-1女子ミニマム級3分3R延長1Rで、第2代Krush女子アトム級王者・高梨Knuckle美穂(Y'D GYM)vs元NJKFミネルヴァピン級王者MARI(ナックルズジム)が対戦。  高梨は2018年9月に『KHAOS』でプロデビューし、強打を武器に4戦全勝(2KO)。2019年5月の第2代Krush女子アトム級王座決定戦でC-ZUKAをKOして王座に就き、同年10月にはパヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ)を延長戦の末に降して初防衛に成功している。Krush女子アトム級王座は返上し、一階級上の女子ミニマム級に転向すると2020年6月の真美戦でダウンを奪って勝利。9月のK-1ではMIOを判定で降し、K-1の洗礼を浴びせた。戦績は7勝(2KO)無敗。  MARIは15歳でキックボクシングを始め、高校生でプロデビュー。2018年4月に百花を破り、NJKFミネルヴァ初代ピン級王座を獲得。シュートボクシングではMIO、MISAKI、女神といったトップクラスと拳を交えてきた。2020年11月にはぱんちゃん璃奈に判定で敗れている。戦績は11勝(1KO)24敗3分。  両者は今年3月のK-1で対戦し、高梨が延長戦の末に判定2-1(10-9×2、9-10)で辛勝したが、内容については物議をかもした。高梨は試合後、「勝ったから言うんですけれど、1月の終わりに眼窩底骨折をしちゃって、2月の初めに手術をしたんですよ。(その影響は?)自分ではあんまりないと思ってたんですけれど、もしかしたらあったのかなと思います」と明かしているが、決着をつけるためのダイレクトリマッチとなった。  会見でMARIは「前回K-1ルールが初めてということで慣れない部分があって負けてしまいました。高梨選手とはまたいつか再戦したいと思っていたところにダイレクトリマッチで再戦となったので、次は私が勝って完全決着をつけたいと思います」と、再戦は望むところ。  高梨も「こんな短いスパンで再戦を受けて下さり、MARI選手ありがとうございます。試合が終わってからは納得がいく勝ち方ではなかったので凄く落ち込んでいたんですけれど、再戦となってこれは白黒はっきりつけないとダメだと思ったので、倒して勝ちます」と、こちらも再戦に意欲を燃やす。  前回対戦しての互いの印象は、「自分が思っていた以上にかみ合うと思いました」(MARI)、「試合が上手かったです。正直打ち合いで引いたところもありました。今度は打ち合って倒して勝ちます」(高梨)というもの。  どんな形で決着を付けたいかを聞かれると、MARIは「お互いナックルという名前を持つので、パンチで決着をつけたいです」、高梨は「ストレートでぶっ倒すのが理想です」と両者ともパンチで決着を付けたいとした。  苦戦を強いられた高梨に、相性が悪いのではと聞くと「上に上がって行くには、どんな選手にも勝たないといけない。相性が悪くてもかみ合っていけるように自分が前に出ないといけないと思います」と、例え相性が悪い相手でも勝たないと上にはいけないとする。また、苦戦した理由は「理解できています。今回は必ずいい動きで倒します」と、二の轍は踏まないと答えた。  最初の記者会見では弱気な態度と発言だったMARIだが、今回は堂々とした態度で闘志も見えた。前回の対戦で自信を付けたのかと聞かれると「そうですね。いけるな、って思いました」ときっぱり。  それを聞いた高梨は不敵な笑みを浮かべ「ナメられていますが、ナメられるような試合をしちゃったと思うので、今回はぶっ倒します」と、KOで完全決着を付けると言い放った。
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