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2021年6月27日(日)に丸善インテックアリーナ大阪で開催される「Yogibo presents RIZIN.29」で、矢地祐介(フリー)と対戦(71.0kg契約・5分3R・ヒジあり)する川名“TENCHO”雄生(北海しゃぶしゃぶ湘南藤沢店)が2日、所属するしゃぶしゃぶ店で“公開練習”を行った。
ミートスライサーの前に立った川名“TENCHO”雄生は、おもむろに冷蔵庫のなかの食材を取り出すと、そこには対戦相手の矢地祐介の写真がプリントされたラム肉が。
「矢地、お前のことをスライスしてやる! 0.01ミリでな!」と宣言しながらも、なぜか肉はスライスせず、調理場からホールに移動した川名は、無音で「恋ダンス」を見事に完遂。謎の“公開練習”を終えた。
その後、インタビューに応じた川名は、リングネームを「川名“TENCHO”雄生」に、所属を「北海しゃぶしゃぶ湘南藤沢店」とすることを宣言し、コロナ禍のなか、厳しくも喜びのある飲食店経営と、矢地戦について、そして、「全試合ヒジ打ちあり」に伴うワセリン導入について、持論を語った。
川名は、北米PFLを舞台に強豪と鎬を削ると、2019年1月の国内復帰戦となる修斗で岡野裕城に判定勝ち。さらに2020年7月にはキャプテン☆アフリカを右ストレートで1R KO。プロ修斗世界ライト級王座に就いた。2020年9月にRIZINに初参戦し、武田光司と接戦の末、スプリット判定で敗れており、今回の矢地戦でRIZIN初白星を目指す。