2021年6月20日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2021 act.3』の追加対戦カードが発表された。
出場が決定していたSB日本スーパーフェザー級王者・笠原弘希(シーザージム)は3階級制覇を目指して西岡蓮太が王座に君臨するライト級に階級をアップ、その初戦で古村匡平(FURUMURA-GYM)と対戦する。
笠原はSB次期エース候補として期待され、2018年9月、SB日本フェザー級王座決定戦で元貴を下して王座を獲得。6月大会では前SB日本スーパーバンタム級王者・ 内藤大樹との接戦を制し、2019年9月のSB日本スーパーフェザー級タイトルマッチでは王者・深田一樹を2RKOで下して二階級制覇を達成した。12月の新日本キック対抗戦では重森陽太のヒジ打ちによるカットでTKO負けを喫したが、2020年2月には前口太尊に大激闘の末にTKO勝ち、11月には元MMAファイターのハルク大城にも勝利。さらに今年2月にはKNOCK OUTーREDスーパーライト級王者スアレックに2RでTKO勝ちし、周囲をあっと驚かせた。
古村は幼少の頃よりムエタイを学び、父親が代表を務めるFURUMURA-GYMで本場タイからムエタイの名トレーナーを招き、弟の古村光と共に強さ磨いている。ムエタイ仕込みの強烈なミドルキック、ヒザ蹴り、パンチを武器に、今年5月22日のKNOCK OUTでは麻火佑太郎に判定勝利したばかり。西岡が優勝したKNOCK OUT無法島GRANDPRIXでは1回戦で丹羽圭介を破る番狂わせを起こし、準決勝ではバズーカ巧樹に敗れるも3位となった。
現在3連勝、SB三階級制覇に乗り出す笠原にまたもKNOCK OUTからの刺客が立ちはだかる。