2021年5月22日(土)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2021 vol.2』の前日計量&記者会見が、21日(金)都内にて正午より行われた。
第1試合のKNOCK OUT-BLACK女子45.0kg契約2分3Rで対戦する、川島えりさ(クロスポイント吉祥寺)は44.8kg、斎藤千種(白山道場)は44.6kgで計量をそれぞれパス。
川島はアマチュア大会を経て17歳でプロデビュー。ぱんちゃん璃奈とデビュー戦同士で対戦し、2度のダウンを奪われて敗れたが、ぱんちゃんに得意のパンチで鼻血を出させ、最後まで逆転を狙って戦い続けた。当時はまだ珍しかった“JKキックボクサー”として注目を集めたが、練習中に左手首を骨折したまま試合に出ており(バンテージを巻けば痛みがなく試合には支障がなかったと本人)、試合直後に手術をしたため完治するのに1年を要した。加えて大学受験もあったため、2020年12月に1年10カ月ぶりの復帰戦を行い、ねこ太に判定3-0(29-28×2、30-28)で勝利。
まだ19歳で、アパレルブランドのマリオンアパレルのモデルとして「あの可愛い女の子は誰だ?」とネットで話題になった。今回のプロ3戦目は当初の相手から変わり、その相手にアマチュア大会で勝っている斎藤と対戦することに。
川島は「斎藤選手、4週間前の急な試合オファーを受けて下さってありがとうございます。第1試合から盛り上げたいと思いますので、注目と応援よろしくお願いします」と斎藤とファンに挨拶。斎藤は「大きな大会でデビュー戦をさせていただき、本当に嬉しく思います。明日は一生懸命頑張ります。凄く大きな舞台なので緊張していますが、一生懸命頑張ろうという気持ちです」と意気込みを語り、「川島選手には技術、経験とそういったところでは敵いませんが、道場で培った精神力、負けん気で頑張りたいと思います」と気持ちでぶつかるとした。
それに対して川島も「斎藤選手から評価をいただいたように、テクニックで負けるつもりは全くないのですが、明日はアツい試合をしたいと思っているので気持ちでぶつかりたいと思います。第1試合からぜひ会場に足を運んで見ていただけたらと思います。ツイキャスで観る方も第1試合から注目して下さい」と、持ち前のテクニックを見せることはもちろん、気持ちでぶつかり合いたいと応えた。
会見後、川島は自身のSNSを更新。「明日はテクニックでも負けず、熱い気持ちでぶつかりにいきます。前回の試合はOP(オープニングファイト)で会場に入っているお客さんが少なくて悲しかったので、今回は斎藤選手と川島えりさの第1試合から沢山の人に見て欲しいです。応援宜しくお願いします」と、“第1試合から見逃さないで!”と再度アピールした。
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