2021年7月17日(土)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』の対戦カード第一弾が、5月18日(火)都内にて行われた記者会見で発表された。
スーパーファイトK-1ライト級3分3R延長1Rで、第8代Krushスーパー・フェザー級王者・西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と竜樹(WSRフェアテックス三ノ輪)が対戦。
西京はK-1甲子園2016 -60kgで優勝し、2017年4月にプロデビュー。4戦目でレオナ・ペタスに判定で敗れたが、2019年3月にわずか7戦目にして島野浩太朗を破り、18歳で第8代Krushスーパー・フェザー級王座に就いた。しかし、同年9月の初防衛戦で再びレオナに敗れて王座を失い、2020年9月の再起戦でも横山朋哉に敗れて連敗。ライト級に階級を上げると今年3月のK-1で篠原悠人から判定2-1で勝利をもぎ取った。戦績は7勝(2KO)3敗。
竜樹は2018年11月にK-1 JAPAN GROUP初参戦で2連勝するも、2020年11月のK-1福岡大会で水町浩に延長戦で判定負け。WSRフェアテックス九州からWSRフェアテックス三ノ輪に所属を変えての今年3月のKrushでは、SEIYAを判定2-0で降した。戦績は4勝(1KO)4敗3分。
20歳の西京は「2試合連続K-1で試合ができることを嬉しく思っています。今回の試合のテーマとしては、しっかり倒して弾みをつけて、来年にはタイトルマッチに絡めるような実力をつけることです」とKO宣言。21歳の竜樹は「前回の福岡大会と今回の福岡大会、2大会連続で出場できることになって嬉しいです。前回は負けてしまったんですけれど、今回はしっかり勝ちに行こうと思います」と福岡大会での初勝利を狙う。
お互いの印象を聞かれると、西京は「2~3試合見ました。パンチも蹴りもバランスのいい選手だなと思いました」、竜樹は「自分より若くて、試合も何個か見たんですけれど、穴が少なくて攻略しにくい選手だなという印象です」とそれぞれ評する。
ライト級での初戦について西京は「階級を上げて減量もラクになって、コンディション調整も凄く上手くできて。パワー差もそんなに感じなかったので、凄くいい手応えがありました」と自信のコメント。一方、竜樹は九州から三ノ輪に所属を変えたことで「三ノ輪には現ライト級王者ゴンナパー選手もいますし、プロ選手がとても多いので、まずスパーリングをする量が増えたなっていうのが一番の収穫っていうか、自分が今いいなと思っている点ですね」と自信を付けている真っ最中。
そして西京が「初めて福岡で(試合を)やるんですけれど、やることは変わらないので、いつも通りしっかりやって、しっかり倒したいと思います」と言えば、竜樹も「地元福岡ということで普段東京へ試合を見に来れない人とかも見に来てくれるので気合いが入りますし、前回ああいうふうに負けちゃったので今回はしっかり倒して勝ちたいと思います」と、倒したいと口を揃えた。