(C)PANCRASE
2021年6月27日(日)東京・新木場USEN STUDIO COASTで開催される「PANCRASE 322」の2カードが発表された。
▼ライト級 5分3R
松岡嵩志(パンクラスイズム横浜)7位・13勝10敗1分
粕谷優介(総合格闘技道場CROWN)6位・10勝6敗2分
ライト級6位の粕谷は、修斗、Legend FC、PXC、UFCを経てPANCRASE参戦。2017年にフェザー級で松嶋こよみ、ISAOに判定負けも、2019年4月にライト級で菊入正行を61秒 TKO。同年9月にサドゥロエフ・ソリホンと暫定王座戦に臨むも2R TKO負けで戴冠を逃した。今回は1年9カ月ぶりの再起戦となる。
7位の松岡は、2019年は7月に平信一、11月に岸本泰昭に判定で連勝も、2020年は新型コロナウイルスの影響で試合が出来ず。1年7カ月ぶりの復帰戦に臨む。
粕谷は左右どちらでも戦え、サウスポー構えからの右の蹴り、打撃の圧力からのニータップ等テイクダウンのタイミングも流れのなかにある。
松岡はオーソドックス構えから奥の手の右手が長く、組みヒザなど際の打撃も強い。前戦で岸本に金網際での攻防でも上回っての判定勝利と、組みの展開も厭わない。
両者ともに1年半以上の時間を経ての試合。溜まりに溜まったエナジーをぶつけるのに相応しい相手を得て、どんな進化を見せるか。試合間隔が空いた為に6位と7位だが、本来ならライト級上位である2人の実力者対決に注目だ。
▼無差別級 5分3R
佐藤光留(パンクラスMISSION)24勝24敗4分
渕上幹斗(DESTINY JIU-JITSU)※デビュー戦
佐藤は、2017年8月の桜井隆多戦以来、4年ぶりPANCRASE参戦。MMAは2018年5月のTFC以来、約3年ぶりとなる。対する渕上は、MMAデビュー戦。2019年の全日本ブラジリアン柔術選手権紫帯ウルトラヘビー級優勝、柔道&柔術の猛者だ。これまでジョシュ・バーネット戦やジョナサン・アイビー戦など無差別にこだわりを見せてきた佐藤は、グラップラー渕上を相手に無差別スペシャリストの強さを見せるか。