チェ・ホンマンが巌流島に初参戦、ロッキー川村は大巨人を攻略することができるか
5月11日(土)、千葉・舞浜アンフィシアター『巌流島 世界武術王決定戦 2019 in MAIHAMA―序幕―』に、チェ・ホンマン(韓国)の参戦が決定した。
ホンマンは身長218cm、体重150kgの体格を誇り、韓国相撲シルムでは日本の相撲の横綱に相当する天下壮士の称号を持つ。
2018年11月、マカオで開催された『MASFIGHT』で175cm、76kgのイー・ロンにKOされたホンマン
K-1に転向し、2005年3月にK-1韓国大会でデビュー。トーナメントで若翔洋、曙らを破って優勝した。その後もボブ・サップ、セーム・シュルト、マイティ・モーらを破る活躍を見せた。2006年12月からはMMAルールでも試合を行い、2007年大晦日の『やれんのか!』ではエメリヤーエンコ・ヒョードルとも対戦している。日本での試合は2015年7月の『ROAD FC』日本大会でカルトス・トヨタにKO負けを喫して以来。
今回、ホンマンの対戦相手に選ばれたのはロッキー川村(パンクラスイズム横浜)。180cm、80kgの体格を持ち、強烈なパンチ力でデビュー当初から注目を集め、第11代と第13代パンクラス・ミドル級王者、第4代パンクラス・ライトヘビー級王者に輝いている。近年は映画『ロッキー』の主人公になり切ったキャラクターで、様々な団体で活躍中。
巌流島は1Rに押し出し(転落)3回で一本となるため、韓国相撲出身のホンマンにとってはかなり戦いやすいルールとなるだろう。
また、ジャッキー・チェンの映画でおなじみの「酔拳」を実際に使うという今野淳が初参戦。今野は巌流島でカマキリ拳法の使い手として活躍した瀬戸信介の弟弟子。対戦相手は、巌流島トライアウトや手合わせ稽古会の常連で、普段は芸人やイベントMCを務めている大ももちと対戦。
常連のムエタイ戦士クンタップ・チャロンチャイは、無敗の喧嘩師だという伊藤澄哉との対戦が決まった。伊藤は地下格闘技『益荒男』と『飛車角』の王者で、17勝(15KO)無敗とのこと。
<決定対戦カード>
▼無差別級
チェ・ホンマン(シルム/韓国)
vs
ロッキー川村(パンクラシスト/日本)
▼無差別級
伊藤澄哉(喧嘩師/日本)
vs
クンタップ・チャロンチャイ(ムエタイ/タイ)
▼無差別級
今野淳(酔拳/日本)
vs
大ももち(ニャンニャン拳法/日本)