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インタビュー

【KRUSH】高梨knuckle美穂「階級や性別に関係なく、KRUSH王者に相応しい“壊す”試合をする」vs C-ZUKA「正直、高梨選手は怖いけど穴はある。勝つためにやるべきことをやる」=5月18日(土)「K-1 KRUSH FIGHT.101」

2019/04/27 02:04
5月18日(土)「K-1 KRUSH FIGHT.101」後楽園ホール大会で、高梨knuckle美穂(Y'ZD GYM)とC-ZUKA(T-GYM)が「第2代K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級王座決定戦」に臨む。 C-ZUKAは初代NJKFミネルヴァ・アトム級王者。女子アトム級では長身となる165cmの長い手足から繰り出すパンチ・蹴りを武器に、KHAOS・Krushでも2連勝を収め、K-1ルールへの対力の高さを見せた。 対する高梨は2018年9月の『KHAOS』でプロデビュー。福原優を左右のフックで3R KOに仕留めて注目を浴び、12月には現役女子高生ファイター・MOEからも同じくパンチでダウンを奪っての判定勝利。女子アトム級とは思えないパンチ力でデビューから2連勝、わずか3戦目にしてタイトル戦に漕ぎつけた。 試合を決めるのは高梨の強い“ナックル”か、C-ZUKAの長い蹴りとスタミナか。クラッシュ必至の一戦だ。 高梨knuckle美穂「最短でアトム級のベルトを獲る」 ──昨年12月のMOE戦はダウンこそ取ったものの、倒しきる試合はできませんでした。あの試合を振り返っていただけますか? 「動きが単調過ぎたし、ガードが低かったですね(苦笑)。ダウンを取れたことは良かったですが、あのダウンがなかったら危なかったと思いますし、とにかく反省点がたくさんみつかった試合です」 ――その反省点を踏まえて、今はどんな練習を続けていますか? 「ステップやガードを上げることを意識した練習、的確にパンチを当てられるように、攻撃を散らす練習もしています。試合が終わってから色々と考えて、トレーナーとも話し合いながら練習できたので、かなり収穫がありました」 ──では会見でも言われていた通り、いつ試合のオファーが来てもいいように準備を続けていましたか? 「そうですね。私は最短でアトム級のベルトを獲るつもりでいましたし、いつタイトルマッチのオファーが来ても大丈夫なように、ずっと仕上げていました」 ──対戦相手のC-ZUKA選手の印象はいかがですか? 「身長が大きい印象でしたけど、会見で横に並んだ感じだとそこまで大きいとは感じなかったですね。ただリーチはあると思うので、そこを上手く入っていければなと思います」 ──自分のパンチ力だったら、KO出来る自信はありますか? 「あります。それにプラスして練習でやっているテクニックも出していきたいですね」 ──プロキャリアはまだ3戦目ですが、タイトルマッチに選ばれて、周りの期待値やハードルも上がると思います。どんな試合をお客さんに見せてチャンピオンになりたいと思っていますか? 「絶対にKOしたいです。KOしなきゃベルトの価値は上がらないと思うので、KOで倒してチャンピオンになります」 ──高梨選手が考える理想のチャンピオン像はなんですか? 「女子アトム級でもKO出来る選手・チャンピオンとしてみなさんに覚えてもらいたいですね。階級や性別に関係なく、KRUSHのチャンピオンに相応しい相手を壊す・倒す試合をします」 C-ZUKA「先生自身が頑張っている姿を子供たちに見せないと、伝わらない」 ──会見でもお話されていましたが、最初にタイトルマッチの話を聞いた時は正直驚いたというのが一番でしたか? 「そうですね。他にもたくさん良い選手がいるので、私に来るとは思ってなかったですね」 ――とはいえC-ZUKA選手もKHAOSとKRUSHで二連勝中です。調子が上向いている手応えはありますか? 「自分が強くなっていることを実感するのは難しいんですけど、二連勝することができて、ちょっとづつでも成長しているのかなと思う部分はあります」 ──具体的にどこが良くなったと感じていますか? 「今まで自分で苦手なこととか克服しようと頑張ってたんですけど、中々出来なくて。でも周りから『そればっかりじゃなくて得意なことを伸ばせば良いんじゃないの?』と言ってもらえて、それで気持ちの面で変わったところがありました」 ──対戦相手の高梨選手の印象はいかがですか? 「あれだけパワーがあるので、率直に言って怖いです(苦笑)。最後までリングに立っていたいというのが正直なところなんですけど……。でも2試合同じ興行に出て、高梨選手の試合を見させてもらって、穴はあると思っているのでいけるかなって思います。強敵ではありますけど、自分が勝つためにやるべきこと、それに集中して練習しようと思います」 ──C-ZUKA選手はKRUSH参戦前に別の団体でタイトルを獲っていますが、前回ベルトを巻いていた時と比べて、どんな違いがありますか? 「過去に別の団体でベルトを巻いた時はキャリアも浅い中で獲れたベルトだったので、正直ベルトは持っていましたけど、自信はあんまりなかったです。それから試合を重ねて、今回は自信を持ってベルト巻きたいという想いがあります。高梨選手はパンチ、私は蹴りが得意なので、蹴りとパンチが上手く噛み合って面白い試合が出来れば良いかなって思ってます」 ──普段C-ZUKA選手は保育士として働いていることでも知られていますが、教え子の存在はモチベーションになっていますか? 「例えばお遊戯会や色々な行事ごとがあって、先生として子供たちにも頑張ってもらわなければいけないことってたくさんあるんです。それを言葉で説明するんですけど、それがどこまで伝わってるのかは分かりません。でも何より先生自身が頑張っている姿を子供たちに見せないと、伝わらないと思っているので、私が格闘技で頑張ってるところを見せて子供にも何か伝わればいいかなと思ってます」
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