(C)SUSUMU NAGAO / SUSTAIN
毎年恒例となったプロフェッショナル修斗初夏の大阪決戦が、2021年も6月20日(日)にメルパルクホールOSAKAにて開催される(※【追記】「緊急事態宣言」の再延長により、7月4日に延期)。
第1弾の発表カードは世界フライ級王者・福田龍彌(MIBURO)が、21歳・新世代最恐のチャレンジャー“スーパーノヴァ”平良達郎(Theパラエストラ沖縄)の挑戦を受ける世界戦が決定した。
福田は2019年6月に亀島聖児に判定勝利後、9月に渡辺健太郎を1R TKO。2020年7月の大阪大会で、DEEP&PANCRESEで王者となり国内3本目のベルト獲得に意欲を燃やす“浪速のヒットマン”前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組)との暫定王者決定戦に臨み、カーフキックで前田の右脚を破壊し、パウンドアウト勝利。世界フライ級暫定王座に就いた。
2021年1月に第6代世界フライ王者・扇久保博正(パラエストラ松戸)の返上を受け、第7代世界フライ級正規王者に認定。暫定王者から正規王者となり、プライベートでも第一子の誕生が重なるなど、公私にわたり充実期を迎えた福田が地元関西で防衛戦に臨むこととなった。
その福田の初防衛の相手はデビュー以来8連勝、プロ、アマ通じて未だ無敗の“スーパーノヴァ”平良達郎だ。
平良は今まで劣勢どころか、競った展開さえ見せた事がない上に、3月の後楽園大会では福田が3Rかかった前田吉朗を61秒、リアネイキドチョークで秒殺。元世界王者“修斗ジャッキー”松根良太が手塩にかけて育てた超新星が、沖縄初の世界王座獲得に向けて王手を掛けたことになる。
最恐の挑戦者を迎え撃つ世界王者・福田が平良を返討ちにするか? それとも平良が無敗のまま世界王者となるか? 上半期最高の対戦カードが大阪で実現する。
その他にも関西オールスターはもちろん、他地区からも大挙参戦が予定されている今大会は二部制(第一部:13時開始、第二部:16時半開始)での開催が決定。5月上旬にチケットが発売される。今大会も大阪府の条例に基づき新型コロナウィルス感染予防対策として座席数を減らしての開催となる。
【決定対戦カード】
▼世界フライ級チャンピオンシップ 5分5R
福田龍彌(王者・初防衛戦/MIBURO)
平良達郎(挑戦者・同級1位/Theパラエストラ沖縄)