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インタビュー

【ONE】ダナハー直伝の足関節勝負も反則の顔面蹴りを受けた中原由貴「ここで足踏みはしたくない」

2021/04/16 23:04

中原「ホテルで謝罪され、『お互いここからだな』と」

──この試合を終えての率直な気持ちをお聞かせください

「なんか、複雑な気持ちです。ルールが違えば負けていた。ただ、ルールが違えば、レッグロックのトライもやり方を変えていたので、そこは深く考える必要がないのかも知れませんが」

──あの位置で蹴られないことを想定して足関節に入っていたと。この試合で出せたこと、出せなかったことはどんなことでしょうか。

「この試合は、出せていない事も多かったけれど、試せた事も多かったです。組技に関しては不細工ではありましたが、本番の緊張感の中で試運転できてよかったと思っています」

──相手の選手と対峙してみての感想を教えてください。

「思いっきりの良い選手でした。ハンドスピードとパンチの重さがすごく、プレッシャーを感じました。そのプレッシャーで、思ったようにいかない事もいくつかありました」

───リマッチを望みますか? それとも次に戦いたい選手はいますか?

「正直すぐに再戦といわれてもピンとこないですね。負けている展開での出来事だとは思っていないし、確かに歯切れは悪いけれど、ここで足踏みはしたくないです。それに、この試合で色々と分かった事や掴めた物がある。それを持ってランカーに挑みたいのが率直な意見です。再戦はお互いが上に登ってからでもいいかなって感じです。ノーコンテストになっていたり、負けている状況で(反則の攻撃が)あったなら、やらなければならないというか、やりたいと思っていたと思います」

──試合後に対戦相手との会話はありましたか?

「ホテルでPCRを受ける時に、会話をしました。イリーガルショットに対して、コーチ、相手から謝罪を受け、その他に関しては『お互いここからだな』的な感じの会話でした。お互いにカタコトなんで、深い話はできてないです(苦笑)」

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