2021年5月15日(土)福岡・天神チクモクビル・大ホールにて、“キックの鉄人”藤原敏男によるキックボクシングセミナーの開催が決まった。翌5月16日(日)さざんぴあ博多で開催される『九州プロキックボクシング vol.3』の開催を記念して行われるもので、当日はプロを目指すファイター、アマチュアファイター、そして指導者まで役立つ内容のセミナーを予定。
藤原は21歳で目白ジムに入門すると“鬼の黒崎”こと黒崎健時会長の指導を受け、入門からわずかわずか3カ月でプロデビュー。1971年11月に初代王者決定トーナメントで優勝し、全日本キックボクシング連盟初代ライト級王者に。以後、強豪タイ人との試合を重ねてムエタイの本場タイのラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムでも活躍。現役王者やランカーから次々に勝利を収め、1978年3月にはモンサワンをKOし、ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王座を奪取。ムエタイの歴史上初の外国人同スタジアム王者となった。
藤原は「九州の皆さん、こんにちは。いま九州では多くのキック大会が開催されて、有望なジムさんや選手たちが続々と育っているようですね。今回「九州プロキック」の渡邉代表からお招きいただき、九州におけるキックボクシング普及と皆さんのご発展に、私も微力ながら協力させていただくことになりました。明日のチャンピオンを目指すファイターたちはもちろん、指導者の皆様にも役立つようなプログラムを考えました。ぜひ皆さん、ふるってご参加ください。九州の皆さんに会えるのを楽しみにしています」とメッセージを送っている。
◇講師プロフィール
藤原敏男(ふじわら・としお)
1948年3月3日生、岩手県宮古市出身。21歳のとき、“鬼の黒崎”こと黒崎健時が主宰する「目白ジム」に入門し、1969年10月にプロデビュー。1971年11月5日、日本武道館で玉城良光を判定で下し、初代全日本ライト級王座を獲得。1972年4月のタイ遠征試合を皮切りに、ムエタイの殿堂ラジャダムナン、ルンピニーの2大スタジアムと日本のリングでを股に掛けて、本場ムエタイのトップファイターたちと激闘を展開。1978年3月18日、後楽園ホールでモンサワン・ルークチェンマイ(タイ)を4RKOで破り、タイ国ラジャダムナンスタジアム・ライト級王座を獲得。ムエタイ史上初の外国人チャンピオンに輝く。また、1973年3月29日には、キックボクシングに転向してきた元プロボクシング世界フェザー級王者の西城正三と対戦し、3RKOで退けている。1983年2月に引退。通算戦績は141戦126勝(99KO)13敗2分。その後、格闘技界からは離れていたが、1997年に「藤原敏男スポーツジム」を設立。WKA世界ムエタイ・ライト級王者の小林聡を筆頭に前田尚紀、山本真弘、中村高明ら多くのチャンピオンを育て上げている。
【セミナー概要】
◇日時
2021年5月15日(土)18:00?19:30
※17:00より受付開始
◇会場
天神チクモクビル・大ホール
福岡県福岡市中央区天神3-10-27 tel.092-715-3250
http://hall.chikumoku.co.jp/
<アクセス>
地下鉄「天神駅」電停より徒歩8分/西鉄「福岡駅」より徒歩8分/西鉄バス「天神バスセンター」より徒歩8分/西鉄バス「那の津口」より徒歩1分
◇参加費(税込)
一般(高校生以上):3,000円中学生:1,500円小学生以下:無料
※ご観覧のみの方も参加費が必要となります。
◇参加お申込み方法
・下記「九州プロキックボクシング」オフィシャルサイトより、藤原敏男セミナー→参加申込みフォームに必要事項をご入力の上、お申し込みください。
https://www.kyushuprokickboxing.info/
・お電話によるお申込みも可能です。
◇セミナー内容
・藤原氏が直接参加者に指導する「実技」と、藤原氏が語る「講義」の2部構成となります。また、参加者からの質問に藤原氏が答える「Q&Aコーナー」も予定しています。
・講義内容
①練習への取り組み方(ファイター向け/フィジカル強化の意味、防御や攻撃の強化の意識など)
②試合への心構え(ファイター向け/対戦相手の対策、減量、計量後の過ごし方など)
③選手の指導方法(指導者向け)
④指導者の心構え(指導者向け)
⑤Q&Aコーナー
◇当日に必要なもの
トレーニングウェア、タオル、ドリンク
※メモを取りたい方はノートや筆記用具をご持参ください。
◇ご注意
セミナーの動画撮影は禁止とさせていただきます。
◇お問合せ
九州プロキックボクシング(担当:渡邉)
tel.090-8391-6504